イセザキモールのすぐ裏手、裏・横浜中華街「福富町」の実態をもう少し伝えていこう。
昼間でも既に陰鬱な空気を漂わせる街並み。これが「福富町」。横浜が古い町ではなく海外に開かれた港町として発展してきた事が、この無国籍な街並みを作り出してきたのかも知れない。
中華料理屋か在日朝鮮系の店が目立つのみで、フツーに日本人向けの店が「マイノリティ」と化している。表通りでも人通りも少なく、真昼間でもなんだか物騒な空気が流れている。
福富町を中心とした伊勢佐木エリア一帯は横浜の市街地が横浜駅やみなとみらいにシフトし旧市街化してきたとともに韓国人やタイ・フィリピンなどの東南アジア系外国人の流入が目立ってきた。桜木町あたりから阪東橋あたりまでのオールドタウンがすべからく大開国状態。
この看板の掛かり方が既に日本式ではない。ここは香港のダウンタウンか。さらに、日が暮れるとますます怪しさを増すのだ。
夜も更けた頃、友人と二人で再び福富町界隈を訪れた。
...もう完全に海外旅行に来た気分だ。
既に道端には外国人女性娼婦が歩き回っている。我々が前を通りがかると、しつこい目線を送りつけながら誘い掛けてくるのだ。
「オニーサァン、アソビマスカァ?イイお酒アルヨ?」
当然のごとく無視を決め込んで足早に逃げるのであった。
娼婦だけではなく近所にある高級ソープランドやキャバクラの声掛けもかなり多い。犯罪の香りがプンプンするぜ!!うかつに近づくと危険な街だ。
だが、夕暮れ時に見るこの街並みの怪しさが美しく、しばし目を凝らして見とれてしまった。これが横浜DEEP・福富町の真髄。
この景色を見ると、中華街やみなとみらいがどうでも良くなる。いや本当。
退廃的で時間に取り残された街並みはある意味「美しい」。普通の「お洒落な横浜」の日常世界と隔絶された時間の流れがそこにはある。大阪では西成や鶴橋に求める情緒と同じものが横浜では福富町にあるのだ。
危うく救いを求めて教会に入ろうとしたところだったw





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