Amazon.co.jp ウィジェット 中国の植民地「池袋」 (2) 池袋中華街の生活 - 東京DEEP案内

そういえば東京に移住して気づいた事がある。

松屋やSガスト、それに首都圏で大増殖中の中華食堂「日高屋」のような所謂「お一人様向け」の飲食店に入る。するとそこで応対するのは大抵中国人か韓国人なのである。しかも片言どころではなくしっかりした日本語で接客しているのだ。

彼らの順応力と底知れぬ生命力は一体どこからやってくるのだろう。

我々のような平和な暮らしというぬるま湯に漬かったまま眠りこけて風邪を引いて死にそうな顔をしている日本人を尻目に、彼らはどんどん各地に根を生やしていく。一方で裕福な家庭のある日本人がニートやひきこもりになっている余裕のあるうちはいいが、そうこうしてるうちに仕事の椅子取りゲームにも知らぬ間に負けていて、社会のどこにもコミットできないのだ。

そして親類や友人にも頼れなくなった人間から順番に蟻地獄のように這い上がれない穴の中に吸い込まれる。それは「貧困ビジネス」というカテゴリーの商売が成り立っているからこそだ。派遣のピンハネとか敷金礼金ゼロゼロ物件(保証人不要)とかネットカフェ長期滞在割引とか090金融とか、都会には色んな罠が潜んでいる。

比べて、日本にやってくる出稼ぎの外国人がそういう目に遭っているという話はあまり聞いた事がない。一体、彼らと日本人とでは、何が違うんでしょう。

そういう与太話はさておき、再び池袋西口の北側の胡散臭い一帯をレポートしよう。

池袋西口の北側、ちょうどJR線に面する一角は駅至近にも関わらず広大な平面コインパーキングがあり、やけにここだけ視界が開けている。どうも曰くありげな土地だ。

池袋チャイナタウンはその駐車場の周辺にも密集している。そのほとんどが飲食店だが、マニアックな延辺料理の店も目立つ。「美食娯楽城」とあちらの漢字で書かれている所がなんとも萌える。この街はリアルチャイナだ。道を歩く人も中国人がちらほらいる。新大久保の韓国人ほど密度は高くないが。

延辺料理といえば中国と朝鮮が入り混じる中朝国境地帯の料理。羊肉串が有名だが、普通に犬鍋も出されている場合が多い。

こっちのビルはかなりの高密度で中国化している。単体の規模ではまだまだ大阪日本橋の「上海新天地」にかなわないが、比べて東京のチャイナタウンは広範囲に点在している。池袋だけに限らないのだ。

で、店の名前もそのまんま「東京中華街」wwww
こちらにも延辺料理の店があります。

飲食店やスーパーだけではなく中国人向けのパソコン販売店もある。

ところで、なぜ池袋にはこんなに中国人が多いのか。ふと疑問に思ったのだ。
山手線沿線ではワンルームアパートを探しても普通に6~7万の家賃を取られる。池袋西口であれば徒歩10分以上の場所だと意外に相場は下がるが、それでも身分のいい留学生か金持ちでもないと物価の高い東京への移住は通常難しいだろう。しかしそのハードルを下げている要因がある。

それが「ゲストハウス」の存在。
一般の賃貸マンションやアパート、貸家に共同生活という形で数人で入居して住ませる形式の住宅ビジネスが盛んに行われている。
特に池袋界隈にはゲストハウスの触れ込みで入居者を募集する広告やビラを頻繁に見かける。

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こんなビラが普通に貼られているんだから笑える。
普通、こんな場所に貼られているものを信じて大丈夫か?と思ってしまうがそれがまかり通るのが東京の面白さだ。

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こっちのケバケバしい広告、パチンコ屋の住み込み従業員でも募集してるのか、というノリであるが「1日800円!」という触れ込みは山谷のドヤ暮らしやネットカフェ難民を思えば恵まれている方なんだろう。こちらは中国人・韓国人ウエルカム!のようである。

池袋西口は少し駅から離れるとすぐに住宅街に入る。そういう場所にちらほらと「貧困ビジネス」の影を見ることができるのだ。

ちなみにインターネット上で相場を調べようとするとこのへんが参考になる。だいたいの相場だと40000円以上でようやく個室が与えられる感じだろうか。

しかし2万円台のゲストハウスとなると部屋が押入れになったりと色々面白い事になるので要注意だ。「ドラえもんみたいですが」って(笑)

ウサギ小屋どころか押入れまで生活空間にしてしまう「ゲストハウス」が密集する池袋の地。そこには性的需要と供給のバランスを取るシステムがふんだんに盛り込まれている。とにかく風俗店の数が半端なく多いのだ。

それに乗じて無料情報案内所の数もすこぶる多い。寝る場所は最低限でも遊びの金は残しておきたい、そんな独身男の思いが池袋の裏社会を支えているのか。それにしてもとんでもない蟻地獄だな。

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街を一巡すると、そこで生きる人々がどこで働き、どこで憂さを晴らし、どこで眠りに付くのかを想像する。ある意味、大阪の西成で見てきたものに近いかも知れない。街の性格は大きく異なるが、どうしようもない「流れ」は、共通しているように思える。
西成では日雇いドカタが身銭を稼ぐ手段だが、池袋ではそれがコンビニ店員だったり松屋の店員だったり量販店向けの日雇い派遣だったりするわけだ。

最後に、池袋では中国人女性も「生きる」ために必死だ。トキワ通り商店街のあたりでは夜な夜な中国人娼婦がうろついているそうな。新宿界隈が浄化された影響でこっちに流れてきたものが多いようだが、中華街もある池袋の方が「商売」がしやすいのかも知れないね。

参考記事
ブクロ炎上危機!? 旧正月迫る中、池袋チャイナタウン構想問題でにらみ合い続く

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