東京を代表する鉄道機関である山手線も、池袋を過ぎ山の手三大都心区間を抜けると、いきなり微妙な雰囲気の駅が連続する。大塚、巣鴨、駒込、田端、西日暮里...と、山手線に詳しい人でも最後までこのへんの駅の名前や順番が覚えられなかったりと随分マイナー扱いされるエリアだ。
池袋から山手線で一駅隣の「大塚」で降りた。
今までの山手線の駅前とはうって変わって突如下町臭が溢れ出す大塚駅前。
ここで山手線と都電荒川線が交差するのだ。
都電荒川線の停留所名は「大塚駅前」。
チンチン電車と呼ばれても、決して都電の停留所は「駅」とは自称しない。
都電の路線は大塚駅前からさらに東池袋を抜け、雑司が谷の鬼子母神、終点の早稲田までを行く。
大塚駅界隈はかつて東京指折りの繁華街を抱え、「大塚三業地」という花街も存在した。「三業」という言葉自体が芸妓置屋、待合、料亭の三業を指し、三業地すなわち花街という事。(→東京の花街)
その頃の名残りなのか知らないが、今でも「大塚」と言えばピンサロとヘルス店と美容整形外科でおなじみの街になっている。
大塚駅北口を降りて少し歩くとのっけから「花びら回転」と書かれた胡散臭げな店の入口を発見する。しかも2回転2000円と書いてあるではないか。
大塚は激安ピンサロの街として名を馳せている。
2000円ポッキリで代わる代わる「女の子」がやってきて花びら大回転。これが大塚スタイル。ネットで情報を調べると値段なりのサービスのようだがw
ちなみになぜか外国人の入店お断り。
まるで魔界へ繋がっているかのような「愛に恋」の入口。
そこから先は堰を切ったかのように大量の風俗店が軒を連ねる異常な光景を拝むことができる。激安ピンサロはもれなく「回転」の文言が入っておりたいてい2000円か3000円。他にもアロママッサージと書かれた店やらファッションヘルス店もある。
2000円払って中に入ると物の見事にババアとデブとブスの三回転だったという噂もあり、恐らく良い悪いはその時の運なんだろう。しかし万が一悪くとも文句は言えない価格設定なのが絶妙なところ。
価格帯によってサービス内容も変わる。予算に応じて選んでねってか。
隣の池袋や巣鴨もそうだが、豊島区は風俗店が多すぎである。この界隈で性風俗産業はそこまで需要過多なのか。
だからこその「2回転2000円」という激安価格で商売できるのだろうが、こういうところで仕事をしている「お姉さん」方はさぞかし体力勝負なのだろうなあと想像してしまう。薄利多売だけあって数をこなすのはもちろんだろう。
そう考えると町全体がなんだかイカ臭い。
ちなみにこの手の店は駅北口に密集しているが、かつての花街だった「三業地」は駅の南側に存在していたという。
働くお姉さんのオーラルケアがどうなっているのか想像していたら薬局の前で見つけた「口唇ヘルペス」の字に思わず反応してしまったが、唇に出来るヘルペスは性病の事ではなかった(笑)
挙句の果てには精力剤専門「あかひげ薬局」まで鎮座しております。大塚ってそういう目的のための街だったんだねw
そんな素晴らしいピンサロパラダイスのど真ん中に関東ソープランド界の老舗「角海老」が経営する角海老宝石ボクシングジムがあるのだ。
ジムの表はガラス張りになっていて、いつでも練習中のボクサーの姿を見ることができる。こんな曰くつきな場所にボクシングジムを抱えるなんてさすが「角海老」といったところである。












