街中両さんだらけの「亀有」の街を少しぶらぶら歩いてみるとしよう。
亀有駅は南口のほうが栄えている印象である。胡散臭い風俗店もちらほら見られる一方で、駅から少し離れた場所には大型ショッピングモール「アリオ亀有」なんていうのも出来ており、雰囲気的には郊外型タウンに近い様相を見せている。
私も亀有に来たのには目的がある。
西成・天下茶屋出身のボクシング亀田三兄弟が、この葛飾亀有の地にジムを立てたという話(→詳細)を聞いて、それは是非とも一度見ておきたいと思っていたのだ。
亀田三兄弟だけに葛飾亀有に亀田有り、葛飾(勝つしか)ないなどというオヤジギャグ全開状態でこの地にやってきたというネタ話もあるのだが、亀田ジムの場所は亀有ではなく実はお花茶屋にあるそうだ。
テレビでネットで叩かれまくっていたのも過去の話、今でも亀田三兄弟は地道に興行を続けているそうだが、亀田ジムはすっかり大人しくなって、あの三兄弟もちゃんと敬語でしゃべれるようになったそうだ。想像できんのうw
駅前の猥雑さと放置自転車の酷さを見るにつけ、亀田の地元である大阪・西成の光景がフラッシュバックするのであった。
亀有南口はどこぞの足立区みたいなDQN臭はあまり感じない。
レトロなアーケードが残されている。
さらに商店街の中でもひときわレトロなのが「亀有食品市場」と呼ばれる、八百屋や魚屋など食料品全般を売る小型店舗がひしめき合う共同市場だ。
市場の中に入ると、やはり狭い路地の中で買い物客や市場の従業員がせせこましく歩き回っている。その古めかしさに、なんだかどこぞの発展途上国の市場に来たかのような気分が楽しめる。
ちょっと間違えたら「ここ、香港の九龍城砦の写真やで」と言ってもバレなさそうなくらいカオスな趣きを見せている。庶民による庶民のための庶民の市場といった感じで、良い。近所にアリオ亀有が出来ても、市場の活気は衰えることもなさそうだ。
市場の真ん中に唐突に置かれている、謎の水飲み場。狭い市場の敷地のど真ん中にあってどう見ても障害物にしか見えないのだが、壊れて使えなくなっても大事そうに置いてある。
乱雑に置かれたダンボールや使われていない陳列棚がいい味出してます。年季が入りすぎていつの時代からあるのかよくわからない。
市場の外に出て振り返ると、ここが本当に市場の入口だと気づく事もないような店構えで建っていた。亀有の台所「亀有食品市場」はガチである。





コメントする