私、逢阪はWEB活動初期から右翼・左翼・プロ市民・宗教団体・政治団体・人権団体・その他諸々のカルトや意味不明団体をウォッチングしてきたわけで、その視点は街歩きブログとなった今の東京DEEP案内にも受け継がれている。
大阪に居た頃には統一マダン生野で辻元清美大先生がまさかのサプライズ主演するだの、西成釜ヶ崎の三角公園まで出向いては夏祭りでホームレスのオッサンに囲まれながらSHINGO☆西成のラップを聴くだの、そりゃもう楽しい電波浴を堪能出来て満足した訳であるが、一転、東京にやってきてもプロ市民は関西ほど過激ではない場合が多いのでいささか欲求不満が募っていた。
しかしそんな矢先に世間の注目を集めたのが2008年~09年の年末年始に日比谷公園を舞台に繰り広げられた「年越し派遣村」の存在である。
折りしもの「大不況」とやらで期間工を中心とした派遣労働者が大量解雇の憂き目に遭い、日本中から職を失った人々が日比谷公園の派遣村を目指してやってくる模様はテレビに何度も放映されたので皆様のご記憶にもあるだろう。
その現場に紛れてカメラ片手に潜入してきた私だったが、炊き出しの味噌汁の前に並んでいた行列の大半が動員されてきたホームレス風のプロ市民で、ガチの派遣難民やホームレスはごく少数ではなかろうかということを当時レポートしている。
実はそれ以前の2008年3月末、千代田区立神田一橋中学校の敷地で「反貧困フェスタ2008」というイベントが開催されていた時にちゃっかり潜入していたのだが、その時の様子を思い出しつつレポートしてみようと思う。
あの「派遣村」村長だった自立生活サポートセンターもやい事務長・湯浅誠氏は「反貧困ネットワーク」の事務局長でもあるのだ。
「もうガマンできない!広がる貧困」
おおよそ学校の敷地とは思えないカオスな横断幕。
オタマジャクシのようなキャラは「反貧困ネットワーク」のマスコット「ヒンキー」。
世の中の目に見えない「貧困」をキャラクター化したのだ。
オタマじゃなくてオバケだそうです。ええ。
学校の校門が会場入口となっていたのだが、そこで一般入場者は「資料」を500円で購入することとなる。資料代が出せない貧困な人々は買わなくともフリーで入場できる。
会場に入るとのっけから労働団体ののぼりがこれでもかと並べられているが、ワープア問題とはあんまり関係のない「セクハラ事件の責任をとれ」ののぼりもドサクサ紛れに掲げているところがなんともサヨ系プロ市民的です。
会場内は屋台料理が所狭しと作られています。100円とか200円で食えて貧乏人大歓喜だがお金がないホームレスは店員に「その旨」を伝えればタダで食べる事ができる。
どこの世界の貧困地帯でも臓物を食らう文化があるように、ホルモンは単価が安い割には栄養価の高い食材であるという認識で共通している。
もつ煮は人気が高くすぐに売り切れとなった。
さしずめ、庶民的という言葉とは程遠い千代田区の大都会のど真ん中にできた「反貧困村」である。
さらには農業系労働団体「農民連」による野菜直売所まで完備されています。牛が売り子をやってます!とってもロハスです!これなら自給自足派も大安心。
会場内には「ルポ最底辺」をはじめ釜ヶ崎を中心に労働問題・貧困問題を取り扱うライター生田武志氏、もはやおなじみの雨宮処凛氏をはじめビッグネームも続々来場、といったところで、さすがイベントとしてはなかなか気合の入ったものになっている。
校庭正面に設けられたステージスペースでは沖縄民謡だの反戦歌的フォークソング、そしてなんだかよく分からないけどここぞとばかりに日常のリビドーを発散させるように唄うオバハンなど様々な人間模様が見て取れる。
オバハンの歌声があまりにもうるさいのかして炊き出しに並ぶホームレスのおじさん方も一斉にステージに注目してます。
レポートが長いのでページを分けています。












