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品川DEEP「五反田」 (8) 五反田ふれあいKタウン

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今では怪しげな街というよりも表向きのオフィス街の色彩が強まり、傍目から見るとそうとは思えない五反田という街の歴史。
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しかし戦後は五反田駅西側一帯が焼け野原となり、長らく目黒川沿いの両岸には闇市上がりの飲食店街が独特の景観を作り出していたと言われる。殆ど名残りも残っておらず、辛うじて周辺の雑居ビルなどに痕跡を見る事ができる。


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上層階がマンション、1階と2階が店舗となっている目黒川沿いのビルには飲食店街が並ぶ独特の光景がある。2階には「酒蔵ごたん田」という大衆酒場。元は「赤のれん」という居酒屋が入っていたが、店内には旧帝国海軍の肖像画などが掲げられている一風変わった店だったとか。
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むしろ普通の居酒屋よりも中国系韓国系の居酒屋が増えてきたというアルカニダ占領地帯に変わりつつあるのが最近の五反田酒場事情のようである。
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そんな五反田の街の変化に気付き改めて周囲を見渡すと本当に韓国料理店がやたらめったら点在しているのが分かる。大御所の新大久保や日暮里にはまだまだ叶わないが、もうコリアタウンと呼んでも差し支えないレベルだろう。
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駅前再開発で建った高層タワーマンション「リビオ五反田プラグマ.Gタワー」(凄い名前だよな)2階の飲食店街にも、やはり韓国料理店が入居している。
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さらに桜田通り沿いにももう一軒パチンコ屋がある。
ちなみに近所には在日朝鮮系のハナ信用組合の店舗もあるので、全くもって新興コリアタウンと言う訳ではなさそうだ。戦後のドサクサといった経緯を辿って成り立ってきたものであろうと思われる。
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目黒川を渡った大崎広小路側には今でこそやたら綺麗なオフィスビルに変わってしまっているが、ここも元は巨大な「ソープランド松竹」の看板が掛かっていた非常にいかがわしい場所だった。池上線に乗ると看板が真正面からこれ見よがしなポジションで突っ立っていたので、池上線利用者にはよく知られている事だろう。
そんな光景も容赦なくタワーマンションかオフィスビルに変わりつつあるのが最近の五反田。
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その向こう側もオフィス街然とした光景が続く。道を歩く人もスーツばかりだし表通りだけを見ていると何だか味気ない。
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だが、道沿いに並ぶ雑居ビルの一部にはキャバクラが数店舗入っていたりして、相変わらず夜の街の風情がそこかしこに残る。
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それに韓国料理店、雀荘、エロビデオ屋など、見るからにオヤジの娯楽の殿堂とも言える露骨な店舗構成にやっぱり五反田クオリティを実感するのだ。
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裏通りに入って、さっきの雑居ビルの裏側を見ると、そこには「おとなのおもちゃ」と堂々と書かれたアダルトショップの横断幕がバルコニー一面を塞ぐように張られていた。
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その向かいのコインパーキングにはご近所の珍走団が残したと思われる記念カキコが残る。品川区ってこれがデフォルトなんですか?
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池上線のガードを跨いだ東側にラブホテルが2軒残っている他、目黒川沿いに建つ、玄関口だけがやたら立派な古い民家の存在が何となく戦前の花街の面影を残すかのようだ。さらに家の敷地内にお稲荷さんが祀られている。
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目黒川には池上線ガードの東側にももう一本歩行者用の橋が掛かっている。その橋の名前がやけに珍妙なのである。
「ふれあいK字橋」。
ふれあいって、向かいのホテルロイヤルオーク五反田内のふれあい飲食店街から来ているのだろうか。それにしてもなぜ「K字」?
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意味も分からないまま、ふれあいK字橋を渡る。目黒川の中央からは頻繁に駅から出入りする東急池上線の車両が見える。かつて五反田新開地という闇市上がりの商店街がひしめいていた場所だ。
しかし橋の形状が「K」になっている意味が分からず。「K」の右側の弧を描いている部分が歩行者用道路ではなくただの鉄筋だし、鳩の絶好の休憩場所になっているだけ。ちなみにドラマのロケにもよく使われるようだ。
五反田の地名にはアルファベットの「K」は入らないし、まさかコリアの「K」じゃないだろうな、というのは深読みし過ぎですか(笑)

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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