記事を人に教える

墨田区DEEP探検 (3) 京島三丁目住宅街

記事を人に教える

【キュレーションメディア等、他サイトへの記事中の文章・画像無断転載厳禁】

東武・京成の曳舟駅を降りると京島という地区がある。
とりわけ目ぼしい観光施設もない、古い下町でしかないという印象でこのエリアを素通りしているだけではもったいない。
ほぼ半世紀ほったらかされた化石のような住宅地が普通に広がっているのだ。この貴重な街並みを是非一度じっくり見てもらいたい。
50-32.jpg
曳舟駅を降りたら駅前の通りを南側へ、道なりに進んでいこう。
やけにカーブしまくってる奇妙な街路が気になるはずだ。


50-31.jpg
曳舟駅から明治通りとほぼ平行して南側を走るこのカーブだらけの道路、先ほど訪れた「キラキラ橘商店街」を横切って、やがて明治通りと合流する。
50-30.jpg
京島界隈の道や家々がどこか整然としていないのは、実は戦災を免れて戦前そのままの街路が残っているからなのだ。
50-22.jpg
路地裏に入り込んだ瞬間、そこに現れるのは作り物でもなんでもない「昭和30年代」。
50-23.jpg
いくつもの同じ形の木造平屋建て住宅が並んでいるが外壁は青いトタンの波板が軒並み張られている。
50-24.jpg
いまどきこんな民家もそうそう見かけないぞ、というようなレベルのブルートタンハウスが当たり前のようにそこらじゅうに並んでいるのが京島の住宅地なのだ。
50-26.jpg
次に大きな地震が来たら間違いなくアウトだろうがそんな野暮な事を言うもんじゃない。トタンハウスの主の多くが人生の大半を過ごしてきたであろう。ある意味人間の匂いが最も染み付いた住居である。
50-25.jpg
しかし、幸福実現党のポスターが8つ並んで貼られているのには参りましたw
50-27.jpg
駅に近い場所はマンションの開発が進んでいるが、少し入り込んだら圧倒的に木造平屋建てのオンボロ民家が優勢である。少しだけ出っ張っているのは2階部分?
50-28.jpg
一方で、住宅以外にあるのは個人営業の町工場ばかりだ。それも2階が住居になっているような形態がデフォルト。
住宅が密集しながらも変わらぬ営みが続けられている、いわば「都会の田舎」である。
50-29.jpg
オンボロ住宅の嵐に萌え尽きてしまうのはまだ早い。墨田区のDEEPゾーンはさらに続くのだ。残るはこの先に続く「八広・東墨田」エリアである。

The following two tabs change content below.
東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
タグクラウドから記事を探す
DEEP案内編集部のnote

知ってました?DEEP案内編集部のnote

ネット上で大っぴらにするのはちょっと憚られる内容の記事は「DEEP案内編集部のnote」で書く事もたまにございます。全て100円からの有料記事となっておりますので興味のある方のみご利用下さい。

記事を人に教える

トップへ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.