東京都/文京区

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東京都文京区ってどんなとこ?

概要

エリート意識高い系が憧れる「文京区」ブランド。華麗なる政治家一族・鳩山会館

東京ド都心の山の手に位置している文京区。言わずと知れた日本の最高学府「東京大学」があり、他にも沢山の有名エリート学校が密集している文字通りの「文の京」である。東京には勘違いセレブの集うタワマン地帯なんぞもあるが、都心に位置する文京区は地価も高く、本当の金持ちしか家を構えることができないガチな上流階級タウンになってしまっている。文京区に住んでいるのはとりわけ医師や弁護士といった高所得専門職の人間が多い。

だが一方で戦前に建てられた古い木造住宅やアパートも多く、そうした場所には先祖代々から住む下町的な土着民がいたり、また学生が住まう下宿も非常に多い。ちなみに文京区民の平均年収は544万円で、23区内のうち港、千代田、渋谷、中央に次ぐ5位である。思ったほど年収が高くないのは、やはり土着民と学生が平均年収を押し下げていることが考えられる。

地理・環境

「文の京」にあるまじき風景とエリート層も憤慨する文京区の面汚しエリア・湯島三丁目

皇居の北側に位置する文京区。その住環境に触れるとすれば小石川の印刷工場街を除けば純然たる住宅地がほとんどだが、全体的に坂道や高低差も多く生活には不便だし、都心すぎるせいで生活感のある商店街なんかも不足しがちである。それでもこの土地に「エリートが住む街・文京区」と憧れを抱き移り住む者は多い。

目白台、関口台小日向台、小石川台、白山台、本郷台と「台」のつく地名が区内にいくつもあり、台地の上の街並みは総じてガチセレブタウン。華麗なる政治家一族・鳩山家の邸宅を一般公開している鳩山会館がある音羽や小日向台、田中角栄邸のある目白台付近も溜め息が出るような街並みだが、一方で谷間の低地やら台東・荒川区寄りの谷根千エリアにはびっくりするようなあばら家も残っているので、注意して見てみると区内の生活格差というものが割と目立っている。

そして文京区のイメージと最もかけ離れているのが、上野にも程近い湯島三丁目。上野仲町通りのクソ怪しい飲食店街と連続しており、湯島駅付近や湯島天神南側から清水坂下あたりがラブホ街となっている。この界隈はエリート地域の中の落第生的エリアだ。

交通

文京区の公共交通網は地下鉄と都バスしかありません

文京区は都内23区でも唯一「区内がすっぽり山手線の内側に入っている」という特徴を有している。(千代田区ですら岩本町あたりが山手線の外側だ)このことが文京区に憧れを抱くエリート層のプライドの源泉になっているようで「山手線内側原理主義者」が文京区を有難がる理由である。しかし厳密に言うと駒込駅近くに僅かに文京区本駒込が山手線の外側にはみ出している地域が存在するので「文京区の99.9%が山手線の内側にある」と申し上げた方がより正確であろう。

当然ながら区内の交通網も山手線ではなく東京メトロ・都営地下鉄といった地下鉄か都バスしかなく、文京区民は区内の移動にJRを使う機会がない。丸ノ内線の新大塚、茗荷谷、後楽園、本郷三丁目、御茶ノ水、千代田線の新御茶ノ水、湯島、根津、千駄木、有楽町線の護国寺、江戸川橋、南北線の後楽園、東大前、本駒込、都営三田線の春日、白山、千石といった駅があり、都営大江戸線が本郷三丁目、春日を通っている。(後楽園駅と春日駅はほぼ同じ場所にあるがメトロ線・都営線で駅名が異なる)

住民の気質・傾向

文京区が誇る超メジャー級レトロ路地裏空間「樋口一葉旧居跡」

「文の京」の文字通り、文京区民の最大の特徴と言えばエリート意識の高さである。我が子を東大に入れて「末は博士か大臣か」と言わんばかりの一流のエリートに育て上げたい教育熱心な家庭がわざわざ引っ越してやってくる土地柄だけあって、東京ドームシティがある後楽園や、上野の瘴気にやられた湯島などを除けばどの街を見ても娯楽要素が皆無である。東大のすぐそばにあった根津遊郭が風紀上の理由で深川洲崎弁天町、現在の江東区東陽に移されるなど、昔から不純なものが街から排除される傾向が強い。

ただ、あまりに教育熱心な家庭が多すぎるので、勢い余って「お受験殺人事件」を起こす気の狂ったお母さんもいたり、音羽御殿の華麗なる政治家一族・鳩山家にも友愛とかのたまわっている元首相の宇宙人みたいなのがいるので、あんまり温室育ちすぎるのも考えものである。

文京区にはこんな街がある

丸ノ内線沿線

文京区役所が入る後楽園の超絶バブリー建築「文京シビックセンター」

(1)後楽園:文京区役所、東京ドームシティ、ラクーア、小石川後楽園といった施設が密集する文京区の中心的エリア。莫大な費用をかけて建設した文京シビックセンターの展望台が穴場。斜向いの都営文京真砂アパートとの対比が凄い。都営地下鉄の春日駅も同じ場所にある。
(2)本郷三丁目:ご存知日本の最高学府東京大学本郷キャンパスの最寄り駅。赤門前に至る商店街を歩いているだけでも頭が良くなりそうだが「落第横丁」なる路地裏空間もある。住宅街には古い下宿が多数。伝説的下宿だった築100年超の「本郷館」も建て替え。有名な菊坂の樋口一葉旧居跡。
(3)御茶ノ水:千代田区側には楽器街と駿台予備校と日大・明治大・中央大、文京区側には湯島聖堂と医科歯科大と順天堂大という高学歴タウン。付近のマンションの住人は大学勤めの医者ばかり。土日の駅前には街宣右翼がいつもいる。神田川から眺める聖橋と秋葉原電気街の風景がザ・東京的でオススメ。
(4)茗荷谷:昔はミョウガが採れたらしい街。お茶の水女子大、跡見学園、拓殖大、筑波大などがあるモロな学生街。駅前一等地に「牛丼太郎」の最後の生き残り。街を見守るしばられ地蔵がSMチック。ガチ高級住宅街の小日向台も徒歩圏。
(5)新大塚:山手線大塚駅北口の豊島区側にある下品な商店街とは打って変わって文京区側にあるだけで大人しい住宅街が広がっている毒気のない街。

有楽町線・千代田線沿線

これでも文京区なのか?!上野文化圏にしか思えない怪しいオトナの街「湯島」

(6)江戸川橋:神田川を昔江戸川と呼んでいたのでこの地名。江戸川区とは無関係。駅前の地蔵通り商店街が文京区屈指の繁栄ぶり。川沿いの低地は製本工場もちらほらあり下町テイストだが関口台、目白台という高台の豪邸街もひかえている。奇抜な建築東京カテドラル聖マリア大聖堂、田中角栄邸、鳩山会館、有名な椿山荘もこちらです。
(7)護国寺:駅名通りに駅前に広がる護国寺。その境内の音羽幼稚園は1999年に起きた「お受験殺人事件」の舞台となった。超絶教育ママによる狂気の沙汰。護国寺の隣は皇族専用霊園「豊島岡墓地」。
(8)湯島:アングラタウン上野にあまりに近いせいで瘴気を浴びてしまった最も文京区らしからぬ街。湯島駅前と湯島天神裏の一帯はラブホ街。かつては花街だった歴史の面影か。昭和の巨大分譲マンション「湯島ハイタウン」が圧巻。
(9)根津:ハイカラな下町谷根千の入口。谷中の寺町への最寄り駅はこちら。高級串揚げはん亭の客層は意識高め。根津神社前にあったかつての根津遊郭は洲崎に移転させられた。既に明治時代の遠い昔のお話。
(10)千駄木:谷根千のメインストリート、観光客が殺到する谷中銀座商店街の最寄り駅。メンチカツ屋に行列は吉祥寺だけではない。写真を撮ると激怒する激安惣菜屋は足立区並みの物価水準。文京区で一番下町臭い街だが地代が高すぎて貧乏人は住めません。

南北線・都営三田線沿線

北朝鮮マニア垂涎、文京区白山のランドマーク「朝鮮出版会館」も土地売却され閉鎖した

(11)白山:地名通りの白山神社。かつて花街もあった一画には雰囲気を残す木造家屋もある。白山通りには朝鮮総連の朝鮮出版会館が長年そびえていた。北朝鮮マニアも訪れるコリアブックセンター。13階建てで建設当時文京区屈指の高層建築だったというが土地は売却され解体。
(12)千石:巣鴨に割と近いということ以外特に何の特徴も見当たらない文京区最果ての地。街で屈指の商店街であるはずの千石本町通りもひたすら寂れてしまっている。
(13)東大前:厳密には「東大農学部前」。東大弥生キャンパスが近い。文人や学者が暮らした高級住宅街・西片はエリート思考の持ち主の住みたい街ナンバーワン。
(14)本駒込:本郷通りの曹洞宗諏訪山吉祥寺はあの武蔵野市吉祥寺にもゆかりがある。旧駒込神明町にあった昭和の花街。有名な日本庭園六義園。

文京区に関係する何かを適当に並べた

目で見る文京区の100年―写真が語る激動のふるさと一世紀

「谷根千」地図で時間旅行

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