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品川DEEP「旗の台」 (4) 駅裏ドサクサ横丁

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旗の台駅大井町線ホーム真裏にある伝説の超オンボロアパート「壱興荘」がある辺りは駅裏の胡散臭い廃墟同然の飲み屋街が密集するダークサイドな一角。
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この壱興荘の建物は裏道に面して1階部分が「志らぎく」という居酒屋になっていた。真下から建物を見上げると、そのオンボロっぷりに改めて大興奮。まさしく戦後のドサクサ空間としか言いようがない。


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酒場の玄関口は閉められていた。定休日なのか昼間やってないだけなのか。壱興荘の玄関が酷いだけにこっちは割とまともな感じの玄関周りだ。
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壱興荘の前から大井町線の高架ホームに挟まれた路地を出る。人通りの途絶えた空間で雑草が伸び放題になっていたりするので雰囲気がさらに怪しい。街の「吹き溜まり」とはまさにこのような風景を指して言うものである。実に分かりやすいケースだ。
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手前にももう一軒同じ屋号の「志らぎく」と書かれた看板がついたスナック風の店がある。料理300円~800円とやたら庶民価格をアピールする。さらに看板とは「むぎとろ」と書いてあった。
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怪しい路地を抜けると大井町線ガードを潜って先程の旗の台三丁目商店街に抜ける道に出る。真正面にも「ろばた焼まこちゃん」なる店がある。概ね四半世紀以上の年月が刻まれた飲食店群。
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大井町線の高架ホームだけが真新しく他は全てくすんで澱みきったダークゾーンとなっている。場末の酒場と呼ぶにふさわしい店がこの区画にだけ密集していて、しかも商売っ気も全く感じさせない。
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向かいの赤っぽいモルタル壁の飲食店ビルもかなりのオンボロさだ。スナックが複数入居している。そして中央の締め切られたシャッターは恐らく2階への階段が隠れているのだろう。何かの拍子に一気に取り壊されそうな危うさも持っている。
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その建物の裏側に回りこむとまだまだ店が隠れていた。やはり戦後の赤線青線といったものを連想してしまう。その昔この土地にもそういったものが在ったのだろうか…
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エアコン室外機の隣に置き去りにされた古新聞の山。誰に読まれ誰に捨てられここにあるのか。人の流れもまた同じく。
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その突き当たりにもスナックと雀荘が店を構えていた。誰にも知られない大人の秘密基地がここにある。ただ店が現役そうな様子が全く感じられない。スナック八ぴん、というネーミングも今っぽくない。
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駅前徒歩0分圏内でこのうらびれっぷりは半端ない。
これが旗の台の実力なのか。恐れ入りました。

池上線
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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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