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地上げ戦争「川崎案件」にいよいよ終止符か!?謎の220円ラーメン店「鳥竹」がさらにパワーアップしていた

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以前当サイトでご紹介した、川崎駅近くの東田町にある「川崎案件」と呼ばれる有名な地上げ係争地。

川崎駅、繁華街、そして市役所にも近い位置にあり、神奈川県で最も熱い地上げ戦争が繰り広げられ、暴力団関係者が殺されたり、敷地から白骨死体まで出てきたこの曰くつきまくりの土地でコインパーキングに囲まれて建つ異様な外観の長屋の切れ端にポツンと孤立し、そこでラーメン一杯わずか220円で大勝負を打って出ている採算度外視の「ラーメン鳥竹」が存在感を放っていたが、最近になってこの係争地に大きな動きがあったようなのだ。

川崎市 川崎

我々はもうすっかり行き慣れた川崎駅近くの東田町係争地を再度訪れた。すると、問題の敷地一帯が真新しい工事用パネルでびっしり囲まれていたのである。なんということでしょう!コインパーキングが閉鎖になってしまったではありませんか。

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その代わり、以前建物があった時代の道路に沿ってパネルが区切られ、当時の路地がくっきり再現されているという奇妙な光景に変わっていた。

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地上げ屋が建てたコインパーキングは、2014年7月の時点で横浜地裁が出した公示書に従い撤去と相成った模様。即座に強制執行が施されてこのような状態になったそうで、まさしく七変化ですね。

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鳥竹以外にもまだ立ち退いていない不動産屋や店舗がいくつかあるようで、パネルで区切られた路地の入口に手書きの案内張り紙があった。

川崎市 川崎

ついでに公示書も貼り付けられているのでチェックしましょう。この有限会社万里亜とかいうのが今までこの土地にコインパーキングを建てていた相手方という事になる。申立人の会社名は日本アセットマーケティング。全国各地にある「ドン・キホーテ」の店舗を管理している会社である。じゃあ、つまりここにはドン・キホーテでも建つんでしょうかね。場所柄にピッタリそうな店ですが。

川崎市 川崎

で、「ラーメン鳥竹」がある側の路地は現在どうなっているのかというと…やはり工事用パネルで覆われた道の向こうにあるんですね。コインパーキング時代の白線がそのまんま残っている。

川崎市 川崎

…以前と変わらない位置に、かつてのバラック長屋の切れ端となったラーメン鳥竹の建物が、まだあった。コインパーキングの中に建っていた以前の外観とは変わったが、土地利用に余裕が出来たのか知らんが伊藤園の自販機が併設されている。

川崎市 川崎

さらに玄関脇には4席分のテラス席が増設されていたのである!地味にパワーアップしていたのだ。凄い。一杯220円でも利益が出ているのだろうか…それとも…店に入ろうとしたが、店内のカウンター5席はちょうど満席で、少し待ってから再訪。流行ってんな…

川崎市 川崎

焼き鳥屋時代の店舗を居抜きで使い、厨房を布地で隠す恥ずかしがり屋の店主が1人で切り盛りする店内風景も、シンプルながらも優しい味わいの醤油ラーメンも相変わらずだった。

現在屋台のラーメンを極めるべく修行中の身で、一杯220円のお値段異常っぷりな理由も「お金のない学生さんに気軽に食べてもらいたい」という意向だとか。いよいよ係争状態に終止符が打たれようとしている中、マンションかドン・キホーテか定かではないが本来の建設の段取りが整い次第、鳥竹の店舗も閉鎖する可能性もある。食いに行くなら今のうちですよ。

川崎市 川崎

で、トイレを借りようと思って店の奥に行ったらこんな張り紙が…

「大は使用不能です 小のみで御願します」

ううっ…マジですか…

川崎市 川崎

やはり特殊な立地条件が災いしてブツが流せないとか色々問題があるのかも知れませんが、やむなく小だけ済ませておきました。大は使用不能ですので、鳥竹でトイレを借りる場合はくれぐれもご注意下さい。

このページで紹介している「ラーメン鳥竹」は2016年の時点で廃業し、建物も解体されていることが確認されています。ご了承下さい。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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