続いて、JR神田駅東側の飲食街をふらふら歩いていくことにする。
こちらも駅西側と同様に居酒屋だらけで色々と見応えのある街並みが隠れてはいるのだが、JRの高架に目をやると、既存の高架の上にさらにもう一本の高架が建設されている真っ最中だった。
現在上野止まりの常磐線を東京駅に延伸する工事だというのだ。
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続いて、JR神田駅東側の飲食街をふらふら歩いていくことにする。
こちらも駅西側と同様に居酒屋だらけで色々と見応えのある街並みが隠れてはいるのだが、JRの高架に目をやると、既存の高架の上にさらにもう一本の高架が建設されている真っ最中だった。
現在上野止まりの常磐線を東京駅に延伸する工事だというのだ。
久しぶりに神田を訪れた。
神田と言えばJR高架下の煉瓦積み、戦後のドサクサで作られた闇市ガード酒場街「今川小路」が物凄い。以前それらを見物するために何度も訪問したが、駅周辺の繁華街に関してはさほど注意を払っていなかった。
東京駅の一つ隣がこれかよ?と思ってしまう俗っぽさが際立つ神田駅前の街並み。その姿はサラリーマンだらけのオフィス街で、新橋と並ぶオヤジパラダイス。
近年さかんに聞かれる「ゲリラ豪雨」という言葉。集中豪雨と同じ意味だが、ニュアンス的には少々違っていて、突然雨雲が現れ局地的に短時間で猛烈な雨が降るという事で予測が困難で、そのため突発的な水害に対処出来ず被害が広がってしまう。
その様子が「ゲリラ」と表現してしっくり来る事から言葉が一般化している。
近年東京を襲うゲリラ豪雨では、2008年に雑司ヶ谷で下水道工事中の作業員が流され5人が死亡する事故をはじめ、殆ど毎年何らかの被害が発生している。
東京という都市は、東側の海抜ゼロメートル地帯は別として「山の手」という地形の特徴があることから平地ばかりの大阪あたりと比べても水害のリスクが高い。金持ちが住むような高台は水害とは何の縁もないわけだが、台地から谷底に水が一気に集中する構造が、下流域や谷戸地に突発的な被害を起こす事もある。
大雨の時に雨水が集中する神田川や石神井川といった都内の川は洪水を防ぐ為にその多くが物々しいコンクリート護岸に覆われ、いずれも深い谷底を流れている。安全にかつ速やかに下流に排水させるためだ。
2010年7月5日夜に東京を襲ったゲリラ豪雨では、北区堀船の石神井川が氾濫して多数の浸水被害があった。
JR王子駅前で暗渠から顔を覗かせる石神井川は、とても水が溢れ返るようには思えない程深いコンクリート護岸の下を流れているが、これがゲリラ豪雨ともなると一気に水かさが増すのである。にわかに想像しがたい。
駅前がいきなり山と坂に囲まれた大森駅山王口と比べて、ひたすら真っ平らな大森駅東口。駅から線路を挟んだ両側でこれほど街の様子が違うような所も、そうそう多くはない。
大森駅東口を降りるとスイーツ臭全開の駅ビル「アトレ」がそびえている。蒲田とかもそうだが、駅周辺の雰囲気など一切考慮せずになんでもかんでも駅ビルやエキナカやらをスイーツ化するのも大概にしてくれと思う訳だが、一歩外に出ると戦後のドサクサのようなバラック店舗群が連なっている。
JR大森駅前に「地獄谷」と呼ばれる飲食店街が存在している。耳にしただけで、一体どんな所やねんと思うようなネーミングの場所だ。大森駅山王口の池上通りと駅のホームとを挟み込むように谷底に広がっている横丁である。
地獄谷の正式名称は「山王小路飲食店街」。
今でも約40件ものスナック・バー、居酒屋が谷底にひしめき合う怪しい夜の街。