東京の北の玄関口、赤羽。
一般的には池袋が埼玉の植民地扱いされているわけだが、京浜東北線や埼京線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線が一同に集まる赤羽駅の存在は、JR線を普段使いとする埼玉県民にとって「赤羽って埼玉だと思ってた」と思わせる程のものだ。しかし赤羽は埼玉ではなく東京都北区なのである。
以前から度々赤羽を訪れていたが、やはりこの街は夜が凄く怪しいぞ、という話を聞いていた。駅前だけはやたら栄えている赤羽の街、夜の帳が降りた頃に再び訪れてみた。
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東京の北の玄関口、赤羽。
一般的には池袋が埼玉の植民地扱いされているわけだが、京浜東北線や埼京線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線が一同に集まる赤羽駅の存在は、JR線を普段使いとする埼玉県民にとって「赤羽って埼玉だと思ってた」と思わせる程のものだ。しかし赤羽は埼玉ではなく東京都北区なのである。
以前から度々赤羽を訪れていたが、やはりこの街は夜が凄く怪しいぞ、という話を聞いていた。駅前だけはやたら栄えている赤羽の街、夜の帳が降りた頃に再び訪れてみた。
DQNの宝庫、観光不毛の地、ダサイタマなどと常々ろくな事が言われない埼玉県だが、それでも浦和は例外的に文教都市であり、県内でも特に知識階級が多く住む所であるという話を耳にして、浦和駅前を探索することにした。
浦和の繁華街はほぼ西口に固まって広がっている。
訪れたのは夜だったが、なかまち通り、さくら草通り、門前通りといった商店街のどこを歩いてもやはり大宮のようなガラの悪さはどこにも感じられない。並んでいる居酒屋などもどこかしら品がある小奇麗な店ばかり。
埼玉県と言えば東京のベッドタウン。
京浜東北線や埼京線、東武に西武、埼玉高速鉄道に至るまで、都心直結で30分以内でアクセスできる街が多い。
しかし東京DEEP案内では一貫して埼玉各所のDQN密集地ばかりを訪問していたりして、さすがに埼玉県民に怒られかねない雰囲気なので、それならば県庁所在地の浦和はどうなんだという話になった。
リアル埼玉県民の友人に「埼玉はDQNが多いよね」なんて話をすると「いや、そんな事はない、文教都市浦和がある!」だなどと熱っぽく反論されてしまった。
そんなわけで、いつもなら大宮に行くか蕨か西川口にしか行かない東京DEEP案内取材班はこれまでずっとスルーしてきた浦和の駅前に初めて降り立ったのであった。
京浜東北線・東北本線(宇都宮・高崎線)の二路線が止まる浦和駅。上野からはおよそ20分少々。長らく埼玉県の県庁所在地としての役目を持ってきた街を代表する駅だけあって、駅周辺は大宮のそれとは真逆でやけにこざっぱりとまとめられているのが特徴的だ。
日本では入国管理法の改正が行われた1990年以降、就労目的で日本に移住する在日外国人の数が急増した。それは全国各地にニューカマー外国人街を形成する大きなきっかけとなった。日本語も分からないまま彼らが異国での暮らしを続ける為に必要だったのは言葉が分かる者同士、同国人のコミュニティである。
彼らは比較的入居基準の緩い、UR賃貸(公団住宅)へ住みかを求めた。一般の賃貸住宅だと外国人の入居を認められない場合が多いからだ。そうして公団住宅に住み始めた外国人はやがて親類や友人の伝手から次々と移住者を集めていく。
そして全国各地に外国人街は出来上がった。有名なのは日系ブラジル人が集住する愛知県豊田市の保見団地で、専らトヨタ自動車関連の下請け・孫請け企業に派遣労働者として外国人が送り込まれている。
しかし関東にも保見団地顔負けの外国人だらけの団地が存在している。埼玉県川口市の「芝園団地」だ。
関東でも残り少ない現役ストリップ「蕨ミニ劇場」の前からは川口蕨陸橋がJRの線路を跨いで街が分断された東側へと伸びている。
蕨駅周辺は川口市との境界が入り組んでいて、どちらが川口でどちらが蕨なのか時折混乱する事になる。この橋を跨ぐと川口市に変わるようだが、駅東側一帯も川口市の芝地区と蕨市の塚越地区が混在していて実にややこしい。