新小岩駅南口からルミエール商店街を抜けた先の松島三丁目にあった赤線跡「丸健」。「◯に健の字」のトレードマークが刻まれた提灯が店先に飾られていた事からそう呼ばれていたそうだ。
商店街を出た所の三叉路の前に、辛うじて赤線時代からの現役と思われる建物が存在している。現在は赤線だったという歴史すら感じさせず、ごく普通に居酒屋や弁当屋が並んでいるだけ。
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新小岩駅南口からルミエール商店街を抜けた先の松島三丁目にあった赤線跡「丸健」。「◯に健の字」のトレードマークが刻まれた提灯が店先に飾られていた事からそう呼ばれていたそうだ。
商店街を出た所の三叉路の前に、辛うじて赤線時代からの現役と思われる建物が存在している。現在は赤線だったという歴史すら感じさせず、ごく普通に居酒屋や弁当屋が並んでいるだけ。
駅前からパチンコ屋やゲームセンターが乱立する完全DQN仕様の下町が新小岩だが、昔から娯楽産業が盛んだった街の歴史の一つに、この街に「丸健」と呼ばれる赤線地帯が存在していた事が挙げられる。
現在の住所で言うところの江戸川区松島三丁目、新小岩駅南口からルミエール商店街のアーケードを抜けた先の一帯が赤線跡になる。戦後、焼け野原となった亀戸天神裏の赤線地帯から移転した業者が集まり最盛期には80軒程度の店があったと言われる。
既に赤線廃止から半世紀以上が経ち、赤線時代の建物が残っているという事もないが、それでもルミエール商店街の終端から路地裏に入ると、どこかしら独特の空気が残る風景が現れる。
新小岩駅南口から平和橋通りを挟んだ東側に、まるで戦後のドサクサを思わせるような怪しげな横丁が残っている。
「スバル飲食街」という看板が掛かった横丁の一帯。駅前の賑やかさとは裏腹に殆ど廃墟同然のような佇まいを見せている。隣のたい焼き屋も潰れたままでテント看板だけが残って中身はからっぽ。
駅周辺がまんべんなくDQN仕様になっていてお腹いっぱいな感じがしてきた新小岩界隈だが、まだまだ突っ込みどころが多い。
次は駅南口から平和橋通りを跨いだ東側一帯のエリアだ。基本的に住宅街だが、ラブホテルの建物がちらちら見える、ちょっと怪しげな街並み。目の前の歩道橋を渡っていく事となる。
新小岩駅前のパチンコ屋と漫画喫茶の多さにあんぐりの東京DEEP案内取材班。
そういえば新小岩と言えばルミエール商店街のある南口ばかり見ていた訳だが、北口もあるのだった。怪しい路地裏を抜けて平和橋通りに沿った総武線のガードを越え、北口方面へ抜ける事にする。