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小田原・早川河川敷バラック村 (1) 韓国人会館

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箱根登山鉄道箱根板橋駅の近くを流れる早川は、箱根の芦ノ湖から相模湾に注ぐ二級河川である。その早川の上を西湘バイパスが跨ぎ箱根ターンパイク入口へと差し掛かる付近の河川敷に不自然に家々が立ち並ぶ場所があると聞いて、実態を知るべく現地を訪れた。
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現地は小田原市早川三丁目の一部である。JR東海道線の早川駅からも比較的近く、住宅地に紛れて小田原らしく蒲鉾工場がぽつんと建っている場所だ。だが最寄り駅は箱根板橋駅となるため、駅から旧早川橋を渡って来た方が早い。


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付近は区画整理もされ整備が行き届いた住宅街で、特に変わった所もない場所だが、早川と西湘バイパスに挟まれたごく狭い区画に、明らかに河川敷となっているはずの場所に人家が密集しているのが旧早川橋の上からもわずかに確認できる。
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住宅地図を確認した限りでは、ここに十数軒の民家と町工場、それに韓国民団の支部施設がある。民団がある時点である程度の経緯は想像出来る。川崎の戸手四丁目無番地などと同じような経緯があっただろうと。
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ひとまず河川敷集落に向けて行ってみる事にした。しばらくすると西湘バイパスと箱根ターンパイクが合流する地点の真下の高架下を潜る事になる。箱根観光の大動脈であるはずの場所だが、高速道路の下の事なんざ誰も気に留める事もなかろう。
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河川敷集落へは、西湘バイパスの下を潜って入る事になる。出入口は東西の二ヶ所のみ。どちらも薄暗く陰鬱な空間だが、東側入口はやたらデカい番犬が飼われた民家があるため、近づくと容赦なく吠えられて騒がしいので、先に西側入口から入る方が良い。
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蒲鉾工場などがある住宅地だが、結構オンボロ具合の酷いアパートが多い。川向かいの福井島団地もなかなか凄かったが、戦後にスラムが形成されたなど何か特殊な事情があったのかも知れない。
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西側の西湘バイパスガード下を潜る。地元珍走団に混じって中高生やら子供の書いたものまで、とにかく落書きが凄まじい。ここを通らなければ家に帰れないというのも、なかなか無い住環境です。
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ガードを潜るとそこには立派な民団施設が現れる。韓国人会館と書かれた看板が屋上に載っているため川の向こう岸からも確認出来る。あと韓国国旗も。
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玄関口には在日本大韓民国民団神奈川県湘南西部支部、と書かれていた。河川敷不法占拠系のウリトンネは全国各地にあるが、ここは民団系ということか。逆に朝鮮総連系の団体はいないのだろうか。
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民団支部を過ぎると目の前には早川の河川敷が広がる。草むらが覆い茂っているため見通しはあまり良くない。
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民団支部の向かいにある町工場の建物脇から、人家が密集する路地へ入り込む道が伸びている。一見するとこんな場所に入れるのか?と疑わしくなるような光景だが、ここしか道はないのだ。さっき住民と思しきおばさんがこの道から入っていった。
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恐る恐る足を踏み入れると、さすがに車の通行は無理そうだが、人が一人通り抜けられる幅の未舗装の路地が奥へと伸びていた。その先には確かに人の生活する住居がちらほらと姿を現すのである。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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