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都営新宿線沿線の穴場タウン!亀戸のお隣・江東区「大島」のマンモス団地を歩く

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近年湾岸地域のタワーマンションがボコボコ建ったり清澄白河あたりはブルーボトルコーヒーに行列する意識高い系が集まったりして色々な場所に勘違いちゃんが住み着くようになった本来ド下町なはずの「江東区」ですが、地味でいまいちイメージの湧かない都営新宿線沿いにも探索のしがいがある香ばしい地域がありました。

江東区 大島

それが200円弁当とサンケイスーパーでお馴染み貧乏タウン亀戸にも程近い「大島」というエリア。同じ東京都に属する伊豆大島と勘違いされてしまう上そもそも読みも「おおじま」と濁るので余所者にはいまいちウケも悪そうな街だ。しかし当エリア内には都営新宿線の西大島・大島・東大島の三駅があり、地下鉄に乗れば秋葉原に近い岩本町まで片道約10分、新宿にも片道約25分で行ける穴場だったりするのだ。

大島駅目の前のマンモス団地「大島六丁目団地」

江東区 大島

江東区大島が一体どのような街かと簡単に説明するのならば、都営新宿線大島駅A2番出口を出て徒歩1分もしないうちに現れるこちらの巨大団地「大島六丁目団地」を見て頂ければ分かるだろう。高度経済成長期真っ只中の昭和46(1971)年に建設された高層棟を中心とした7棟から構成される総戸数2892戸を数えるマンモス団地だ。

江東区 大島

まずここの名称をグーグル先生に尋ねただけでも容赦なく「殺人」というおっかねーキーワード候補を出してくれるのだが、それは1997年に発生した「JT女性社員逆恨み殺人事件」の事である。全棟URの団地となっているが、築年数の関係もあってお察し通り外国人や低所得者層が数多く暮らしているものの大島駅目の前という絶好の立地から人気は高い。

江東区 大島

そしてこの団地にも非常に目立つのがインド人の老若男女の皆様方の姿。江戸川区西葛西駅近くの清新町及び小島町二丁目団地と同じく、この大島六丁目団地もインド人が沢山暮らしている。近くにインド人国際学校もある関係らしい。団地の自治会の役員にインド人住民が名を連ねている程で、毎年夏恒例の「団地まつり」では団地に住む日本人ばかりでなくインド人の親子も交じり合いなかなかの多国籍ぶりを堪能できるらしい。

江東区 大島

団地の高層棟が向かい合う一階部分は広場や公園にもなっているが、そこに「大島六丁目団地ショッピングセンター」もあって、ピーコックストアやらサイゼリヤやら色々な店舗も入居している。

江東区 大島

そして団地の商店街には男子小学生の溜まり場たるゲームカード専門店もあってガキンチョのチャリンコとガチャガチャ各種が置かれていて少子化なんぞどこ吹く風だという大島六丁目団地なのですが店の名前が「カードショップ アサリ」…カードを「漁り」にきて下さいという、まさに下町の言語感覚。ゴミ漁りだの残飯漁りだの、ここいらでは日常会話でよく使う言葉なんでしょうか。

江東区 大島

そんな事を頭の中で想像していたら隣のゴミ置き場にある生ごみの山が集積場を飛び出して溢れかえっている光景を目にして、本当にゴミ漁りしてるホームレスのオッサンとか居そうだなと割と本気で思える訳でして。

またしてもマンモス団地が登場「大島四丁目団地」

江東区 西大島

今度は新大橋通りの南側を並行する商店街「大島中央銀座」を抜けた先にもう一つ「大島四丁目団地」というマンモス団地がある。昭和44(1969)年築、こちらも高層棟を中心に7棟、総戸数2514戸あり、やはり団地の一階部分が商店街になっている。ここも六丁目団地同様、全てURが管理する公団住宅であるが、団地南西の外れに都営住宅がさらに2棟ある。

江東区 西大島

特に14階建てでツインコリダー型の大型高層棟となっている1・3・6号棟は威圧感を感じる程に巨大だ。ここも都営新宿線西大島駅から近い場所にあるので、元々の住民の質がお察しだと思しき中、普通に働き盛り世帯の間では入居希望者が多い人気の団地となっている。しかし先述した六丁目団地同様に団地完成当時には都営新宿線は無かった訳で、同線が開通したのは(岩本町-東大島間)団地が出来て9年経った昭和53(1978)年である。

江東区 西大島

団地北側の2・7号棟の一階部分に広がる「大島四丁目団地ふれあいショッピングセンター」もなかなかの昭和レトロっぷりと寂れっぷりで味わい深いものを感じさせる。

江東区 西大島

さらにこちらの団地もインド人住民がやたらと多いので、ショッピングセンター沿いにインド人向け食材店がしっかりと営業していたりするんですが、東京のリトルインディアは西葛西だけじゃなかったんですね。見過ごしてましたよ江東区大島。

江東区 西大島

ついでに店の前に暇そうにインド人の店主のオヤジが立って客引きしているインド料理店もあるにはあるが、「ポテトフライ」と日本語のカタカナで頑張って書きたかったのに残念ながら「木゜外フライ」になってしまってました。

江東区 西大島

このショッピングセンター、まだまだそそられる店構えの食い物屋や全然ヤングには思えない「純喫茶ヤング」なんぞもございますが、純喫茶ヤングは入店済みですので詳しくはDEEP案内純喫茶部でもご覧になって頂ければと思います。こちらの喫茶店、マジで半世紀前の世界にタイムスリップしとります。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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