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岩槻・ジブリキャラ集合「トトロ公園」で遊んできた(入場無料)

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ディズニーとジブリは言わずと知れたアニメブランド。アニメ界の黄門様の印籠的存在だが、千葉県木更津市のミッ◯ー広場に次いで埼玉の田園地帯にもジブリキャラ大集合の謎めいた公園があるというのでわざわざやってきましたよ。

場所はさいたま市岩槻区釣上新田。住所だけを見ると岩槻なので随分遠い印象があるが、岩槻の市街地から相当南側に外れた場所にあり、むしろ越谷に近い。最寄り駅は浦和レッズのホームグラウンド・埼玉スタジアムのある埼玉高速鉄道浦和美園駅。訪れてみるとひたすら田圃と工場しかない殺伐ゾーンである。

こんな何もない所に来てどうすんだよ…と思いそうになるが、奇妙な光景はそんな場所にこそ存在しているもの。何か見慣れた物体が遠くに見えるぞ。

田園地帯の一角にぽつんと現れるスペース。周辺住民にはどうやら「トトロ公園」などと呼ばれて親しまれているらしい。その名の通りジブリキャラ勢揃いの公園というのだが著作権関係を含めて一体どうなってるのか気になる。

公園入口にはこんなどでかいトトロの看板があるので嫌でも目に着いてしまう。どうやら地元岩槻の岡崎巧芸という会社が一般向けに公開しているようだ。ホテルやパチンコ屋などを中心に看板や外装、発泡スチロール素材の制作を行っている会社だ。

「見学自由、写真OK」と書かれているので遠慮なくお邪魔させていただく事にしよう。

巨大トトロ看板の向こうにズラリと現れるジブリキャラ群。子供連れなら間違いなく大喜び。実際に近所にあるイオン浦和美園ショッピングセンター等に買い物にやってきたついでのファミリーが頻繁に立ち寄るらしく、地元民にはまずまず知られているようだ。

三次元かつ巨大なトトロがズドーンと立ち尽くしている。背景やバス停の置物に至るまでかなり精密に造られていて感心してしまう。

トトロは立ち姿と寝姿の2バージョンが置かれていた。木更津のミッ◯ー広場のような胡散臭いノリを期待してやってきたが無駄にクオリティが高い。どう反応していいのやら。

他にも色々キャラがいる訳であるが、実はこの人形全部が発泡スチロールで出来ているのだ。全然そう見えない所も凄い。

子供にいたずらされて割られたのか知らぬが一部キャラの素材が割れて中身の発泡スチロールが見えているものもある。確かにどう見ても発泡スチロール製だ。その上から表面をFRP(繊維強化プラスチック)で固めてペイントしているようだ。

これらのジブリキャラ群は喜ぶ子供のためという大義名分もあるにはあるが、そもそも岡崎巧芸株式会社の製品PRの為に置かれているものだ。トトロだ猫バスだと一々はしゃぐのもいいが技術力に注目。

主に国道沿いのパチンコ屋とかラブホテルとか他様々な店舗の立体看板に同社の製品が設置されている。

うっかり蹴飛ばしそうな場所にいる足の下のポニョ。

それにしてもこれだけジブリキャラ勢揃いで著作権云々など本家ジブリとの関係が気になってしょうがなかったのだが、実は当初無許可で作っちゃったらしくジブリから案の定クレームが来たらしい。

しかし実際にジブリの中の人(宮崎駿監督本人?)が岡崎巧芸を訪れこれらの造形物を見た所、あまりの出来の良さにジブリもしぶしぶキャラの使用を了承したという。つまり本家公認。やるなあ。

なぜジブリキャラを置く事になったのかというと先代の女性社長が「子供に癒しを与えたい」などと発案したのが始まり。最初は立ち姿のトトロしか居なかったらしいが、事務所が現在の場所に移ってから次々キャラクターが増えだして今の規模に。

しかしここまでやっちゃうと壮観である。そのうちディズニーランドならぬジブリランドが出来たりして。DEEP案内的にはもっと怪しい物件を期待していたけど、まあこれはこれで面白い。子供連れの方には普通におすすめ出来る場所だ。

…本業はパチンコ屋とラブホテルがメインですが…

ちなみに100メートル程離れた場所に岡崎巧芸の事務所がある。こっちは普通の2階建ての事務所で巨大トトロとかはどこにもいません。

※追記:トトロ公園は2012年の時点で既に撤去されてしまったらしいです。惜しいですね…

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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