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中華タウン化が激しいと言われる大宮「東宮下団地」見学 (1)

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首都圏になだれこむ外国人の数は年々増えつつあり、東京近郊の住宅街にも多国籍化の波が押し寄せている。埼玉県では川口市(最寄りは蕨駅だが)の芝園団地が中国人だらけの団地になっている訳だが、大宮の東宮下団地も同様に中国人が多数住むようになったという話を聞いていたので、様子を見に行く事にした。
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東宮下団地への最寄り駅は東武野田線の七里駅。人形の町岩槻の隣にあり、大宮もしくは春日部から乗り継ぐ事になる。
完全に田舎風味の駅舎に降り立つと、住所はさいたま市見沼区風渡野(ふっとの)という変わった字面の地名だ。女性のシンボルを現す古語の「ほと」が転訛した歴史ある地名だそうだが、この付近一帯がそういう地形をしているんだそうだ。のっけから怪しさ満点。
で、問題の東宮下団地はこの七里駅から徒歩20分程度の位置にあり、かなり不便だ。車で来た方がいいなこりゃ。


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途中の道がややこしいがなんとか東宮下団地へ到着した。規模としてはそれほど大きなものではない。5階建ての中層団地が20棟少々ある。
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…で、せっかくここまでテクテク歩いてきたというのだが、肝心の団地を見る限りは特に目立っておかしな所もないし、中国人らしき住民の姿もなかった。来た時間帯が悪かったのだろうか。老人の姿だけは多いが。
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しょうがないのでまずはゴミ捨て場をチェック。外国人だらけの団地というのはゴミ捨て場が総じてカオスになっているものである。しかしここも特に不法投棄が多いという訳でもなく至って普通。
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ただゴミ出しルールが書かれた案内が貼りつけられていて、それを見ると日本語の他、中国語とベトナム語の三ヶ国語併記になっていた。これを見る限り東宮下団地は中国人とベトナム人が多いらしい。
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団地の前にある駐車場にはコバトンのイラストがついた看板が立っている。これを見て分かったが東宮下団地は埼玉県営の団地なのだ。入居費用が安く国籍条項のない公営団地やUR賃貸団地が外国人団地化する現象は、ここでも例に漏れず。
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肝心の外国人住民がみな出勤中で出払っているせいか、なかなか雰囲気が伝わって来ない訳だが、この東宮下団地の周辺には小規模ながらも中国食品店やベトナム料理店が点在している模様。ともあれ芝園団地ほどの極端さもない。
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団地の一角には1階部分が商店街となった所もあるにはある。団地のほぼ中央に位置する19号棟がそれだ。
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団地の前には「トーチクハム」の看板がデーンと立っているので、ここに肉屋があるのだという事が分かる。それはいいが背後の団地のベランダにはやけに巨大なパラボラアンテナが顔を出していた。これは恐らく中国人住民が現地語の国際放送を受信するために取り付けられているものだ。
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先程まで見て回った団地群も、ベランダの様子を見てみるとでかいパラボラアンテナが置かれた家があちこちにある事に気付く。
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どう考えても洗濯物を干すのに邪魔になるはずだがそれでもパラボラアンテナを置く必要性があるという住民は限られるだろう。海外の放送をそこまでして見たいという偏屈な日本人はそんなに居ないはず。まず外国人住民と見てよさそうだ。
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でかいパラボラアンテナを避けて、限られたスペースに布団を干しているお宅。二軒並んで外国人が住んでいるらしい。
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19号棟には商店街もあることだし、ひょっとすると手掛かりになりそうな店もありそうだと期待を込めて見に行く事に。どうやら建物裏側が商店街だったようだ。
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しかし肉屋と鄙びた食料品店(日本人経営)がぽつんとあるくらいで、商店街と呼べる程のものでもなかった。寂れっぷりが容赦ない。
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東宮下団地は老朽化の著しい東側一帯から建て替え工事を進めているようで、団地の東側には既に新しい高層団地が数棟完成して人が住み始めている。東側の様子も見に行く事にする。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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