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下町の首都「立石」 (2) 立石駅前

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再び、京成立石駅前に戻ってきた。
駅前の踏切を挟んで、南側に「立石駅通り商店街」が、北側に「区役所通り商店街」がある。系列店は「一応」ながらイトーヨーカドーがあるが、やたら古臭い建物だったりするので、イトーヨーカドーであることすら気づかない程である。
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商店街のアーケードといい駅前の建物といい全く今風ではなさすぎるのが立石駅前の特徴なのだが、さすが「下町の首都」と言われるだけのことはある。


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しかもこんなにでかでかと日本共産党が看板を掲げていたりするのを見ると、やっぱり下町らしいと思う(笑)
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いまこの街を揺るがしているのが「駅前再開発」の問題。
京成立石駅周辺の高架化工事に伴う再開発、オンボロ木造住宅が密集しているため防災上の理由で再開発、「理由」は色々あると思うのだが、とりわけ立石駅前に限っては再開発に反対する住民の気勢が激しい。
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立石駅の北側一帯をまるっきり取り壊して、駅前超高層ビルを主とした新しい街づくり。そんなものは立石の街に似合う訳がないだろうと、街中で計画反対の狼煙が挙がっている。一応立石は葛飾区役所にも近く、葛飾区の顔とも言える場所だが、だからこそそんな洒落た駅前は似合わないのだ。
反対運動が激しい為、実質的に計画は頓挫しているとも言われている。
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そうそう、立石は「いきいき昭和の街」で構わないのだ(笑)
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どこの街でも、防災上の理由につけこんで濡れ手に粟の公金貪りが横行している。政治家とゼネコンの利権癒着の構造があるからだ。東京でも再開発を名目に多くの街やDEEPな路地裏横丁など数々の遺産が失われた。
確かに立石駅周辺は道幅も狭く、戦後間もない時期に建てられたオンボロ民家も多いので、ひとたび地震が来たら多くの建物がアウトだろう。そうなったらそうなったで、その時に住民は考え出すだろう。ただそれ以上に住民の意思を無視して勝手に街を弄り回されるのも当事者にとっては不快であろう。
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立石の街の東側には中川が流れている。戦後間近の時代にキャサリーン台風でこの中川が氾濫して大きな被害が出たそうだが、今では頑丈な堤防が張られている。
それにしてもこの住宅地図、よく見たら端っこの方に「葛飾朝鮮会館」とありますが…
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踏切がひっきりなしに閉まる立石駅前の風景。京成線だけではなく都営浅草線や京急線の車両もバンバン通り抜ける。朝夕の通勤ラッシュ時には開かずの踏切となることもあってかなり忙しい。
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住宅街に入ると共産党議員事務所もあり。立石ではやたら共産党率が高い気がするのだが気のせいでしょうか。
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しかし駅前一等地においても堂々とベランダにこれ見よがしに下着を干せる遠慮の無さが立石の良い所だと思います(笑)

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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