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江戸川区葛西 (1) 23区東の果て

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日本の教育環境の劣化とDQNの増殖は目に余るばかりで全国各地に珍走団やら暴力団やらが跳梁跋扈している昨今であるが関東のDQNと言えば埼玉やチバラギ、神奈川なら横浜から向こうとか、東京なら八王子だとか、どうも田舎者のイメージがある一方で東京23区内でもどっこいDQNは生息している。
足立区、葛飾区、江戸川区の所謂「新下町三区」である。
そのうち江戸川区は最も都心へのアクセスが至便でありベッドタウン化が著しい。しかしその中で「葛西」という場所が特に気になったのだ。

ある日テレビのニュースを見ていると「葛西怒羅権」と名乗る在日中国人ヤンキーがお台場に遊びに来ていた行きずりの茨城県の高校生をボコって逮捕されたというネタがあった。
「東京はおそろしい」 茨城の少年グループ襲撃、暴走族8人逮捕
江戸川区は東京23区中でも最も中国人人口の多い区である(→詳細)。東京で中国人社会と言えば池袋や歌舞伎町ばかりが目立つが、実は豊島区や新宿区よりも江戸川区の方が総数が多い。
歌舞伎町あたりの中国人マフィア社会にも絡んでいる、この「怒羅権」という暴走族組織は1988年に江戸川区中葛西2丁目に存在していた中国残留孤児帰国者の一時入所施設「常盤寮」で結成されたという。


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葛西と言えば東京23区の東の果てであるが地下鉄東西線に乗れば大手町(東京駅)からたった15分で行けてしまう交通至便な場所にある。しかし朝の通勤ラッシュでは地獄の大混雑ぶりで乗客のホーム転落防止のために警備員が過剰配置されて、戦争さながらの様相を見せる「痛勤スポット」としてある意味有名な場所だ。
葛西駅を含めて、西葛西~西船橋までの区間は地下鉄のくせに全て地上を走る。さらに地下鉄のくせに快速まで走っているイレギュラーな路線だ。
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そもそも東京~千葉間に総武線しかなかった時代に人口増加で混雑が酷くなり、バイパス線として作られた経緯のある地下鉄東西線。昭和44年の東陽町~西船橋間開通より40年が経過したが今やその東西線すらパンク状態に陥っている。ラッシュ時にひとたびトラブルがあれば葛西駅の構内はご覧の通り通勤難民でごったがえす。
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一般的に葛西を訪れる機会があるなら「地下鉄博物館」の存在が挙げられる。営団時代からの地下鉄の歴史や開業当時の銀座線・丸ノ内線の車両現物展示など盛りだくさん。入場料も210円と貧民歓喜の安価だ。
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昭和44年に地下鉄が開業するまでは東京の最果て、陸の孤島、ひたすら田畑しか広がっておらず漁師と農民しかいない超田舎地帯でしかなかった葛西。モータリゼーションが進んでから発展しだした街らしく環七はじめいちいち車道が広すぎて開放的である。駅前のバスターミナルからは都営バスで秋葉原、錦糸町、京成バスが運営している環七シャトルに乗れば東京ディズニーリゾートや亀有方面にも行く事ができるがアクセスの利便性は微妙。
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葛西駅前の歩道橋の上から眺めると、まるで名古屋の街を見ているようでもある。葛西エリア自体が非常にただっ広いため住民は殆ど自転車を利用している。朝の通勤風景を見ると自転車が矢継ぎ早に通り抜ける。まるで中国みたいだ。さすが怒羅権発祥の地のことだけはある。
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しかし駅前の物件を見るとでかいパチンコ屋があったりサラ金ビルがあったりと早速貧民街クオリティを見せている。いくら駅前が綺麗でもどんな店があるかで街の実態がわかるというものである。駅前のミスタードーナツで休憩していたら喫煙席に子供を置いてタバコを何本もプカプカ吸いながらひたすらダベるヤンママさんがいたりと、さもありなん。
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環七沿いに歩くと見かける飲食店はやたら中華料理店が多い。整備された新下町の風景は一見DEEPでもなんでもないが実は中国人が多かったりするのだろうか。何気なく存在するマンションもタイ古式マッサージがあったり実はデリヘル店舗まで入っていたりと意外に抜け目がない街だ。葛西は人妻系デリヘルが非常に多い(→詳細)。
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よく整備された街ではあるが時折こんな気の狂った中傷ビラが貼られていたりするので侮れない。「恨み殺してやる以外に術なしこのやろうなめるな」などと書かれており穏やかではない。何があったかは知らぬが人を恨むのは(・A・)イクナイ!
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本家中国の自転車通勤に負けない葛西の自転車通勤文化を物語る施設に江戸川区が葛西駅前地下に設置した駐輪場がある。これはただの駐輪場ではない。超ハイテク仕様だ。
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一見普通の駐輪場だが、違いはこのエレベーターっぽい自転車収容装置。この中身は円筒状の立体駐輪場になっている。ボタン一発、手早い機械操作で自転車を収容するのだ。

これは立体駐輪場内の貴重な映像。1基180台、合計36基埋められている。葛西駅の地下駐輪場はなんと9400台もの収容数を誇る。どんだけ自転車が多いねん、この界隈は。
参考サイト
東西線葛西駅地下駐輪場: ☆ほしのつぶやき☆

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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