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練馬の大都会「江古田」 (1) 江古田駅北口

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そういえば東京DEEP案内も東京のあらゆる所に行きつくしたような気になっていながら、唯一23区で行けてない区があった。思い出そうとしてもなかなか思い出せない微妙な存在の…練馬区だ。
練馬区と言えば現在の東京23区で最も誕生が後発の区であり、1947年8月1日に板橋区から分離独立する形で発足した。一部地下鉄も通っているが区の主要部は西武線でしか行けず、23区最大の農地面積と唯一区内に現役の「牧場」が残り、区の特産品は「練馬大根」(現在は区内で殆ど作られていない)。田舎臭さでは他の追随を許さない練馬区。
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しかし東京DEEP的にどこから食らいついていいのかよくわからない区なので、とりあえず色々店があって一人暮らしには心強い街だなどと前評判の高い西武池袋線の江古田駅を降りる事にした。池袋駅から各駅停車でたった3駅。そこはもう練馬区なのである。
しかし西武線の駅は何故どこの駅もボロいんだろうか。降りたのが北口だったのでなおさら地味である。


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江古田駅周辺は日大藝術学部、武蔵野音楽大学などがある練馬区きっての学生街。駅前からやたら細い路地が続く風景は下北沢のそれを彷彿とさせるが、学生やりたい放題状態のシモキタのノリとは打って変わって大人しいのが江古田駅前である。北口を降りると日大までに至る「日大通り商店街」がある。
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そこで首尾よくいかにも学生向けですと言わんばかりの「東京ラーメン大番」の店舗が目立つ。西武線沿線を中心に多店舗展開をしているラーメンチェーン。店の中を見るとやはり学生らしい若い集団しか居ない。
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その近くには高円寺あたりでも見かける焼き鳥「四文屋」もある。
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飲食店はともかく古着屋が多い事など、かなり下北沢に近いものを感じるわけだが、人も街並みもそれほどゴミゴミしていないのはここが練馬だからだろうか。
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しかし道の途中で猛烈に焼き鳥屋の煙が大量噴射されている一画もあり、どことなく中央線臭が漂ってこない事もない風景を所々で見かける事になる。
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実は江古田駅がある場所は練馬区でもかなり端っこにあたる。北口は練馬区小竹町、栄町、南口は練馬区豊玉上。南口をそのまま南下すると都営大江戸線の新江古田駅があるが、ここは中野区江原二丁目。さらに南側には中野区江古田があるため地理に疎い人にとっては非常に紛らわしいのだ。
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駅北口の路地を通り抜けると江古田駅北口交差点に出る。この向かいが日大藝術学部キャンパスになる。この辺に来ると高円寺やら下北沢との違いがさっぱりわからなくなるが、選挙演説の名目でゲリラ路上ライブハウスを仕掛けたり大声で漫画を読むロン毛のオヤジみたいなのを見かけないのが江古田の街。芸術学部も音大も体育会系じゃないからきっと騒々しいのが肌に合わないのだろう。
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日大の近くには小竹浴場という銭湯がある。
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東京の学生街と言えば風呂なしアパートに住む貧乏学生が沢山居るので、自ずと元気なままの銭湯が多い。
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江古田駅北口から武蔵野音楽大学方面に延びる「音大通り商店街」にはもう一軒、浅間湯というビルインタイプの銭湯もある。
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浅間湯の入口に立っている狸の人相の悪さが尋常でない。何メンチ切っとんねんワレ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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