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スイーツタウン「自由が丘」 (5) スイーツフォレスト(笑)

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東京の街は数あれど、「住みたい街」ランキングに常連ランクインする街、成り上がりセレブやスイーツ女子が幅を利かせる街と言えばやっぱり自由が丘。先日せっかく自由が丘を訪れたというのに、スイーツ(笑)の聖地とも言うべき存在をうっかり見逃していた。
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この自由が丘の街にはスイーツの森がある。その名もお菓子の殿堂「自由が丘スイーツフォレスト」。森の中に入るとそこは和洋中華問わずあらゆるスイーツがてんこもり。こんなネタみたいな場所があったんだ。これは行ってみなければ自由が丘を語れないだろう。スイーツ(笑)


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スイーツの森を目指して、再び東急自由が丘駅へ。大井町線側の南口改札を降りると正面には「マリクレール通り」。これ見よがしに横文字使ってまんがな。改札の真ん前から服屋や雑貨屋など、思わずスイーツ女子なら足を止めてしまいそうな甘い罠が待ち受けている。
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スイーツ女子に限らず自由が丘駅周辺は様々な客層を当て込んで非常に店が多い街だが、このマリ・クレール通りに限っては女子率の高さが違う。
自由が丘駅周辺の発展に伴って駅裏風俗街の計画が挙がった事を知った商店主達がフランス大使館を通じてフランスのファッション誌「marie claire」と提携し、1982年に日本語版マリ・クレールの出版に伴なうプロモーションと連動する形で、風俗街の出店を締め出してスイーツ女子の闊歩するオシャレなフランス風味の商店街として再整備したものというのだ(→詳細
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南口改札前のマリクレール通りの一本奥には九品仏川緑道があり、暗渠化した川の上がオープンテラスになっていて桜の咲く時期には見ての通りのオシャレストリートと化す。まさにリア充専用タウン。
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花見を楽しみながら買い物をするセレブ達、そしてクレープの屋台の前に行列を作るスイーツ女子達。これが自由が丘の日常風景。
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のっけから甘ったるい九品仏川緑道、桜のトンネルを通り抜けると、駅から徒歩5分もしないうちに自由が丘名物、スイーツの森が見えてくる。
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場所柄に合わず来てしまった、スイーツフォレスト(笑)2003年11月にオープンして以降、自由が丘をスイーツ女子の街として決定付けたフードテーマパーク。自由が丘デートを楽しむリア充どもの定番コースになっている。
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2階に上がるとご覧の通り。ああ、甘ったるい…
しかしこの施設、ナムコが手掛けてるのだな。他にも池袋のナンジャタウンとか、いかにもデートコース的なフードテーマパーク事業が旺盛な会社である。ファミコンソフトを作っていた時代からははるか遠く。
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いかにもスイーツ女子が喜びそうな街にいかにもなスイーツテーマパークを設け、いかにもスイーツの森の入口だという雰囲気を出して、いかにもスイーツが待ってるぞという期待感を持たせる。いかにもナムコのフードテーマパークらしい戦略。商売が上手いよね。
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中はフードコート形式になっていて、各所に和洋中華様々のスイーツショップが軒を連ねて、来場者が自由に買い求める形だ。予想通りですが客の9割が女子です。そしてやたら混んでます。
結局どの店の前も通り過ぎて、出口の手前まですごすごと歩いていくと、「ル・スフレ」というスフレ専門店がある。
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「ご注文いただいてからパティシエがひとつひとつ焼き上げるアツアツふわふわ“神様のスフレ”!」
このフレーズに爆笑してしまった。まさにスイーツ女子を惹きつける黄金のキャッチフレーズである。スイーツ(笑)DQN、子供、老人、世の中には様々な人種に対して限定的に人の心を惹きつけるマジックワードが存在している。ある意味この店のフレーズは才能の頂点だ。
スイーツの森の一番奥にとんでもない罠が待ち受けていた。これは店に入るしかないだろう。神様のスフレ(笑)
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とは言え、このスフレ屋の店内もやたら混んでいて、まず店の前で待たされた後、店内でスフレを注文するとさらに30分程度待たされるのがデフォルト。「ご注文後はお席に座ってわくわくしながらお待ちください」とある。わくわく(笑)
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店に通されると、小さな2人用のテーブルと椅子が細長い店内にスイーツ女子やオバハン、カップル達がギシギシ詰め込まれてスフレの登場を「わくわく」待っている光景が広がっている。しばし眼下の九品仏川緑道の桜を見ながら待つ。非常に眠い。
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テーブルの上にはスフレを食べる「作法」が図で示されている。
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本当に30分待ってようやく運ばれてきた「神様のスフレ」(笑)
わくわくする訳でもなく黙々と食べ始めた。
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作法通りに穴を開けて、ソースを流しこんでムシャムシャと…3分もしないうちに完食。そのお味はあまり記憶にございません。神様のスフレは泡のように舌の上で溶けてゆきました。
これで千円かあ…
しかもスイーツ女子どもが有り難そうに食っているが、同じ店が実は広尾にもあって、そっちが本店なんだそうだ。舌が貧民仕様の東京DEEP案内取材班には一回食べたら充分なたいそうお上品なデザートでした。スーパーで買える100円のカスタードプリンでいいです。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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