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東京都北区赤羽 (5) 赤羽東口の怪しい歓楽街<前編>

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赤羽の繁華街もなかなか規模がでかいが、パチンコ屋や風俗店など怪しげな店が密集する歓楽街は駅東口の正面一帯「赤羽東口駅前商店会」に広がっている。
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赤羽駅東口を出た所でそびえる自由の女神は「サウナ錦城」のもの。サウナに入浴→ニューヨーク→自由の女神というオヤジギャグ丸出しのセンスが駅前から見られる赤羽クオリティ。


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自由の女神の足元にはこれでもかとパチンコ屋のネオンサインが街を照らしていた。近代的なデザインの店もあれば昔ながらのレトロな店もある。完全にDQN仕様の繁華街は赤羽が埼玉文化圏であることをよく示している。
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昼間から飲める居酒屋があるなど赤羽駅東口の街並みを見ると全体的にDQNオヤジ御用達の店が多く、どうしても雰囲気は南の横綱・蒲田と対比してしまいがちになる。パチンコ屋に混じってフィリピンパブがある所なんて特に素敵。
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なおさら夜ともなるとパチンコ通いの客、飲んだくれ、キャバ嬢、風俗嬢、変な外国人の姉ちゃんなどが入り交じって非常に怪しい雰囲気を放つ。
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そういえば赤羽から京浜東北線で2つ目の西川口の風俗街も元はと言えばここ赤羽で商売していたピンサロ店が多く、相次ぐガサ入れに加えて東京都の条例が厳しくなったとかで、県境を跨いで埼玉に移ったという話を聞いた。
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赤羽から蕨あたりの京浜東北線は車内の雰囲気がどことなくやさぐれている。沿線には戸田競艇や川口オートレース、浦和競馬などギャンブルには事欠かない。つまりダメオヤジ密集地なのである。
そして赤羽の駅前雑居ビルにサラ金ATMが集まるのもなるほど需要があるからなのだ。
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パチンコ屋に囲まれた繁華街の一角が景品交換所と散髪屋。
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しかし散髪屋のくせに「羅生門」という店の名前は皮肉なのだろうか。有名な芥川龍之介の小説の通り、パチンコ中毒の愚かな貧民どもが飢えて死のうかそれとも盗人になろうかさまよっているのであろうか。事実は小説より奇なりというように現実社会はことごとくリアル羅生門である。
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しかも羅生門の上には熟女キャバクラの看板がデデーンと掛かっている。清野とおる氏の漫画の登場人物ではないが、もしも赤羽に住んでしまうと確実にダメオヤジになれる自信がある。街全体で羽目外しすぎである。
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パチンコ屋が密集する理容羅生門のビルから南側には東京各所に店を構える老舗の「グランドキャバレーハリウッド」赤羽店の建物がある。こんな今どきらしくない店が堂々としているのも赤羽ならでは。
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ハリウッドの入口には「5780円で大豪遊!!」と書かれている。えらいリーズナブルプライスな豪遊ですよね。
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玄関横には、なんだかジュリアナ東京時代を感じさせるファッションのコンパニオンが映った写真が飾られている。コンパニオン170名で、うちフィリピン人が12名。
東京にはフィリピン人コミュニティが形成されている街は多いが、特に赤羽から川口、蕨までにかけてはフィリピン人だらけのエリアが広範囲に存在している。
両親が不法滞在で話題になった蕨のフィリピン人一家の話もあるし、ネタには事欠かない。
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その近くにはもう一軒、昔ながらの時代錯誤な「キャバレー」と名乗る店舗が電球ネオンサインをギラギラ輝かせて玄関口を開けている。その名も「ヤングカーニバル」。ここも例外なくナウでヤングでピンクなキャバレーなのである。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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