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東京都北区赤羽 (7) 明店街・作徳稲荷大明神

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昼間っから居酒屋だらけでオッサンパラダイス状態の赤羽一番街やOK横丁のある一帯。この界隈はまだまだツッコミどころが多い。
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OK横丁に隣接してもう一つ「明店街」という居酒屋横丁が続いている。この向こうにもうなぎと焼き鳥の「川栄」やミルクホール三珍亭を始め、オッサンホイホイな飲食店が連なっている。


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居酒屋の数ではOK横丁には叶わないが、頭上の花と提灯の飾りが横丁に適度な場末感を生み出していて非常にゆるい空間だ。
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明店街は途中でL字型に折れ曲がって一番街側と接していて、これまたレトロ仕様な巨大な通り抜け看板を置いて飲んだくれの気を惹かせるかのごとく立ち尽くしている。
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明店街も、OK横丁に負けじと夜は夜で赤提灯がよい風情を醸し出している。いつ訪れても強力なオヤジホイホイである。
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さらに明店街の入口近くにも、戦後から変わらず残っているかのようなモダンな外観の喫茶ハトヤの店構えがある。ハトヤと言えば伊東の電話は4126(ヨイフロ)な温泉宿だが赤羽に限っては違うようだ。しかし営業している様子は全くなく個人宅になっている模様。
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明店街の裏側、JRの高架が背後に迫るビルにはミリヲタ御用達の「フロンティア」が店を連ねている。護身用具やサバイバルグッズを扱うマニアな店が酒盛り天国と隣接しているカオスな光景。実に赤羽は懐の大きな街である。
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この「フロンティア」の正面から向かいの古びたビルを眺めると、その屋上に意味不明な神社がぽつんと建っているのが見えるはずである。
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よく見ると「正一位 作徳稲荷大明神」と書かれているのが見える。あれが夜になると地味にライトアップして非常にミステリアスだが、例の赤羽漫画によると屋上に行ってもフェンスに囲まれて参拝することすら出来ないという意味不明な神社だというのだ。
「フロンティア」に売っているミリタリーグッズを使って参拝を強行しようという考えは起こさない方が良い。遠くから手を合わせておいて、先を急ぐ。
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その近くには「オレたちひょうきん族」で有名な懺悔の部屋の「神様」ことブッチー武者氏が経営している謎のバーもある。本当にネタづくしの土地で飽きる事がない。
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さらに赤羽一番街を北上してゆく。赤羽きっての大歓楽街である一番街も、明店街から出た所で、既に繁華街からは外れて地味にキリスト教会と空き地がぽつんと残るような光景が残っていたりと景色の移り変わりが激しい。
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そんなこんなで赤羽一番街の北端に辿り着く。ここまで来ると赤羽駅よりも南北線の岩淵駅の方が近くなってしまう。
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その角地には地味に関東各地にチェーン展開している「中華つけ麺大王」の赤羽店が堂々と店を開いている。同じ店を蒲田で見たが、やはり客層が似ている街に出店しているという事だろうか。安くてそこそこうまくてボリュームのある中華料理が食える店である。だいたい客の半数以上は男の一人客。
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今回の散策の帰りにはつけ麺大王で「つけ麺」を食べて帰った。とろみの利かせた醤油味。とびっきり旨い訳でもないが落ち着いた味。これぞまさに貧民のソウルフード。腹一杯になって帰ってきた。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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