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東京都北区赤羽 赤羽の果て・岩淵町<前編>

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赤羽の街には実は地味に地下鉄南北線が通っている事は、あまり知られていないようだ。それも赤羽駅からかなり外れた場所に駅がぽつんとあるものだから、駅の存在に気付かないのも無理はない。
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赤羽駅から徒歩10分くらいの位置にひっそり佇む地下鉄南北線赤羽岩淵駅。どうしても地下鉄の一日券で赤羽を訪問したい場合とかには地味に使える駅なのである。
今回はこの界隈をふらふらと歩く事にする。


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赤羽岩淵と言えば直通運転している地下鉄南北線以上に地味な第三セクター鉄道「埼玉高速鉄道」の起点の駅でもある。京浜東北線と東武伊勢崎線の間の鉄道空白地域を埋めるように走っているが、運賃も高いので未だ利用した事はない。
武蔵野線の東川口駅と接続しており、さらに終点の浦和美園駅ではサポがDQNで有名な浦和レッズのホームグラウンド「埼玉スタジアム2002」がある。将来的には岩槻まで延伸するという話もあるが、東京に住んでいる人間からするといずれにしても未開の地ばかりである。
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赤羽岩淵駅から南側に出ると赤羽中央街などの繁華街を通って赤羽駅に通じる道がある。
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一方で駅の北側、荒川河川敷に近い方に入ると大満寺や正光寺など何軒の寺が並ぶ地味な住宅街へと変わる。ちょっとした寺町と呼んでも差し支えないような場所だ。
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中でも正光寺という寺は一回り大きく目立っている。山門がブルーシートで養生され、参道の両脇にはフェンスで覆われてかなり物々しい。
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正光寺の境内は結構大きめな感じではあるが、至る所でよくわからない工事が行われていて寺らしからぬ雰囲気を見せる。
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どうやら本堂の建設工事の真っ最中だったようだ。この正光寺については例の清野とおる氏の漫画(3巻)でも「謎の廃寺」として紹介されているが、実は30年ほど前に本堂がホームレスのオッサンらの焚き火で全焼してしまったというなんとも赤羽らしい歴史を持つ寺なのだ。
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で、現在の正光寺では失われた本堂に変わってこの観音様が長年主役の座に居続けている訳なのである。それにしても30年目にようやく本堂を再建出来るようになるまで、資金集めとかにさぞかし困ったのかも知れない。
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寺町を離れて荒川河川敷へ向かう路地を入ると、大昔から手付かずで開発とは無縁ですと言わんばかりの古臭い戸建て民家ばかりの街並みとなり、既に雰囲気は東京というより埼玉の片田舎。
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この界隈を歩いていてもすぐ目の前にマンションが見えてはいるが、赤羽駅前の「一応東京です」といった都会的な街並みとは一線を画している。そもそも地名も赤羽ではなく「岩淵町」である。
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赤羽の最果て岩淵町、そこは東京の北の最果てでもあった。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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