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世田谷区深沢の小沢邸の周りを散歩してきた

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東京DEEP案内取材班がまるでノーマークだった世田谷区深沢に「エーダンモール深沢」というド下町商店街が残っているという話を聞きつけ喜び勇んで来てみたが、あまりの寂れっぷりに泣けてしまい、それならこの近くの名物である小沢一郎邸でも見に行こうかと思い、寄り道することに。

世田谷区の桜新町駅付近を水源とする呑川は大田区の下町ゾーンを巡りネカフェ貧民街蒲田を横切り羽田空港島を眼前とする森ヶ崎で海に注ぐ。暗渠化された旧呑川緑道は小沢さんの家がある深沢六丁目の辺りで親水歩道に代わり、お上品な景色を演出していた。同じ呑川でも上流と下流では街並みも住民の階層も違うかのように。
駒沢オリンピック公園や日本体育大学が近く、この旧呑川緑道に沿ってしょっちゅうマラソンランナーが走っている。



そんな呑川親水公園の脇から住宅地に入ると突然警察車両だらけの物々しい一画が現れる。わざわざ地図を出して確認する以前に、そこが小沢さんの家である事が分かってしまう。

以前に散歩した田園調布の鳩山由紀夫邸横須賀安浦の小泉純一郎邸と比べても明らかに警備にあたる警官の数が多い小沢一郎邸の周辺。まるで九段の朝鮮総連前か六本木の中国大使館前のそれを思わせる厳戒態勢。つまり鳩山さん以上の大物な訳ですね。

鉄壁のような正面玄関でがっちり守られた小沢さんの家はさすがに雰囲気が物々しい。警察の見張り小屋が置かれていて、常時警察官による警備が徹底されている。
民主党政権発足後は特に警戒態勢が強くなったそうで、特に小沢氏は2009年12月に大訪中団を構成し北京詣でをするなど親中的なスタンスが強い姿勢を見せた事から右翼団体の抗議を受けたりと色々と騒がしい。

しかし警察が必死の大護衛団を小沢邸周辺に配備しているその目の前はとりわけ邸宅街という程でもなく普通にアパートやマンションが並んでいる庶民的な街だったりするわけだ。小沢さんの家は庶民生活と隣り合っている。

小沢邸を取り巻く路地という路地にはいつ何時何が起こっても対処出来るようバリケードが築かれている。
偶然通りがかった時、真ん前のアパートで夫婦喧嘩のけたたましい怒鳴り声が響きわたって目の前で裸足の子供が泣いてうずくまっていた。その様子があまりにも酷いので、眼前で見張っていた警官が説得のために動いていた。小沢さんだけではなく市民の平和な暮らしを守るのが警察の仕事。ご苦労様である。

小沢邸の前では、こんなごく普通の住宅街にかなりの数の警官や機動隊が常駐して安全確保に当たっていたのだ。折りしも民主党政権のゴタゴタで注目度が増している小沢さんだけの事はあってこの先も気が抜けそうにない。

しかし基本的に深沢は世田谷の田舎なのである。いまだに野菜の無人販売があったりして街の風景はおおよそ東京23区らしくない。

自分の家の庭で取れた野菜や果物だろうか。この付近は昔ながらの地主が広々とした田畑を所有し、ちょっとした家庭菜園をやっている家も多い。枝豆にオレンジにウコン…微妙な品揃えである。

農地や無人販売も存在しているのどかな深沢の住宅街と思ったらバイアグラ輸入代行業者の看板まで貼られていて油断ならない。

小沢邸を抜けて住宅地をそのまま北上すると、田園都市線桜新町駅に近くなる。おおむね街並みも世田谷らしく平凡となり、特にツッコミどころもなくなる。

来た道を振り返るとまっすぐとした道ではあるが緩やかに道がアップダウンしている。東京西部の武蔵野台地の上に広がる住宅街は、だいたいこんな感じの風景が多い。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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