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品川駅港南商店街 (1) 最後の一等地

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東京有数の巨大ターミナルであり東海道新幹線で東京駅の次に止まる駅、品川駅
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新幹線はもちろん、JRは山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線、それに京浜急行線が一同に揃う駅である。
改札を出るとやたら広い駅構内。
JR東日本が展開するエキナカテナント「エキュート」など商業施設も盛りだくさんでありスイーツ(笑)大歓喜。


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品川駅が日本の鉄道発祥の地(※)だということで記念に、オレンジと緑のラインカラーでおなじみ「湘南電車型」の郵便ポストが設置されている。
※新橋~横浜(現:桜木町)開通(1872年5月7日)の4ヶ月前に品川~横浜間で仮営業をしていたため
そんな、日本の鉄道の歴史でも由緒のある品川駅なのに、乗り換えに品川駅を利用する客はいても品川駅で降りる客はあまり居なかったりする。
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巨大な品川駅のホームを挟んで西側に高輪口、東側に港南口がある。高輪口は高級ホテルや高級住宅街がこれでもかと林立しているオハイソなエリアなのだが、それでも繁華街と呼べるほどの店舗は存在していない。
エキナカと比べるとまるで別世界のようなテンションだ。
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高輪口から坂を上り高級住宅街の一角から品川駅方面を見ると、凄まじい勢いで超高層オフィスビルが乱立しているのが見える。「品川インターシティ」を中心とした新興オフィス街だ。
新幹線で東京を訪れた者がまず最初に目にする、東京一極集中の象徴。
汐留シオサイトと併せて、この東京という大都市の怪物っぷりを思い知らされる事になる。
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品川インターシティに続く「港南口」に出ると、そこもやはり超近代化された最新鋭の都市景観を拝むことになる。
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超高層ビル群の威圧感に圧倒されるのみでちっともDEEPではない風景に当サイトとしてはなんともやりきれない気分になるのだが(笑)
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品川駅港南口はどこを見回しても味気の無い高層ビルばかり。こんな場所に東京DEEP案内的に美味しい場所があるのかといささか疑問に思いながら歩くのだが…
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よく知られた話だが、品川駅がある場所はそもそも品川区ではなく港区になるのだ。
ちなみに目黒駅は品川区にある。実にややこしい。
品川駅港南口が今のような超高層オフィス街になる前は、寂れきった倉庫街でしかなかったという。
だが、ただ一箇所だけ品川駅前で例外とも呼べる場所が存在する。
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所在地は東京都港区港南2丁目2番地。
超高層ビルに囲まれながらもしぶとく雑多な風景を残している不思議な区画が、なぜかこの場所だけに残っている。
その場所に建っているビルには、居酒屋、サラ金、パチンコ…
下町の駅前のそれと全く変わらない。
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この「最後の一等地」とも呼べる場所に、複雑に入り組んだ路地と、そこにひしめき合う居酒屋の数々が今も生きている。
ここが「品川駅港南商店街」。
我々は吸い込まれるようにその細い路地の奥へと入った。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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