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木更津の偽ディ◯ニーランド・ミッ◯ー広場(入場無料)

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東京ディズニーランドがあるのは東京都ではなく千葉県浦安市というのはあまりにも有名過ぎて何のオチもないのでわざわざ話すまでもないが、同じ千葉県にもう一つのディズニーランドがあるらしい。しかもそれは入場料無料、誰でも遊べるという、リアルな夢の国だ。
「出銭ランド」と陰口を叩かれる程金が掛かる某テーマパークで遊ぶよりもずっと経済的、そんな場所がなんと木更津市にあるというので、わざわざ東京湾アクアラインを使って渡ってきましたよ。

木更津に着いたのはいいが、場所が分からなくて小一時間迷ってしまった。夢の国への道はなかなか険しいのだ。
カーナビで場所を調べると「真里谷」という地名が出てきた。
しん・さとや…違う…「まりやつ」と読むのだそうだ。
ともかくその辺である。もう完全に街中を外れて田舎の風景だ。



幹線道路からは完全に外れた訳のわからない地元民しか使わないような道を奥へ奥へ入っていく。まさかこんな場所に夢の国があるなんて想像すらできんだろう。我々も直前までは半信半疑でいたのだ。しかしそれは突如現れる。

わ~、ミッ◯ーマウスだ(笑)

芝生を刈り取った上で、さらに白と黒の色彩を付けている。ちょうど、世界一版権の高いあのネズミとそっくりの形で。

あのネズミの眼の部分の黒は砂利が敷かれている。周りの白はセメントを流して固めているような感じだ。

あのネズミの耳の部分は器用に草刈機で形作られていた。草の生え具合から見ても割と頻繁に手入れされている様子が伝わる。所有者はよっぽどあのネズミが好きでしょうがないのかも知れない。

あのネズミの顔が描かれているだけで、他に入場ゲートもアトラクションもましてやスタッフすら居ないという寂れた空き地の中には看板が一つだけポツンと立っている。
「ミッ◯ー広場 いつでも中で遊んで下さい 桐谷グランドゴルフ場 2005年10月 完成」
本当に金も払わずに勝手に遊びまくっても構わないのだそうだ。これぞ真の夢の国。しかし伏字なしでそのままあのネズミの名を書くのはまずいぞ。

特にアトラクションらしいものは無い、と諦めるのはまだ早いようだ。向かいの山肌を見ると人が登って行けるスペースが見える。これといった案内表示が書かれている訳ではないが、ここを登れという意味に思えた。

実際に登ってみると完全に竹藪の中で、本当に入ってよかったのかどうか疑わしくも思えるのだが、構わず道なき道を立ち入って行く。

すると、竹藪の間の開けたスペースに、なぜか竹にロープを括りつけて固定された謎の脚立がこれ見よがしに置かれているのだった。案内表示がある訳でもないが、これはここに登れという意味であろう。

するとビックリ、なんとあのネズミの顔を上から眺める事が出来るのだった。これは素晴らしいアトラクションだ。所有者でありこのネズミの絵を描いた本人の、なんだかよくわからない愛情がひしひしと伝わる。
だけど離れて見たら、やっぱり全然本物のミッ◯ーマウスに似てないんですが(笑)
きっと同姓同名の別人だと思うからディ◯ニーさんは版権云々うるさい事は無しで見逃してあげてくださいね。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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