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渋谷爆発 (3) 代々木上原倒壊古民家

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今回のネタは爆発というよりも倒壊だが細かい事は抜きで(笑)
よく地方の人が勘違いするのだが、渋谷とか新宿とか都会すぎて民家なんかないんじゃないの?という話のネタがあるが、この界隈に行くと本当に民家しかないエリアなんてざらにあるので、先入観から意外に思ってしまうだろう。
それも都会にありがちなマンションだらけの光景ではなく、昔ながらのオンボロ木造家屋が密集する古い下町のような風景だ。昭和の時をそのまま留める住宅地が、渋谷や新宿からの徒歩圏内に、まだ大量に残っている。
で、やってきたのが渋谷と新宿からも程近い、代々木上原のとある住宅街。
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代々木上原の駅は地下鉄千代田線が小田急線に乗り入れるため駅の利用者は多いが、その駅の改札を降りると急峻な坂道と細かい住宅がひたすら立ち並ぶだけの山の手の下町といった印象である。あまり人通りも多くない。
井の頭通りの上原三丁目交差点から南へ行くとちょっとした、だけどもえらく古めかしい「仲通り商店街」がある。


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そこから一歩路地に迷い込むと、そこはもう昭和の時代にタイムスリップしたかのような古民家が多く残るパラレルワールド。
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歴史的に見ると、東京の山の手は戦後開発された部分が大きいのは確かだが、実は戦前から住宅街が形成されていた場所もかなり多い。山の手は比較的戦災を免れているので、そんな理由で古民家が沢山残っている。
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そういえば商店街の方にも、凄まじく古い木造家屋を見ることができる。渋谷や新宿からもすぐ目と鼻の先なのに、この界隈に限っては寂れ方が尋常ではない。
だが、裏路地に入るととんでもない場所がある。
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そこは、家屋が密集する中でぽっかりとスペースが開いたようになっていて、一面大量の瓦礫が詰まった、奇妙な一画。
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別に地震が起きたわけでもないのに建物が見事に崩れ去ったような、物凄い散らかり方を見せている。実はこれ、こういう話のネタだったんですが…
高齢姉妹は自力脱出 渋谷の民家倒壊
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なんとこの建物は築80年の超オンボロ木造家屋だったのだ。幸いにも住人だった高齢の姉妹は避難できて無事だったそうだが、周辺住民からは「いつ壊れるかわからない状態だったから冷や冷やしていた」とのこと。
だからと言って、うちの家に避難しといでというところまでお節介を掛ける親切なご近所さんは居なかったのかよという話だが。
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長年に渡り雨風をしのいでこの土地に立ち続けた家。まるで人の一生の如き最後の姿だ。
実は在りし日の姿をGoogleのストリートビューが捕らえていたんですが…

大きな地図で見る
こりゃどう見ても崩壊寸前だと丸分かりですがwwwwwwww
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都市は生き物のように新陳代謝を繰り広げている。建物もこうして世代交代が続いている訳だが、味気のないコンクリート建築ばかりにはなって欲しくないなあ、というのが正直な意見である。
しかし家が潰れる瞬間まで住んでしまうのも考えものだぞ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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