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青山霊園周辺 (1) 都心の巨大墓地

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地下鉄青山一丁目駅を降りる。この辺はセレブゾーンの表参道や六本木に囲まれた土地柄だけにあまり訪れるきっかけもない場所ですっかり見逃していたが、青山霊園という広大な面積を誇る大規模墓地が目の前に広がっている。
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その青山霊園の周辺が結構ヤバイと聞いていたので訪れてみた。青山一丁目駅を降りて南側の西麻布方面に向かう事にする。


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駅から2~3分も歩くともう青山霊園の敷地に差し掛かる。面積26万平方メートルの墓地が都心のど真ん中に広がっているというだけあって周囲のオフィスビルが見渡せたりやたら広々している。
墓地に囲まれて建つのは都立大田桜台高校(旧赤坂高校)。なんで港区にあるのに大田?と思ったが、大田区中馬込の南高校跡地に新校舎が建設されるまでの間ここを間借りしているらしい。
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青山霊園の案内図。見ての通りかなりでかい。
雑司ヶ谷霊園や谷中霊園も見てきたが、青山霊園の規模はその二つを合わせた以上だ。
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もともとは徳川氏に仕えた武将の青山家の下屋敷だった場所で、青山の地名もそこから来ている。青山霊園に眠る有名人も色々いるのだが、今回の目的は青山霊園そのものではなく、周辺をうろうろする事なので、さりげなく端折って行く。
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霊園の真ん中をぶった切る通りを進むと青山霊園中央交差点。視界が開けた正面には成金セレブの象徴・六本木ヒルズ森タワーの勇姿がデデーンと現れるのである。いつ見てもイカツイ建物だ。南に抜けると六本木、東に抜けると乃木坂だが、ここで西に抜ける。
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青山霊園の西側に出ると、墓地から離れて青山橋の上を渡る事になる。暗渠化した笄川(こうがいがわ)の谷地を跨ぐように作られているので街が立体的。飛び降り自殺防止のためか高いフェンスが設けられている。
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昼間はそこそこ眺めの良い場所だが、夜になると薄暗く気味が悪い。まあ、墓地の横だし。どうやら橋の下、外苑西通りに面した場所でマンション建設工事が行われているらしい。
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だが建設現場の向かいの家には「巨大マンション建設反対!!」の横断幕がいくつも掲げられていてやたら物々しい。これも東京ではよくあるトラブル。
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青山橋の上からマンション建設現場を眺める。確かにこれだけの敷地を確保しているのだからさぞかしでかいマンションが建つのだろう。マンションが出来るとここからの眺めもかなり変わってしまいそうだ。
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青山橋の脇から下へ降りる階段が続いていた。この場所は暗渠の笄川に沿って青山霊園と向かいの丘に挟まれ窪地状になった区画。途端に雰囲気が薄暗く感じられる。
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青山橋北側の区画に入るとマンション建設反対の横断幕をさらにあちこちに目にする事が出来る。しかもおおよその家屋はマンションに面して東向き・南向きだからなおさら日照権云々で揉めているに違いない。
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場所がオシャレセレブゾーンど真ん中の表参道と六本木の間だけに都市開発が容赦ないのかも知れんが、墓地の隣で窪地という土地がそうさせるのか、華やかさが皆無で地味な住宅街という印象しかない。
一旦青山橋まで引き返し、さらに外苑西通りに沿って西麻布方面に歩いて行く事にする。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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