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戦後70年経っても開通しない幻の都市計画道路!退廃感に満ちた「新大久保」の線路際の風景が異様過ぎる

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日本最大の巨大ターミナル駅「新宿駅」のすぐ隣にありながら長らく裏町的な位置付けにあり韓国人をはじめ世界各国の外国人が住み、また裏社会の人々も同様に暮らしている街「新大久保」。この街の景色を山手線や西武新宿線の車内から見下ろすと、都心の一角とは思えない程に廃れっぷりを晒している箇所が目に付く。

新宿区 新大久保

それが職安通り北側に伸びる線路沿いのこちらの路地。実は新宿区が地道にノロノロ建設中の区道「東京都市計画道路事業補助線街路第七十二号線」という名称の都市計画道路の一部となっている。

新大久保にある「70年経っても開通しない幻の道路」

新宿区 新大久保

この都市計画道路、新宿駅東口から新目白通りまでの区間約2.8キロを通す予定でいるが、職安通りと大久保通りの間にあたる350メートル程の当区間は未だに用地買収が進まず工事がストップしている。都市計画が決まったのは終戦直後の昭和21(1946)年4月25日の事。まるまる70年以上経っても完成しない幻の道路なのだ。

新宿区 新大久保

まずこの道路、他の箇所はどうなっているのか前もって見に行くと、新大久保駅近くの大久保通りと交差する部分は喫煙スペースや待ち合わせ場所などに使われているのだが、新大久保で活動しているらしい某韓国人グループが路上で販促イベントをやっていて韓流サランヘヨなメス共が寄ってたかっていたんですが、道路使用許可は取っているのかどうか、かなりケンチャナヨな部分があるように思います。

新宿区 新大久保

どうでもいいんですが、この韓流グループの名前で検索すると出てくる記事が「メンバー前代未聞の全員失踪」とか何やら穏やかではないネタだったりする。事務所のギャラの支払いや待遇がろくでもなさそうな感じしかしません。話が脇道に逸れそうなので、アイドルグループはほっといて大久保通り北側に向かいます。

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大久保通り北側は用地買収が完了しており、2011年11月より道路供用が開始されていてこの通りさらっぴんで快適な道路が完成しているのである。歩道も広めに取られており街の雰囲気は若干明るくなった気がして何より。しかし以前はここに…

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山谷などと同じような日雇い労働者が定宿としている簡易宿泊所が何軒も立ち並んでいた。新大久保から戸山公園、高田馬場にかけての一帯がドヤ街だったというのは古い世代には知られたところである。

新宿区 新大久保

写真の「新大久保ハウス」は見た目の老朽化ぶりもハッキリ分かる上に二階の窓の取り付け方がいかにも「ザ・ドヤ」といった感じで香ばしさ全開だったが、道路開通から間も無く廃業したようで現在は解体されている。だが道路建設用地に引っかからなかった他の簡易宿泊所は未だに現役稼働している。

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そんな古びたドヤ街と線路を見下ろすようにそびえるロッテ新宿工場の巨大ネオン看板。今や韓国で一大財閥となった在日韓国人企業・ロッテが戦後のドサクサの中で産声を上げた地がこちら新大久保になります。そう言えば最近銀座に出来た東急プラザの中にもロッテ免税店がオープンしていたんですが、いやはやパワフルな企業です。こちらの工場は閉鎖してしまいましたが。

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再び大久保通り南側、職安通り手前の付近に戻る。外国人留学生も多いお土地柄なので、そうした方々を相手にした日本語学校も見られる。エリート日本語学校…外観は全然エリートそうには見えませんが、看板に韓国語と書いてあるあたりが新大久保っぽいです。

新宿区 新大久保

既に用地買収が済んだ区画は、いかにもお役所仕事です的な緑色のフェンスで区切られており長期間放置プレイをかまされている。おかげ様で新大久保駅側の景色がよく見える。傍らの雑居ビルには韓国料理店とベトナム人経営のネットカフェがある。

新宿区 新大久保

道路用地を隔てるフェンスに囲まれた穴場的コインパーキング。停めづらい位置にあって駐車料金がお安く設定されているのだが、長期間置きっ放しの謎の車が。しかも大阪ナンバーやで。イリーガルな香りがプンプン漂う訳ですが誰が置いていったのでしょうか。駐車料金を確認したら7万いくらに跳ね上がっていたので2~3週間くらい放置されてますね。千円札で精算するのが大変そうです。

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そんな殺伐コインパーキングの前の緑フェンスには何故か女物のハイヒール二足とマフラーが…誰かここで何か身に危険でもあったんでしょうか知りませんが深入りはしないでおきましょう。

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空き地越しに、東隣の路地沿いに面する古い連れ込み旅館の建物裏側が丸見えになっていて生々しい。「ビジネス旅館N」の裏あたりですね。ちなみに10年少し前まではこの場所に「彦左小路」という廃れた呑み屋横丁もあったのだが、解体されもう跡形も無くなっている。

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そしてこの場所には「おとめ荘 宿泊」と書かれたズタボロなブリキの立て看板を置いている怪しげな木造平屋建ての小屋が残っている。これももしかしたら新大久保の簡易宿泊所の生き残りだろうか。しかし新宿のど真ん中とは思えんテンションだな…

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この路地を南に抜けて職安通り沿いに出ると、職安通りに面した角に一軒だけオンボロ蔦まみれのアパート風の建物がしぶとく残っている。5年前まではこの並びに廃屋と化した一軒家や青果店の倉庫など立ち退きを拒んでいる建物がいくつか残っていたが、現在はこの一軒のみになっている。ここが無くなれば、ようやく「70年モノの幻の道路」の開通に目処が立つ事になる訳か。

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この一角、2010年当時はまだこれだけ建造物が残っていた。と言っても夏場に見るとボーボーと生い茂る草木に覆われて中に何が建っているのか判別不能な訳だが。

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職安通り側からのアングルで路地の入口を見ると、ややキツイ上り勾配が付いているのが分かる。道路が開通したら職安通りとの交差点にもう一つ信号機が増えるものと見られる。

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ところで、みんな気になる新大久保の連れ込み旅館。ビジネス旅館Nの玄関口です。「新館」と書いてあるけど全く新しさが皆無。この線路沿いにはこうした「古風」を通り越した「ゾンビ旅館」が何軒も生き延びている。夜な夜な界隈を徘徊するフォリナーズ・プロスティテュートな方々がこうした旅館の養分である。

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料金表を見てビックリ。ご休息2000円、ご宿泊3000円だそうで、新宿区内では最安レベルではないでしょうか。しかしきっちり人数分取られるのでカップルさんは倍額と思ってもらって結構です。

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この旅館、終電を逃した時に一度肝試し的に利用した事があるのだが、部屋の中は田舎の婆ちゃん家のような昭和全開テイスト。死の床についたかのような、ある意味天国に一番近そうなベッドが薄暗い部屋の奥に横たえられている。雰囲気抜群ですね!

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トイレもバッチリ和式だし、浴室も浴槽含めて全面タイル張り!昭和30年代のオールドファッションスタイル(By 駒込の旅館江戸駒)というやつですね。むしろカブ容疑者がJCを監禁していた千葉市のマンションの一室の方がマシに思えてきました。

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西武新宿線ユーザーならいつも目にしてきたはずの線路際のこの一帯のどうしようもなくうらびれた陰気臭い風景。あまりに長い間放置状態だったのでそれを別に異様にも思わなかっただろうか。この大都会の死角の吹き溜まりであるとも言える線路際の風景も、恐らく2020年開催の東京五輪前までには跡形も無くなっているのであろう。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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