台東区: 2008年4月アーカイブ

首都の大動脈、JR山手線。一周60分、29駅。
わが地元大阪のJR環状線の、およそ1.5倍の規模がある。

山手線という名前が示すように、武蔵野台地の東端、起伏の激しい東京独特の地形に沿って走る路線で、特に西側の線路は谷をくり貫いた底に走り高いコンクリート壁に阻まれた箇所が多い。

今でこそ都心は「山の手」と呼ばれる西側、渋谷・新宿・池袋の3ヶ所に集約されている感があるが、もともとの東京の都心と呼ぶべき場所は東側の平坦なエリア、日本橋・銀座・上野あたりである。

さて、古い下町である上野駅のすぐ北隣に「鶯谷」という駅がある。
全部で29ある山手線の駅で最も乗降客が少ない駅。

しかしこの鶯谷こそがディープな東京を語るに外せない、恐ろしい場所なのだ。


これでもかと関西各所のコリアタウンを渡り歩いてきた「大阪DEEP案内」は東京に来ても、やはりコリアタウンを探し回っているのだ。

日本の首都は東京でも「在日」の首都は大阪民国だと常々言ってはおるが、東京だって負けてはいないさ。大阪府が15万人ならば東京都だって10万人もの在日韓国朝鮮人が居るのだ。

東京は新大久保あたりがどうしても目立つのだが、あそこはニューカマー系ばかりが目立ち、どちらかというと「在日」という香りがしない。

東京で最も大規模なオールドカマー系コリアタウンはなんと言っても台東区・荒川区にまたがる、上野から鶯谷、日暮里、三河島と続く一帯である。特に上野と言えば「アメ横」を代表として、なにやら「戦後のドサクサ臭」が漂う街並みが印象的な界隈だ。

その中でも東上野の一角にある「キムチ横丁」と呼ばれる場所は、小規模ながらもかなり強烈なオールドカマー系コリアタウンである。

夕方、日も落ちるか落ちないかの時間に寄りつくと、日本のそれとはかなり雰囲気が違う独特のネオン街があることに気がつくだろう。そこが東上野キムチ横丁だ。

古い呼び方では「国際親善マーケット」ともいう。まるで鶴橋みたいです。

その名の通り、鶴橋の駅前とどこがどう違うのか説明がつかない状況です。焼肉屋や韓国料理店が密集するのはもちろん、食材を仕入れているであろう肉屋や韓国食材の店も密集している。ここが紛う事もない、東京の鶴橋だ。


東京に来たら、まずは上野に来よう。
大阪に居た頃も、人間臭い街が好きだった。上野は間違いなく、人間臭い。


だが、単純に都会の中の下町の風景に安堵したりするのは、アメ横とか上野公園とか、メジャーな場所ばかり見ていて、表面的にそう思っていただけの自分に気がついた。

上野はそんな甘い街じゃなかった。

少し駅から離れると、胡散臭く存在感を放つ「サウナ」という名の大人の社交場の数々。

知る人ぞ知る日本屈指のハッテン場「上野」の裏筋を責める(笑)DEEP東京ツアーに貴方をいざなおう。

About Me

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逢阪まさよし
2007年7月、「大阪DEEP案内」を立ち上げ、 サイト上にて大阪のミステリアスでタブーでDEEPなスポットを探検した記録を綴る。 その後、諸般の事情により首都圏(横浜)に移住。 関東一円の怪しいDEEPスポットの発掘作業を行っている。 2008年1月、「東京DEEP案内」を立ち上げる。
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