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埼玉ロードサイドDQN文化が感じられる「蕨市の国道17号沿い」が色々と役満状態でした

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京浜東北線で赤羽から三駅、日本一小さな市としても有名な「埼玉県蕨市」と言えば、これまでもクルド人の住まうワラビスタンだの共産党市政だの住民票の置けるネットカフェだの、東京の目と鼻の先で小さいながらもピリリと辛い山椒の如く香ばしくビンボー臭いネタを提供し続けてきた街だ。

蕨市 蕨

しかしこれまで目にしてきたのは主に蕨駅周辺の町並みばかりであり、蕨駅西口から徒歩10分余り歩いたあたりの国道17号が走る蕨市の西側一帯は車で通り掛かる機会でも無ければ余所者があまり知る事のないエリアである。実はこのロードサイド沿いもなかなかパンチ力の効いた町並みが見られる。

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日本一面積の小さな蕨市の入口で見かけるDQN過ぎる町並み

蕨市 蕨

国道17号で東京方面から蕨市内に入ると現れる「蕨警察署入口」交差点の角にはとりわけ深夜時間帯にはDQNの誘蛾灯に変わる事でお馴染みの「ドンキホーテ蕨店」、その隣には首都圏を代表する一大お風呂屋さんチェーン「角海老」の店舗もそびえているという仰天の光景。

蕨市 蕨

埼玉ではこうした店舗が密集しているエリアはせいぜい西川口か大宮にしかないが、蕨のロードサイドにはこの一軒だけがぽつんと営業している。この店舗は「錦センター」と呼ばれているが、この業態がトルコと呼ばれていた時代(30年以上前)からずっとこの土地にあるらしい。これには蕨在住のトルコ国籍クルド人もビックリ。

蕨市 蕨

そんな特殊なお店が近くにあればソッチ方面の関連産業も流行る訳でありまして、錦センターの真向かいには何とも栗の花臭漂う佇まいの「東京書店わらび店」もございます。今夜のおかずはどれにしようか予算に応じてよりどりみどり選べる訳でして、やはり蕨も西川口も独身男性には滅法強い街だ。

蕨市 蕨

それ以外にもどう見てもドカチン労働者向けとしか思えないインディーズ系弁当店や酒屋まで揃っていて、肉体労働者の男性単身世帯が非常に多いであろう街の性質を色濃く反映している。同じ国道17号でも浦和に入れば急に外車ディーラーだらけの風景となり文教都市とドカチン地帯が隣り合っている様が拝める。

蕨市 蕨

ちなみにここいらも一応住所は蕨市なのだが、工場や倉庫が沢山立ち並ぶブルーカラー都市・戸田市と境を接しており、戸田市役所もすぐ目の前にあるし蕨駅よりも埼京線戸田駅の方がむしろ最寄り駅である。戸田市との境を示す看板が建つあたりのマンションも一階部分にとんかつ屋と「らぁめん花月」が仲良く入居。どちらも言うまでもなく独身男性向け。

蕨市 蕨

そんな男臭いロードサイドにこれまた脂ギッシュ感漂わせる外観の「両面焼きそばあぺたいと」の店舗が目に付く。ちょうど角海老の真向かいにあるんですが、こちらは蕨市にあるにも関わらず「戸田店」を名乗っている。戸田あたりにはやけに多い二郎インスパイア系ラーメン店やその他激安店等様々な業種で使われる「全面に黄色と赤」の配色が何とも王道過ぎて目に留まる。

蕨市 蕨

そしてあまり聞き慣れない「両面焼きそば」のフレーズと、どこをどう見てもドカチン向けとしか思えない生卵トッピングの焼きそばの写真…ド底辺のDNAを深く刻まれた我々取材班の食欲を刺激する。あ、「appetite」って英語で「食欲」を意味するんだった。まあ、小腹が減ったし入りますかね…

蕨市 蕨

「あぺたいと」の店内は飾らぬ気取らぬ郊外ロードサイドのドカチン向け大衆食堂と言う以外の何者でもない。しかしただの焼きそば専門店だと思っていたが違った。冷奴やモツ煮込み等、やたらと酒のつまみになる一品料理の類が多いのだ。つまりちょっとした「せんべろ」も可能なのである。

蕨市 蕨

さらに店舗奥には小上がりまであって、独身男性客ばかりかと思いきやお子様連れの客まで結構いるのである。戸田漕艇場が割と近くにある土地柄なのか各大学の漕艇部が練習の帰りなどに立ち寄る事が多いらしく、店内各所にサインやタオル等の記念品が飾られている。あと昼間なのに店内が薄暗いのは蛍光灯を半分以下に減らしているからだ。省エネ意識も高いお店です。

蕨市 蕨

店のメニュー表を見ると「焼きそばを分けて食べることは出来ません」「持込をご遠慮いただいております」等の注意書きがびっしり。さすが埼玉貧民トライアングル地帯の一角を占める蕨市だけの事はあり客層の悪さが伺える。ちなみにこのお店、本店は埼玉じゃなくて東京都板橋区の高島平にございます。

蕨市 蕨

ひとまず店オススメのイチオシメニュー「あぺセット」を注文。店の看板商品である両面焼きそばに生卵をトッピングして、さらに餃子三個とみそブタミニ丼、スープが付いて1100円。炭水化物トリプル掛けでさぞかし精が付きそうな一品です。戸田や蕨のドカチン各位には鉄板モノのパワーフードとなっておる訳でしょうか。

蕨市 蕨

…と、ふと店の隅に目をやるとそこにはどこかで見たことのある浮世絵が…特定男性にはお馴染みの角海老グッズの数々であろうか。そりゃ隣に店があるんだもの、従業員や姫だって食べに来るのでしょう。終始男臭さ全開の町並みでお腹いっぱいになりました…

あぺたいと戸田店

営業時間 [火-金]11:30-14:30 18:30-24:00 [土日祝]11:30-16:00 18:00-24:00 月曜定休
埼玉県蕨市中央6-16-22

埼玉県蕨市中央6-16-22


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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