新月島川に架かる浜前橋から、勝どきエリアの最も沖合いに位置する勝どき五丁目と六丁目に入る。
隅田川に面した敷地にかなり古い消防署の建物が残っている。東京消防庁臨港消防署である。最近までこの場所で消防艇がスタンバイしていたのだが、見ての通り老朽化が激しく、さらに周辺の高層マンションだらけの開発の波の影響で、庁舎を取り壊して晴海に移転と言う事になった。現在は晴海に仮庁舎を建てており、既に使われていない。
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新月島川に架かる浜前橋から、勝どきエリアの最も沖合いに位置する勝どき五丁目と六丁目に入る。
隅田川に面した敷地にかなり古い消防署の建物が残っている。東京消防庁臨港消防署である。最近までこの場所で消防艇がスタンバイしていたのだが、見ての通り老朽化が激しく、さらに周辺の高層マンションだらけの開発の波の影響で、庁舎を取り壊して晴海に移転と言う事になった。現在は晴海に仮庁舎を建てており、既に使われていない。
勝どき駅から清澄通りを豊海町方面に3分程度歩くと、新月島川に架かる新島橋へと差し掛かる。
新島橋の上から勝どき駅方面の岸を見ると、そこには超高層タワーマンションや住友不動産勝どきビルなどのいかついコンクリート建築に混ざって、古い木造家屋が残っている様子を見る事ができる。
勝どき駅前からさらに清澄通りを豊海町方面に歩いていくと、まだまだ古い木造家屋が残った路地裏が残る街並みを見る事ができる。
勝どきには戦災に遭わずに済んだ地域もあって、至る所に戦前建築が残っているのだが、その事がかえって超高層マンションの開発によって街の風景が痛め付けられているのを際立たせる。
地下鉄大江戸線が開通してからというものの、駅周辺には続々タワーマンションが建設されまくっている「勝どき」エリア。
表面的には完全に勘違い成金スイーツに占領されたかのような街だが、そう見えても元々はただの倉庫街であり、地味なベイエリアの下町の一つでしかなかった。現在でもあちこちに下町の風景が残る。
築地市場や本願寺などがある築地四丁目交差点から晴海通りを進むと、隅田川に架かる「勝鬨橋」に差し掛かる。
隅田川に架かる数々の橋の中でも勝鬨橋の存在はその形状の珍しさからも特筆すべき橋の一つである。昭和15(1940)年6月に橋が完成した当時は、船舶の通行が多いという隅田川の事情があって、橋の中央が開閉可能な可動橋になっていた。