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門前仲町・清澄白河・東陽町記事アーカイブ

門前仲町・清澄白河・東陽町周辺

門前仲町
ちゃきちゃき江戸っ子が生息すると言われる古い下町ゾーン「深川」を代表する存在。通称「もんなか」。相撲発祥の地である富岡八幡宮、成田山新勝寺の東京別院である深川不動尊があり現在も下町江戸っ子の信仰を集める。やたら下町だが東西線で大手町からわずか三駅という至近距離にある。葛西や西船橋方面から乗ってくる通勤民は大江戸線の乗り換えがある門前仲町に着くまでどこにも逃げられない。っていうか東西線混みすぎ。どうにかならんのか。

木場
その名の通り、昔は駅周辺に広大な貯木場があり、深川の風情を残す一画であったが、高度経済成長による宅地開発で貯木場はまとめて新木場に持っていかれ、木場という地名と駅名だけが残っている。海側は新興マンション街でありヨーカ堂などが入る「深川ギャザリア」などというオシャレ施設も出来ているが、かつての赤線跡「洲崎遊郭」にも近い。

東陽町
洲崎遊郭が現存していた頃は深川の地の果て、目の前に海岸線が迫っていたという界隈だが現在は埋立てにより増殖した土地に高層マンションが林立する住宅地に加え、なぜかオフィス化も進んでいる。東西線のあまりの混雑っぷりに嫌気が差した企業が「東陽町に引っ越そうぜ」となったからか知らぬが、江東区の人口爆発を如実に示すエリアである。快速と各駅停車の乗り換えに使われるため東西線ユーザーにはお馴染みの駅。

南砂町
深川の東の果て。駅周辺は惜しげもなく高層マンションが乱立する。北に1キロほど歩くと都内随一の人気を誇る激安商店街「砂町銀座」が東西600メートルの区間を走っている。毎月10日に商店街を挙げて開催される「ばか値市」は江東区の貧民の財布を助ける心強い味方なのだ。しかし普段から一着5円の服を置くのはクレイジー。荒川を挟んですぐ東側は陸の孤島と称される23区の最果て江戸川区葛西エリアである。

清澄白河
都営大江戸線が開通し、地下鉄半蔵門線が水天宮前から延伸するようになるまでは交通不毛地域だった。東京の地下鉄ではあまり見かけない合成地名タイプの駅名。清澄庭園や深川江戸資料館などがあり、深川めしを食わせる食堂が数軒存在している。店によって当たり外れがあり、失敗するとただの「あさり猫飯」だったりするので店選びは慎重に。そもそも気の短い漁師の即席賄い飯だったはずなのにやたら高級感を漂わせているのがどうかと思うが。

越中島
門前仲町駅から清澄通りを月島方向に向かうと京葉線の越中島駅がある。周囲は東京海洋大学キャンパスと微妙な住宅街しかない。

門前仲町・清澄白河・東陽町DEEP案内マップ

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三方を運河、一方を海で隔てられた洲崎遊郭、出入口は大門通りの洲崎橋にしかないものと勝手に思っていたが、実は洲崎遊郭跡の西側にも西洲崎橋という橋が架かっている。

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ところが昭和22年の地図を見るとこの橋が無かった。戦後になって建造された橋だろう。西洲崎橋を渡った先は木場六丁目となり厳密には洲崎遊郭からは外れるのだが、洲崎神社があるので、ついでに見に行く事にする。

洲崎遊郭は戦災で一度壊滅してしまっているだけに、戦後「洲崎パラダイス」として復活したカフェー街はともかく、それ以外の土地には戦後の住宅難という事情でどんどんアパートが作られたようで、南開橋に近い南側に行けば行く程ボロアパート率がぐんと高くなる。

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南開橋に近い側の洲崎遊郭跡には昭和30年代くらいに建てられたような古いアパートがそこかしこに転がっている。

吉原と肩を並べる程とまで言われた深川洲崎弁天町の遊郭。しかし今では単なる住宅街に変わってしまっているとは言え、そのまま何も見ずに素通りで帰る訳にもいくまい。

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戦後十数年間だけであったが、洲崎の大門通り東側一帯は洲崎パラダイスという赤線地帯として賑わっていた。その痕跡が殆ど残っていないにせよ、現在の街並みにもどこかしら匂いが感じられるかも知れない。そう思って洲崎の住宅街を探索し始めた。

洲崎遊郭は郭の三方を運河に、一方を海に囲まれた出島状態の土地で、運河の存在が外界との境目であった。しかし現在はその北側と東側が埋め立てられていて、洲崎パラダイスの玄関口だった洲崎橋にやってくると、橋の跡地を示す石碑が置かれている。

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かつてこの橋の下には洲崎川があったが、それも昭和57(1982)年に埋め立てられて現在は緑道公園として使われている。永代通りの東陽三丁目交差点も元は洲崎橋交差点で、洲崎の地名は郵便局や金融機関の支店名に残ってはいるものの、徐々に姿を消そうとしているようだ。

洲崎遊郭跡は殆どがマンションやアパートが立ち並ぶごく普通の住宅街に姿を変えてしまっている訳だが、戦後の赤線地帯として遊郭の東側に開かれていた「洲崎パラダイス」の敷地には、今も数える程だが、独特のカフェー建築が残る場所がある。

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まずは洲崎の大門通りから。東側の一部分は「東陽弁天商店会」というちょっとした商店街になっていて、アーケードも掛かっている。

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