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新宿・代々木・新大久保アーカイブ zone_shinjuku

新宿・代々木・新大久保周辺

新宿
もはや説明するまでもない、東京の顔であり巨大ターミナルと日本最大の歓楽街が密集する都会中の都会。大雑把に言うと副都心のある新宿西口は整然としていて歌舞伎町のある新宿東口は雑然としているように語られることが多い。「新宿で待ち合わせね」と漠然といっても話にならないくらい広いので、せめて「西口、東口、南口、東南口、新南口、サザンテラス口」の6つの出口がちゃんと把握できるようになるのが重要。ラストダンジョンとも言われる新宿駅周辺だが意外に地下街は発展していない。それらしいのは歌舞伎町近くにサブナードという地味な地下街があるだけ。西武新宿駅というのもあるがあれは歌舞伎町駅に改称した方がいい。

新宿三丁目
新宿駅がでかすぎるし人多すぎなので移動に不便なのが嫌な場合は新宿三丁目駅も使おう。駅を上がると伊勢丹総本店があり、東京二大ショッピングタウン「東の銀座、西の新宿」といった風景を見せる。伊勢丹の東側はいきなり雑多な居酒屋密集地だったり、歌舞伎町方面に行けばいまだに闇市の風情を残す新宿ゴールデン街、さらにゲイの聖地「新宿二丁目」も至近距離。よりどりみどり。

新宿御苑前
駅の名前の通り、駅南側には新宿御苑の広大な敷地が広がる。まさに都会のオアシス。新宿二丁目のハッテン場も近い。二丁目通いをしている人なら恐らく新宿三丁目よりも人通りの少ないこちらの駅を使うだろう。あとは地味なビル街が続くだけだ。

東新宿
歌舞伎町の外れにひっそり存在する都営大江戸線と副都心線の駅。歌舞伎町のラブホ街に向かうには新宿駅からトコトコ歩くよりもこちらを使った方が便利。新大久保のコリアタウンにも近く、意外に使い勝手がいいのにいつもガラガラ。みんな東新宿駅を知らなさすぎ。駅北側には広大な老人ホーム「都営戸山ハイツ」もある。

代々木・南新宿
総武線と山手線の駅があるが、殆ど新宿南口に近い。こうなったのも新宿駅前の繁華街が巨大化しすぎたためである。「代々木ゼミナール」の名前が有名なだけあって代ゼミをはじめ予備校が非常に多い土地柄。あとは共産党本部がある。もはや新宿区ですらないのに駅名だけは新宿な小田急線の南新宿駅も近い。

西新宿
丸ノ内線西新宿駅を降りると「東京医大病院」の巨大な建物と、背後には新宿副都心がそびえるものの、駅の北側に入ると「ここがホンマに新宿のど真ん中かいな!」とツッコミを入れたくなるボロアパート群が残る超下町ゾーンが広がる。町名こそ西新宿や北新宿だが、昔は「角筈」「柏木」などと言われていた。中野区の境に接する西新宿八丁目はとりわけ昭和臭が残るタイムスリップゾーンだったが再開発計画により見事に跡形もなくなってしまった。

都庁前
まさしく東京都庁のまん前の地下鉄駅。新宿副都心の中央に位置するものの、新宿駅西口からの「動く歩道」に乗ってやってくるのが一般的。大江戸線はこの駅を始発駅として都心を一周したのち再びこの駅で練馬・光が丘方面に抜ける。環状ではなく「の」の字なのね。都庁は誰でも見学できるし屋上展望台はタダで入れる。観光客でごったがえすが非常に中国人と韓国人が多いのでびっくりしてしまう。北京、南京、東京アルネ。

西新宿五丁目
え?そんな名前の駅あったっけ?と思う勢いのマイナー駅。新宿駅よりもむしろ渋谷区本町や中野区弥生町に近い。地下鉄大江戸線の駅名にはカッコづけで「清水橋」と書かれている。駅前は新宿の名前とは裏腹に凄まじい寂れっぷりを見せる下町ゾーンだ。

大久保・新大久保
大久保は総武線、新大久保は山手線。「新」とつく方が当然新しいだろうと思いきや駅開業の時期は明治と大正の違いだ。新宿駅や歌舞伎町に程近い土地柄なのか、戦後からロッテの工場が出来たりドヤ街になったりとなかなか香ばしい歴史を持つ街だ。大久保・百人町界隈のとりわけ大久保通りと職安通りを挟んだ一帯は韓国人だらけでまさしく東京を代表するコリアタウンとして発展を続けるが、少し外れるとそんな雑多な雰囲気が雲散霧消して普通の下町に変わる。多彩な面を持つ街だ。

新宿・代々木・新大久保DEEP案内マップ

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新宿区新宿四丁目。そこは東京を代表する副都心にありながらも長らく陽の光が当たらない都会の死角のような場所。

駅至近であるにも関わらず明治通りと甲州街道に挟まれた孤立地帯にあり、人通りもまばらな一本道の路地に今も多くの安宿とドヤ街の風情を残す、吹き溜まりのような場所だ。

甲州街道から「新宿4丁目ビジネス・旅館街」と記された看板が見えることで、ようやく外部からこの一帯の存在に気付く程度であろう。

言わずと知れた日本最大のターミナル「新宿駅」。常に人がごった返しているような場所だが、そんな街だからこそ見捨てられたような風景が残る場所もある。

新宿駅新南口、高島屋タイムズスクエアの巨大なビルがそびえ立つ一帯。新宿駅前でもごく最近になってから手入れがされるようになったエリアで、線路を挟んだ向かいの新宿サザンテラスにも真新しいオフィスビルが建ち並ぶ。蛇足だが、この二つの所在地は渋谷区代々木と千駄ヶ谷に跨っているのだ。

日本最大の歓楽街・新宿歌舞伎町、風俗店やホストクラブが密集する歌舞伎町でも最も怪しい中心地帯...目印はヤクザとホストしか周りに居ない「風林会館ビル」のすぐ南西、あまりにも薄汚い路地裏の奥に、中国上海の国家特級厨師を持ったシェフが居るという超穴場的上海料理店「上海小吃」がある。

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戦後の焼け野原の時代から、血で血を洗うマフィア抗争は日本・韓国・台湾・中国と国境を跨いでこの歌舞伎町の中心地で延々と繰り広げられてきた(→詳細

そんな物騒な街の路地裏にまたしても足を踏み入れる事になろうとは何の因果か。こんな場所に絶対にお薦めの中華料理があるんです!とルンルン気分で私を招待したのは友人のY子だった。

一歩中に入ると、そこは歌舞伎町の九龍城砦。

JR代々木駅前にそびえる廃墟ビル「代々木会館」を引き続きリサーチする。
このビルは2001年当時に建て替え計画があったものの、諸事情で工事も行われず、2009年末現在でもビルがそのまま残されている。

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廃墟同然の姿を晒す代々木会館ビルだが、一応その内部には入る事ができるのだ。
「2階飲食店街」と書かれた看板の下がアプローチになっている。
凄まじく年代を感じさせる、店名が書かれた看板がそそられる。

毎日電車に乗って大量の人間が行き来する山手線の代々木駅前に誰にも見向きされずに廃墟同然で佇む怪しげな雑居ビルがあるという事を聞きつけて我々はやってきた。代々木駅は新宿駅の隣であるが、タカシマヤタイムズスクエアやサザンテラスからは目と鼻の先にあり、実質的には新宿の繁華街に繋がっている。

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そんな場所に「代々木会館」というプチ九龍城砦がある。建造時期はおそらく昭和20年代後半~30年代前半(1950-60)であると予測されるがはっきりしていない。1974~75年にテレビドラマ「傷だらけの天使」のロケにこのビルの屋上が使われていた事以外はあまり情報が出てくる事もない。
駅徒歩ゼロ分の地の利があるにも関わらずいつまでも取り壊されずに残っているこのビルの存在は、まさに都会の死角である。

既に開発され尽くした感のある新宿駅西口の一角に今も戦後の闇市の名残りが残る「思い出横丁」という飲食店街がある。

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新宿駅西口の北側「新宿大ガード」の西に30×100メートルほどの狭い空間にびっしりと胡散臭い居酒屋が並ぶ。昭和の臭いが残っていてどこか懐かしい...ということで「思い出横丁」なんてもっともらしいネーミングがついた看板が掲げられているが、昔から知る人は皆「しょんべん横丁」と呼んでいるカオスゾーンなのだ。

引き続き渋谷区の北の果て「幡ヶ谷」周辺を散歩しよう。

幡ヶ谷駅からさらに北の路地に入っていくと、渋谷区本町。もとは幡ヶ谷本町といったそうだが「幡ヶ谷」が取れてどこの本町なのか分からない間抜けな事情がある。ちなみに東日本独特の「ほんちょう」読みではなくこちらの住所は「ほんまち」と読む。

ここまで来ると中野区弥生町のウンコ煮込みおじさんゾーンにも隣接しており街のほったらかしっぷりはさらに勢いを増す。渋谷区だからといって高級感が全くないのがこの界隈の特徴なのである。

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渋谷区本町を訪れるやいなや、目の前に何やらサイケデリックなデザインが目を引く民家のガレージを発見する。

渋谷区」と聞くとまず我々は真っ先に流行の先端地でありトレンドの街という所謂渋谷駅や原宿駅周辺のあのへんの風景を思い浮かべるものだが、渋谷区という行政区画全体で考えるとそんなイメージとはかけ離れた、見捨てられたような住宅街が存在している。

渋谷区の北部にある幡ヶ谷本町エリアだ。
位置的には渋谷駅よりもむしろ新宿駅に近く、ここが何故渋谷なのか不思議に思うほどである。

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幡ヶ谷と言えば大阪府知事で元タレント弁護士の橋下徹氏が幼少時代を過ごした場所でもあるが、一般的には国道20号甲州街道が街をぶった切っている地味な住宅街というイメージが強い。甲州街道は新宿から八王子・山梨方面に伸びる主要道であり、上には首都高4号新宿線、下には京王線が走っている。

ポップカルチャーよりサブカルチャー、メジャーよりマイナーが好きな東京DEEP案内はマイノリティの街が大好きだ。

以前本屋で『東京大学「ノイズ文化論」講義』という本を立ち読みした時に激しく同意した文言がある。オタクは常に被差別民であるという岡田斗司夫氏の話だ。ここではオタクという言葉が使われているが、これを広義に捕らえるとマイノリティ全般の事象に当てはまる。

私も長年こういうサイトを運営していると、被差別ならではの文化というものに強い興味を持ってはいるが、私と同様に興味はあれど公には口に出来ませんという人からのメッセージを受け取ることがある。

オタク的趣味に留まらず、人種・カースト、政治・宗教思想、性癖...様々な事象がある中で、東京という都会だからこそ成り立つマイノリティコミュニティの存在も多い。

それなら代表的なマイノリティコミュニティであるゲイタウン新宿二丁目だって突っ込んでおかなければと思うわけだ。

前回のレポートに引き続き、東京DEEP案内取材班は再びゲイタウン「新宿二丁目」への潜入を決行した。

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新宿三丁目の駅を降りて東を向くと、いやがおうでも目に付く「角海老」のビル。ソープランドビルの目の前に交番があるというシュールな光景を見て、いつも笑ってしまうのだ。

伊勢丹新宿本店のある新宿三丁目交差点の東側には、ごちゃごちゃした低層ビルや居酒屋が密集する独特の空間が広がっている。

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そこは週末の夜ともなると酔っ払ったサラリーマンで溢れかえる、酒臭い通り道。新宿エリアだけでも、新宿西口、東南口、歌舞伎町...と、居酒屋には事欠かない街だが、改めて新宿の巨大さを思い知るのだ。

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