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白金台・目黒・五反田アーカイブ zone_shirokane

白金台・目黒・五反田周辺

白金台
港区白金・白金台にいわゆる「シロガネーゼ」が住むと言われる新興高級住宅街。地名の読み方も知らないセレブ脳はおめでたい限りだが、正しくはシロガネではなくシロカネである。アボカドをアボガドと呼ぶようなものであるが間違えてはならない。外苑西通りが勝手に「プラチナ通り」と呼ばれていてこれ見よがしなハイソな店が立ち並び、道行く車はみんな外車ばかりという変な街だ。都営三田線・地下鉄南北線の駅があり、別に高級外車がなくても散策はできる。だが、白金の北側にある1・3・5丁目は古川沿いに広がる低地で、板金工場などが密集する「準工業地」。ブルーカラー向けの木造オンボロアパートが主流で、これが白金なのか?!と驚くばかりだが、もともと白金はそういう街だったのです。

白金高輪
白金高輪は国道1号桜田通り沿いにある都営三田線・地下鉄南北線の駅名。南北線の車両に乗るとこの駅で乗り換えさせられる可能性が高いので南北線ユーザーならおなじみの駅。白金も高輪も高級住宅地であるというイメージが根強いが、駅前の「白金アエルシティ」を除くと殆どが超下町ゾーン。一方の高輪も高級マンションや寺が目立つものの、ベースは下町臭が依然として強い。シロガネーゼが見たいなら隣の白金台だ。

目黒
JR山手線と都営三田線・地下鉄南北線・東急目黒線の駅がある場所は実は目黒区ではなく品川区であるというなんともあまのじゃくな存在。毎年9月になると駅前の目黒通り一帯がさんまを焼く煙に包まれる。「目黒のさんま祭り」という、落語が元ネタというだけで勝手にさんまを焼き始めて、それを食べたいが為に行列好きな東京人が何時間も行列を組むというけったいな祭りで有名。品川区側と目黒区側でそれぞれ別の祭として行われるのと、隣の恵比寿でも「となりのサンマ祭り」をやっているので忘れるな。サンマ以外では日本初の結婚式場で「目黒雅叙園(見学有料)」と日本唯一の寄生虫専門博物館「目黒寄生虫館」が有名。

五反田
駅前に出るとそれほど猥雑さの感じない五反田だが、かつてはファッションヘルスやSMクラブなど風俗の街として隆盛を誇っていた。現在もそれは一部に残ってはいるものの下火である感じは否めない。風俗街は駅の西口、東口どちらにもあるが、特にお勧めしたいのが西口にある某女子アナと某野球選手が不倫の火遊びに興じた事が報道されるやすっかり連日満員御礼となったらしいラブホテル「WEST」である。ホテルの中ではこんな会話が繰り広げられているのだろう。「五反田に何しに来たんだ」「オマエモナー」。一方で駅北側の池田山は猥雑さとは無縁の高級住宅街。

武蔵小山
品川区小山にある、全長800メートルを誇る首都圏のアーケードつき商店街としては最長の「武蔵小山商店街」が有名。駅を降りるとすぐに見つかる。その割にいたって普通の商店街っぽいですが。東急目黒線に乗って行こう。

戸越銀座
総延長1.6キロメートルを誇る東京最長の商店街。雰囲気はいたって下町全開。東京広しと言えども総延長2.6キロメートルの大阪の天神橋筋商店街にサシで対抗できるのはここしかないが、武蔵小山商店街を足しても距離では天神橋筋にはかなわない。どや!大阪の大勝利やで!

白金台・目黒・五反田DEEP案内マップ

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「セレブタウン」だと噂を聞いて白金の町中を歩き回ったものの、町工場やバラックやドブ川やらが密集する超下町ばかりでどこがシロガネーゼやねん!とツッコミも入れたくなってしまうが、そもそも白金エリアで高級住宅街となっているのは丘陵地帯になっている坂の上側、住所で言うと白金2・4・6丁目と白金台の部分のみである。

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散々下町歩きをしてきたので、そろそろ別世界へ飛んでみるかということで外苑西通りに沿ったやや上り坂の美しい並木道を進んでいく。ここいらから道を通る車やら通行人やらが全く別の民族に変わってしまうのだ。変化が極端すぎる。

この外苑西通り、別名「プラチナ通り」などと呼ばれているらしい。白金がプラチナだからということでそういう名称を誰かがつけたようだ。

引き続き「港区白金」の下町っぷりを余す所なくお届けしようと思う。白金高輪駅から四の橋商店街や町工場の数々、それにコンクリートドブ川・古川を一巡してきた後、北里通りに出てきて西に進む。

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ひからびたような古い商店が並び歩道も車道も狭い北里通り。まるで地方の田舎町のような風景だが、ここも白金なのである。白金高輪駅と恵比寿駅の間を通り、さらに北里病院があるため、バスがひっきりなしに通るので「バス通り」とも呼ばれる。

シロガネーゼという浮ついた言葉に代表されるように成り上がりセレブタウンの一角として存在感を増してきた「白金」の町が実はその半分が町工場と低層バラックのド下町だという衝撃を受けて、下町大好きな東京DEEP案内取材班がやってまいりました。

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とはいえ今の日本の景気からすると他の地域の町工場と同様、このへんの工場もなんだか元気がないような気がしなくもない。白金の低層地に点在する町工場が殆どが中小零細の工場である。

芝浦に本社を構える「東芝」しかり、東京都港区が実は日本の近代製造業発祥の地だったということはこうして歴史を紐解かない限りなかなか窺い知る事のできない出来事だ。

麻布十番、高輪と港区の所謂「セレブタウン」扱いされる街をぶらぶら歩いてみたが、次は白金に行こうと言う事になった。

白金と言えば高級住宅街としてテレビや雑誌でも散々持て囃された事もある街で、白金に住んでいるマダムはシロガネーゼだの、プラチナタウンだの、何やら住んでいるだけでステータスになれるような勢いである。

しかしそんなメディア主導のイメージばかりで語られる白金は実は超がつくほどのド下町であるというタレコミが来た。白金の地名は港区白金・白金台に跨るが、そのうち白金の大部分は古川沿いに昔ながらの低層住宅が並ぶ古い下町であるという話だ。

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