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恵比寿・広尾・麻布アーカイブ zone_yebisu

恵比寿・広尾・麻布周辺

恵比寿
元はビール工場の貨物駅でしかなくしなびた下町だったが、ビール工場が移転した跡地に「恵比寿ガーデンプレイス」が出来た途端に急にオシャレスポット扱いされるようになった歴史がある。恵比寿駅に降り立つと照明にはヱビスビールの看板、そして発車メロディがヱビスビールのCMソングでお馴染みの映画「第三の男」のテーマだったりして、いかにもビールの街だということが分かる。ガーデンプレイスは夜ともなるとテラス席にお上品なビアガーデンが出たりして、ちょっと上質なオフィス街を気取っているが、駅前には「えびすストアー」といった闇市の風情を残す一画もあるなどして油断ならない。そもそも恵比寿という地名自体もヱビスビールから来ているのだ。

代官山
渋谷に隣接するファッションタウンであり、いわゆる「渋谷のオシャレなセレブ」のステータスシンボル。よくわからんが高級マンションがぎっしり詰まってるイメージ。東急東横線で渋谷からひと駅。

中目黒
渋谷から東横線で多摩川を越えるまで延々と続く東横セレブゾーンだが、中目黒においても芸能人が好んで住んでいたりするなど基本的にはオシャレタウンだ。東急東横線に加えて地下鉄日比谷線の終着駅でもある中目黒の駅前は少し雑然としているが、周辺はすこぶる高級住宅地。予約しないと入れない一杯3000円のラーメン店など、セレブゾーンでしかありえない営業形態を取る店もある。春には目黒川の桜並木が有名。

広尾
恵比寿と六本木の間、渋谷区と港区の境界付近にある、やはりセレブゾーン。広尾のステータスシンボル「広尾ガーデンヒルズ」はもとより高級マンションが林立する界隈には世界各国の大使館がひしめいており、大使館勤めの外国人のためだろうか、外国人向け高級スーパー「ナショナル麻布」があったりするのが特徴。隣接する自然環境豊かな「有栖川宮記念公園」の敷地内には東京を代表する大図書館「東京都立中央図書館」もあり、歩いているだけでなんだかおハイソな気分にさせてくれる街だ。

麻布十番
もともとは鉄道駅も通ってなかった陸の孤島的繁華街だった「大人の隠れ家的タウン」だが、地下鉄の開業と隣接する六本木ヒルズの開発でたちまち注目を浴びた結果、地元最大の祭り「麻布十番納涼祭り」がなんちゃってセレブとDQNの大集合でゴミとゲロと糞に塗れて毎年後片付けに往生こいているという憂き目に遭っている。元は窪地に作られた下町で、台風が来ると度々商店街が水没するという。下町風情が残る麻布十番温泉は潰れて解体されてしまったものの、現在も当時の風情を残すオンボロ家屋がまだまだ奥地に眠っている。韓国大使館の最寄り駅でもあるので何気に韓国系の店も多い。

恵比寿・広尾・麻布DEEP案内マップ

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六本木ヒルズが間近にそびえる港区元麻布。根っからの高級住宅街として知られるエリアで、それ以外のイメージが浮かんでこないような場所だが、そんな街の一角に「がま池」というなんとも鈍くさい名前の池が存在していて、その近くにオンボロバラックが建ち並ぶ奇妙な一角があるという話を聞いて、ぜひ見に行きたいと思っていた。

地下鉄麻布十番駅から商店街を横切って、元麻布ヒルズや中国大使館がある路地へ抜ける。途中、丘の上にそびえる六本木ヒルズ森タワーなどの超高層ビル群を横目に、何の変哲もない路地を南に下ると、途端に雰囲気が変わる。

ふとニュースを見ると、毎年8月に麻布十番商店街一帯で行われる「麻布十番納涼祭り」がドエライ事態になっているという話を耳にした。

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先に伝えた通り、江戸時代からの歴史が続く下町・麻布十番において、あくまで地元住人によるローカルなお祭りがひっそり続けられてきただけなのだが、それが近年、セレブタウンとしてこのエリアが脚光を浴びるにしたがってそこらじゅうからお祭り騒ぎに乗じるDQNが殺到して大荒れになってしまうという話だ。

マナーのなっていないDQN客が商店街にゴミやらゲロやらウンコまで撒き散らして帰る事態となっているそうで、しまいには地元民や商店街も「アホは麻布十番祭りに来るな」「雑誌で麻布十番祭りを紹介するな」などとキレてしまい、祭りの日の朝には商店街一同が全力にDQN対策に乗り出しあの手この手の策を講じているという(→本日開催の麻布十番祭り「アホはこないでください」

そんな香ばしい噂を聞きつけて、再び麻布十番商店街の様子を見に来たのだった。

「セレブタウン」とやらで成り上がりDQNに大人気のエリア、六本木ヒルズを眼前にひかえる麻布十番界隈を引き続き散策し続けるとしよう。
麻布十番商店街を外れ、元麻布方面に行こうとするとまたしても急坂を通っていかなければならない。

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元から起伏の激しい土地であったという理由もあるが、麻布界隈に存在する坂に名づけられた名前には「暗闇坂」という曰くありげなネーミングのものもある。かつては樹木が覆い茂り名前の通り真っ暗闇で見通しの悪い急坂だったと言われる。

東京DEEP案内で扱っている街ネタについて知人とディスカッションしていた中で指摘された事がある。

「逢阪さん、六本木とか麻布十番とかあのへんも結構ヤバイけど、全然やってないですよね。もしかしてセレブタウンはお嫌いですか?
...いや、そういうわけではないが(笑)

どうしても貧民街にばかり目が行く我が取材班のDEEPアンテナは所謂セレブタウンと言われる地域をあまり掘り下げて探検していない。

いや、セレブタウンだからこそ見られる痛い風景もあるし、六本木とか麻布十番は歴史のある街だから、今のような成り上がりセレブが増える以前からある変なバラック民家もあちこちに残っているし...そういう会話をした後に、一度麻布十番あたりをうろついてみようかという話になった。

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地下鉄南北線麻布十番駅で降りる。南北線は旧営団である東京メトロの路線の中でも8番目に出来た新しい路線で、どの駅も綺麗で地下が深すぎるので駅から降りて地上に上がるまでがとても面倒である。

天下の成り上がりセレブ帝国「六本木ヒルズ」に隣接するという土地の特性から、元はド下町だったはずの麻布十番もいつのまにかセレブタウン扱いされてしまったという歴史がある。

地下鉄駅の構内でも、足立区あたりではまず見かけないであろう、セレブスイーツ(笑)向けのリラクゼーション施設の広告があるなど、早くも別世界ぶりを見せ付ける。

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わかりやすく一枚の図にしました。

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