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懸垂式モノレールが走る微妙な大都会!政令指定都市「千葉市」を歩く 

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千葉市の中心市街地に近いのは、千葉駅よりもどちらかというと千葉中央駅周辺にあたる。もう少しこの周辺の繁華街を探索していこう。

ちなみに千葉中央駅からは、さらに京成千原線が郊外のおゆみ野ちはら台といった辺境の微妙なニュータウンを結んでいる。バブル崩壊でニュータウン造成に失敗し前身の三セク系鉄道会社が破綻しているという、これまた微妙な路線だったりする。

千葉県はこうした開発失敗系ニュータウンの宝庫であり、当の千葉に住んでいる人でも誰も知らない人類未踏の地がまだまだ残っているのだ。

千葉駅寄りの富士見町付近は歓楽街的性質が強い。居酒屋に紛れてキャバクラがあったりと総じて砕け気味な街並みだ。そして当然昼間は人通りも少ない。

千葉街道の終端となる国道14号を軸に、3~400メートル四方の土地が繁華街と呼べるレベルの場所で、北半分は朝鮮の植民地「栄町」、後は住宅地か官庁街である。千葉市の中心地は意外に狭いのだ。

それに、よく見れば韓国系の焼肉屋などがやたら多い事に気がつく。コリアタウンは栄町だけかと思っていたらそんな事はないのだ。

他を見れば、何気にフィリピンパブなどの外国人系店舗も多い。埼玉で言う所の西川口や蕨のような猥雑さを垣間見せる千葉駅周辺の歓楽街だが、建物が比較的大きな雑居ビルばかりで全体的に街並みが味気ない。

さらにキャバクラや風俗店などの無料案内所も見事な真っピンクで存在感を示している。千葉の街にはこういう娯楽しかないのか。ちなみに店の表には千葉の地域密着型ナイトワーク求人誌の紙面が貼られている。

その他、コアな客層しか居なさそうな個室ビデオ店などが目に付くのみ。県庁所在地の繁華街にしては酷いDQN仕様だ。殺伐とし過ぎて泣けてくるので、今度は千葉中央駅から南側一帯に移動する。

しかし、こっちはこっちで廃墟同然のような姿を晒す寂しい雑居ビル群が突っ立っているだけで、別の意味で哀愁感が漂ってくる。ここは県庁街にも近い本千葉町にあたる。

本千葉町という地名は、千葉の本来の中心地だった亥鼻城(千葉城)の城下町がこの周辺だった事に由来しているのだろうか。駅名になっているJRの本千葉駅はここからもう少し南に寄った所にある。

駅から近いにも関わらず、産婦人科の廃墟建築がそのまんま残っているというのもある意味凄い。しかし完全な廃墟かと言えばそんな事はなく、1階部分が所有者のガレージになっている。

コンクリートの地肌が剥き出しになった元産婦人科の建物は見た目にもかなり昔に建てられたものだろう。壁にはお化けの姿が映し出されている…のではなく、ただの落書きだ。

やはり千葉の中心市街地は全体的にどこか寂れた空気が漂っている。やはり殺伐感が抜けきれない街の雰囲気に、心が沈んでしまいそうになるのだ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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