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日本中のセレブが憧れる超高級住宅地ブランドタウン「田園調布」が実際どんな所なのか歩いてみた 

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日本一のセレブタウンの座を譲らぬブランド住宅地「田園調布」には様々な有名人が暮らしている。その事はよく知られているが、現在の日本国首相である鳩山由紀夫夫妻が豪邸を構えている事も有名だ。

鳩山邸をはじめとした有名人の豪邸を遠目に眺めるべく、我々は再度田園調布を訪れた。

相変わらず澄ました表情を見せる高級住宅街、東急東横線田園調布駅を降りると、ゴミひとつ落ちていない「民度の高い」駅前風景が広がっている。主な店舗群は駅改札階の上のショッピングセンターに押し込められていて、一切無駄な景観がない。

田園調布駅を中心にする「東急スクエア・ガーデンサイト」が田園調布住民の買い物拠点となっている。見れば分かるが俗っぽい店が一切存在しない反面、隣の自由ヶ丘のようにメディアがチヤホヤ煽るようなギラギラとしたスイーツ物件もない。本物の高級住宅街らしく敷居が高い。

しかも駅前一等地にある金融機関が野村證券なのである。さすがセレブの街は違う。庶民の町ならさしずめ宝くじ売り場かパチンコ屋だが、それが田園調布だと証券会社になってしまう。基本、株式運用は金持ちの趣味だからな。しかし道を誤ると株もただのギャンブルでしかなく元の木阿弥。

そもそも田園調布住民は高級自家用車に乗り回すのがデフォルトであるため、駅の利用者は一般的な郊外の住宅地と見比べてもそれほど多くはない。その代わり目立つのが駅前に集まるタクシーの姿だ。セレブの足は自家用車かタクシーのどちらかなのである。

これでもかと言う程格式の高さをプンプン放っている訳だが、酒と肉臭い下町が大好きな東京DEEP案内取材班がこんな所に住んだら窒息してしまいそうである。

駅改札前の広場から西口方面に抜ける階段を登って反対側へ。

広い田園調布の中で超高級住宅街として最も地価が跳ね上がっているのが駅西口の田園調布三丁目にある、駅を中心に街路が扇状に広がっているエリアだ。やはりここでもタクシーと犬連れマダム率が高い。

超高級エリアの田園調布駅西口に存在するほぼ唯一の飲食店がケンタッキーフライドチキン。ファーストフードの一種でも、ケンタッキーなら何となくハイソな街の景色に溶け込むようだ。

もう一方のウェンディーズバーガーは米国法人に対する親会社ゼンショーの契約未更新により2009年内に閉店。空き店舗となったまま寒々しい姿を晒していた。

ウェンディーズの撤退は関係ないにせよ、とにかく日本も不況の影響だかで最強の高級住宅街である田園調布三丁目にも空き地がポツンと残った区画があったり、コインパーキングに変わった場所まで現れるなどして、時代の波を被っている光景を垣間見る事ができる。

宅地に関して厳しい規制があるゆえ、土地建物の所有者の死亡後に遺産相続する際に、遺族が高額な相続税を避ける為に土地を手放した後に買い手が付かないまま放置される空き地や廃屋が多いそうである。田園調布ならではの住宅事情。

最高級住宅地と見なされる、田園調布三丁目の一角に確かに鳩山由紀夫夫妻の豪邸が建っている。もちろん首相ということもあるので警察官による周辺の警備はかなり厳しい。逆に警察官が多過ぎるのでかえって周辺をうろついていると家の場所が分かってしまう。

首相の豪邸も見れた事だし、少し駅前を外れて扇状の外側の住宅地をうろつく事にした。田園調布三丁目交差点から西側に入る。店らしい店がなかったが、ようやくここで一軒の蕎麦屋が現れる。

日本を代表するお嬢様学校の一つと言われる「田園調布雙葉学園」がある方向に行く。三丁目の扇状の区画ほどではないが、相変わらず高級住宅ばかりが立ち並ぶ街の風景は変わらない。

道すがら見つけた、まるで刑務所の塀のような高い壁に遮られた豪邸は某有名音楽会社社長の総工費40億円とも言われる大邸宅である。こんなのが個人の家だなんてあり得ないですね(笑)

代々政治家の名士や成り上がりセレブが一同に集う街、田園調布でしか見られない異様な光景だ。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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