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日本中のセレブが憧れる超高級住宅地ブランドタウン「田園調布」が実際どんな所なのか歩いてみた 

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田園調布駅前を外れて、日本を代表するお嬢様学校として名高い「田園調布雙葉学園」の方に進んで行く事にした。

高級住宅街・田園調布の外れは、国分寺崖線に沿って多摩川の方へ急坂が続いている。坂の下も住所上では同じ田園調布だが、川沿いの低地にあることから街のグレードも急降下するのが特徴的だ。田園調布の急坂はどれも勾配20%以上のものが多く、坂の前に立つとその極端な地形に驚く事請け合い。目の前に開けるは多摩川を跨いだ先の神奈川県である。

それにしても坂の名前もそのまんま「急坂」なのだ。笑える。他の急坂と間違えないよう「五丁目の急坂」と呼ぶのが正しいようである。下り坂を降りた先の田園調布は全く高級感が抜けきった街並みだ。

再び高級住宅だらけのゾーンが続く。家々が立ち並んでいる一方で道を歩く住民の姿は少ない。みんな外出時は車しか使わないのか。こういう住宅地の近所付き合いというのはどんなものなのだろう。

田園調布雙葉学園方面に通じる別の急坂を降りて行く。やはりここも20%を超える急勾配だ。これだけ急坂だらけだと生活に支障を来たしそう。時折自転車を押して歩く住民の姿もあるにはあるが、やはりセレブらしく自家用車を使うのが日常的であるようだ。

多摩川沿いとは違ってこちら側は坂道を降りた先も高級感が抜けきっていない。やっぱり目の前に超お嬢様学校があるような土地だからだろうか。

この付近から、純粋な一軒家ではなく集合住宅系の物件が現れ始める。やはり田園調布らしく高級っぽさは残したままで、ひたすらセキュリティが強い居住空間が目立つ。

坂道を降りた先には田園調布雙葉学園の小学校グラウンドが広がっている。幼稚園から高校生までの一貫教育校。まさにお嬢様学校と呼ばれる存在。皇族の皇太子妃雅子殿下を始め著名な出身者が多い。

田園調布雙葉学園のグラウンドを中心に周り三方は登り坂か階段になっている。起伏の多い地形で歩き回るのも大変だ。ことごとく貧乏人には厳しい街だぜ。

グラウンドの周りを囲むように続く路地を進むと突然これまでの高級住宅街とはかけ離れた謎のアパートが現れる。

三階建てだが、各階ごとに統一感のない外壁、バルコニーを支える謎の骨組み…明らかに手作り感満載。一瞬、これは田園調布の沢田マンションなのかと目を疑った。

このアパートをよく見たところ、2つの建物がコンクリートの土台を境に上下に離れているようだ。

下の部分が比較的新しいめなのに大して上の建物はかなり古ぼけている。田園調布住まいでこの建物だったらネタとしては上出来である。しかしこの周辺の住所は世田谷区尾山台だった。

謎のアパートを過ぎるとまたしても急な登り坂が控えている。それを登るとアパートも田園調布雙葉学園の建物もはるかに視線が下に落ちている。

この辺は住所が大田区田園調布から世田谷区玉川田園調布に変わる。ここまで来ると生活圏で言うなら田園調布と九品仏の境目になる。

坂を登り切ると「世田谷区立ぽかぽか広場」というふざけた名前の公園が現れる。もう一息階段を登り辿り着くと、そこでは外国人の子供がかくれんぼをして遊んでいた。やはり場所柄が違うと人種も変わる。

だだっ広い広場は比較的目新しい。玉川浄水場西側一帯を公園と都営住宅に作り替えたものだ。周囲より一回り高い場所にあるため見晴らしが良く開放的な公園である。そしてホームレスが居ないのもやっぱり場所柄。

この公園の北側に環八が東西通りを貫いている。ここからだと最寄り駅は田園調布よりも九品仏駅の方が近い。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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