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【現存せず】埼玉県日高市・怪しい釣り堀「ホテルあそこ&バス釣りあそこ」

秩父山地に程近い埼玉県西部、日高市の農村地帯を車で走っていると突然こんな看板が現れて思わず反応してしまう。

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日高市馬引沢にある「ホテルあそこ」の看板だ。この名前でラブホテルをやってるというあまりの単刀直入っぷりに笑えてしまうが、どうやらバス釣り場まで経営していて、ちょっとしたテーマパークっぽい雰囲気が感じられるので、様子を見に行く事にした。

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場所は圏央道狭山日高インター北西の県道262号沿い。周辺は田畑が広がるだけでなんにもない。ホテルの名前が「あそこ」だからと言うだけでこんな田舎に押しかける我々取材班もよほどの暇人である。まあどうでもいい。

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「ホテルあそこ」に近づくにつれ電柱のデリヘル広告が激しくなってきた。越谷や岩槻あたりも酷いなと思ったがこうした電柱ビラを貼り付ける文化は埼玉県全土に存在しているのだろうか。

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この二つは同じ業者のようだが若い子系と熟女系で店が分かれているタイプのもの。どっちも値段表は変わりないようです。どうやら前にも同じ業者が同じ紙を貼り付けた跡が残っているが剥がされては貼り直し。いたちごっこである。

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ロードサイド沿いに現れたオレンジ色の目立つ看板。これが「ホテルあそこ」の玄関口である。非日常性も色気の欠片も感じられない単刀直入さ。無駄にオシャレぶって回りくどい演出とかはいらないからとっととあそこに(車を)ブチ込んでくれと言わんばかりの無味乾燥さ。

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入口にしっかり料金表もあるので間違いなくラブホだ。休憩2時間で4000円、宿泊が6000円、岩槻インター前みたく競争が激しい訳じゃない田舎だし価格はまあこんなものか。

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しかしまあエントランスがこれですからね。勇気を振り絞らなければなかなか入ろうという気にはなれない。人目を避けてこっそり来るにはいいのかも知れないがな。

今回日帰りの予定で来たのでホテル部分への進入はやめておいた。また次回気が向いた時に「あそこ」に突っ込んでみる。

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近くの田んぼからホテルあそこの敷地を見るとこんな感じの郊外型モーテル風味の部屋が並んでいた。普通の家みたいな屋根瓦が見えます。案の定色気は皆無…しかし宗教施設のようにも見えなくないな。

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せっかくなので「バス釣り場あそこ」にもお邪魔してみた。看板には「こい釣り」と書かれているように昔は鯉が泳いでいたらしいが今ではバス釣り場となっている。それにしても怪しさ満点の看板がそそられる。

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件のホテルから少し離れた脇道から入っていく為に、バス釣り場は完全に施設が別個のものとなっている。なぜラブホテルとバス釣りの兼業なのか。不思議である。未舗装の怪しい細道を進むとその突き当たりが釣り堀。

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受付の前にはなぜか猫が二匹。ここから先は入場料を払わないと中に入れない。釣り堀は2箇所あってバスの他、マスなどが釣れるらしい。1時間500円、半日利用で2000円、一日利用で4000円である。貸竿もやっておらず全て持ち込む必要がある。

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バス釣りマニアの間では知る人ぞ知る穴場的スポットらしく、こんな辺鄙で怪しい釣り堀にも数台程の車と釣り客が居て意外な印象だった。釣り堀越しに見えるラブホの建物を眺めながら自慢の竿をおっ立てて獲物を狙おう。

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何ともやる気のなさそうな管理人の居る事務所の小屋にはこれまたやる気のなさそうな字で九時五時終了の旨が書かれていた。まあ田舎だししょうがない。バス釣りの釣果はいかほどにせよ終わった後はホテルあそこで自慢の竿を(以下自粛)

<追記>「ホテルあそこ」は既に廃業している模様です。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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