西暦666年ごろ、古代朝鮮「高句麗」の滅亡で王族や民が半島から日本にこの地に逃れてきて作り上げられたと言い伝えられ今に至る埼玉県日高市の「高麗郷」。およそ1300年前からの歴史を持つという町の中心的存在であり、高句麗の王である若光を主祭神とする「高麗神社」を訪れた。
最寄りの駅はJR八高線の高麗川駅から徒歩25分の位置。電車の本数は少ないものの八高線には拝島から中央線が乗り入れ、川越線経由で川越方面からも来れるが、電車と徒歩だと都心から片道1時間半はかかる。
とはいえ地元民でもないのにこんな所までやってくる奴はよほどの朝鮮マニアしか居ないと思われ。
高麗神社の入口付近にも、朝鮮の道祖神「将軍標」が置かれている。
その裏を見ると韓国民団中央本部団長名義で韓日国交正常化40周年うんたらかんたらと書かれたプレートがあった。
高麗神社の由来が書かれた看板。朝鮮にルーツを持つ王族を祀る日本の神社なんて全国探しても殆ど存在しないのではなかろうか。韓国人で神社とくるとキーワード的にはとても穏やかでない事情があるのだが（→詳細）ここ高麗神社に関しては例外事項。
毎年10月19日の例大祭に出される獅子舞は日高市指定民俗文化財であると書かれた看板。神社自体も奈良時代に創建されたと記されている。
この高麗神社はただの田舎の神社ではない。日韓の大物政治家や芸能人が大勢参拝に訪れる奇妙な神社なのだ。戦争を美化する靖国神社はダメだが高麗神社に参拝するのはオッケーニダ！
神社の入口には、高麗神社に参拝した著名人の芳名録が置かれている。しかし尋常ではないのがその芳名録に記された名前の数々。
韓国からやってきた議員や韓国大使の名前がある。
それに加えて、姜尚中氏や柳美里氏など在日コリアン系著名人の名前がずらりと書かれているのにもびっくりスムニダ。あと詳しくは書かないが日本の有名な芸能人の名前もちらほら見かける。やはり芸能界は隠れ在日が多いことを示しているのか。
高麗神社境内の庭を見ると前埼玉県知事の土建屋…いや、土屋義彦氏の名前が記された献木の隣に謎のトーテムポールを発見。
…もう全く何がやりたいのか訳が分かりません。次のページではさらに高麗神社境内の奥に突入して、さらに意味不明な韓流絵馬の数々を目にすることになる。
我々は境内の奥へ入り、「神門」の前までやってきていた。さすがに奈良時代創建ともあって立派な建築物である。
神門に掲げられた額には「高麗神社」と書かれている”高麗”の真ん中に小さく「句」の字が入っている。朝鮮人某の署名までもある。
祭神高麗王若光が祀られる社殿への参拝もそこそこに、高麗神社ならではの香ばしい風景を見ていただきたい。それは全国的にも珍しい日本と朝鮮のハイブリッド的な社殿でも主祭神でもなく「絵馬」である。
予想通りの事態だったがハングルで書かれた絵馬の数がとても多いのが特徴。これが靖国神社だと反日的で過激なハングル絵馬が多く見られる訳であるが、ことさら高麗神社の場合は日韓…いや韓日友好的な絵馬が並ぶ。ちなみに朝鮮的に言うと「韓日」ってかんにちじゃなくて「ハニル」ね。
しかしそれ以上に奇特なのが「ペ・ヨンジュン」の健康やドラマロケの成功を祈願する意味不明な絵馬が大量に掛けられている事だ。日本中のヨン様ファン（ほとんど在日ですが）が高麗神社くんだりまでやってきてヨン様に祈りまくっているわけだ。
これでは祭神の高麗王若光の立場も微妙である。崇拝の対象がどっちやねん！という話である。
同じ埼玉には「らき☆すた」聖地としてオタクが集結する鷲宮神社も存在するが、ヨン様神社はあまりにローカル過ぎて知られていないだろう。
朝鮮に乗っ取られている日本のテレビは「冬ソナ」が大流行した一昔前ならワイドショーあたりで「ヨン様の聖地！」と絶賛しただろうが、ヨン様プッシュがあまりにしつこすぎて視聴者にウザがられていつの間にかトーンダウンしている。
高麗神社にヨン様マニアのババアが集結するようになったきっかけを作ったのが、NHKでも放送されているペ・ヨンジュン主演の韓流ドラマ「太王四神記」である。これがNHKで放送され始めた2007年末からじわじわとヨン様マニアが集まり始め、いつの間にか検索キーワードの候補にまで「高麗神社 ヨン様」と現れる始末。
だが、そういう異常な光景を除けば至って普通の日本の神社なのである。
このギャップが不思議でたまらない。
しかもちゃんと「お伊勢さまにお参りしましょう」なんて書かれているあたり、本当に普通の神社といったところだ。果たして純粋な国粋主義者の右翼さんから見たらこの神社はどう映るのだろう。その答えに少し興味が湧く。
他には高麗神社に隣接して、代々高麗神社の神職を勤める高麗家が住んでいたという「高麗家住宅」もある。江戸時代初期に建造された建築物として貴重な存在で、国指定重要文化財だ。
参考サイト
高麗神社公式HP
オバサマは「ヨン様の聖地」 埼玉の高麗神社を目指す
