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これは生ける廃駅!1991年の旧成田空港駅構内がそのまま残された「東成田駅」

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成田市 東成田

開港当時から成田空港の鉄道の玄関口として来客を出迎えていた巨大な陶板レリーフ。「曲水の宴」と題名にある。1980年5月設置とある。このレリーフが陽の目を見たのも十年少しの間ですか。

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1991年以来、すっかり空港の玄関口としての役割を新しい成田空港駅に譲った旧成田空港駅。広い駅構内の半分以上のスペースがフェンスで区切られてしまい出入りが出来ないようになっている。

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フェンス越しに見える1991年当時から時を止めたままの駅構内の一部。広告や案内看板の類は四半世紀近く放置プレイをかまされたままだ。「上野 西馬込方面 3,4番線のりば」とか書かれているのは、昔と大して変わりませんかね。

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廃業したままフェンスの向こうに追いやられてしまったかつての喫茶店の残骸とか虚しくなるような代物がそこかしこにある。四半世紀前に成田空港から飛び立った方々の記憶の底にもしかしたら残っているかも知れない情景。

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役目を果たし放置されている駅の有人窓口は緑色の掲示板が横倒しに置かれ塞がれている。「京成ライン」「興真ゴールデン牛乳」の文字が見られる。

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で、この旧成田空港駅は開業時に計画されていた成田新幹線の存在により、空港ターミナル(第一ターミナルビル)とは直結しておらず、利用者はこの駅から有料の送迎バスに乗るか、この案内図の通りに徒歩15分掛けて歩かなければならなかった。この道順は現在東成田駅に名称が変わって以後も当時とは全く変わってないそうで、不便すぎだろこれ…

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現在も東成田駅を降りて成田空港ターミナルに徒歩で行く事もできるが、このルートを使って行くメリットもてんで無さそうなので、昼間にも関わらずほぼ無人状態。たまに人が来たかと思ったら大抵警備中の警察官である。 今も過激派によるテロ対策で神経を尖らせているのだ。ご苦労様です。

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駅構内から階段を上がり地上へ。東成田駅の駅名表示板だけが真新しいが、他は20年以上前の古い設備がそのまま。

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さあ、ここから空港まで歩きますか!というテンションにも全くならない、閑散とした佇まい。

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ひとまず逆方向に出ると「新東京国際空港 第4ゲート」の表記がある建物を発見。新東京国際空港というかつての名称も、2004年に成田空港の民営化が行われた後、現在では無くなったものだ。

成田市 東成田

保安ゲートの入口らしくこのような注意書きが貼りだされていたりしてピリピリした雰囲気だが、第4ゲートは現在使われておらず、やはり無人状態になっている。

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ちなみに、東成田駅から空港第一ターミナルに徒歩で向かう場合は、別の出口から稼働中の「第5ゲート」を介して行く事になる。このゲートは現在も検問を実施中で、他の保安ゲート同様、係員の指示に従ってパスポート提示等のチェックを受ける必要がある。

ところで、1991年に開業した新しい成田空港駅というのは、結局計画段階でポシャった成田新幹線の用地を在来線に転用して作られたものだった。こんな所まで随分グダグダな展開だな…

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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