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【廃業】湘南のセレブタウン葉山町の森の中にバラック小屋!湘南の廃墟系秘湯「星山温泉」でひとっ風呂

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三浦郡 葉山町

「昔はアスレチックなんかもやっていたんですよ。でもブームが去ってお客が来なくなって、でも平成元(1989)年に井戸を掘ったら偶然温泉が出てきて、今でも温泉だけは続けてます」などと言ってました。現オーナーの父親にあたる先代オーナーが1970~80年代のフィールドアスレチックブームに乗じてスポーツランドを作ったのが最初。しかしバブル終焉期にブームの終息を見越して温泉を掘り当て、以後温泉が本業、という流れらしい。

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そしてここではオーナー自らが薪を掻き集めて手作業で沸かしている。脇に集められた大量の廃材が尚更廃墟感を増している。まあ、昔ながらの古い銭湯スタイルであるが、何十人も一度に入るような街の銭湯とは違い、決して客1人500円で釣り合う商売ではなさそうに思う。

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昔はボイラーで沸かしていた浴室もあったらしいのだが、ボイラーが壊れてしまったので現在は薪で沸かすタイプの浴室が1つしかない。利用中は貸し切り状態となり、つまり先客がいたらその人が出るまで待たないといけない。このバラック小屋にしか見えない粗末な建物が浴室!ワイルド過ぎる!

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星山温泉の源泉は16度しかなく、そのままだと水風呂状態なので、浴槽の下あたりに外から薪をくべるスペースが用意されている。オーナーが手作業で薪を燃やし続けて湯を沸かす仕組み。ところで温泉の基準には「25度以上もしくは規定の成分が一定量以上含まれている」というのがあり、成分が満たされなければ「冷鉱泉」扱いなのだが、星山温泉の場合はれっきとした「温泉」である。

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で、先客が去ったので我々が入る番になりました。バラック小屋の中にお邪魔します。これは思った以上の昭和な空間。やたら建て付けの悪い木の扉は昭和の貧しさを知らぬひ弱な現代人にはコツが分からなければ締められない。ちょっと扉を浮かせてから引くんだよ。「鍵が掛からない」と言った細かい点が気になる神経質な人はまあ無理ですね。

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むしろ現代のセレブリゾート地域湘南葉山のデフォルトイメージとは大きく脱線して地元の綺麗好きな、語尾がリアルで「ざーます」な金持ちマダムではとても無理そうな佇まい。脱衣場だってこれですからね。まあそもそも、ここに来る前の凸凹道で脱落しそうな勢いですが…

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そしてお楽しみの浴室はこれ!なんという人ん家っぷり&DIYっぷり。謎めいた時計台と湘南から眺めた富士山と思しき絵がアクセントになっている。ちょっと広いめの内風呂って感じで、家族風呂的な利用の仕方も無理なくできる。1人500円で貸し切りとは贅沢な…何度も言うけど、ここ「湘南」ですよ?

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浴槽は古い民家に行くとよくあるステンレス製。この下から直接薪で温めているので、そのまま入ると火傷する程熱い。なので目の前の蛇口から16度の源泉をひねり出して温度調整を行う必要がある。紛れも無い源泉掛け流し。表面に浮いた温泉成分、そしてやたらぬるっとした肌触りが本物の証だ。

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昔は温泉の他にも休憩室とかも色々あったらしく、常連客が昔使ってました的なコップとかが入った食器棚もあるんだけど、自然崩壊してボロボロになってしまっていた。浴室部分を除けば完全に廃墟である。

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故人となった先代のご主人がともかくDIY好きで何でも作っちゃう人だったそうなので、これらの付帯設備もその当時にこしらえられたものだろうな。台所っぽいスペースもあったんだけど、ここも現在は使われていない。

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温泉と廃墟探検が同時に楽しめる場所というのもそうそうありません。しかも東京から片道1時間で来られる葉山町で…

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