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東京の外れ、京浜工業地帯貧民文化圏の下町繁華街「蒲田」を歩く

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蒲田の街で最も繁華街となっているのが駅東口。こちら側は京急蒲田駅に挟まれたエリアでもあり、西口と比べても栄えている。こちらも西口同様、立派で綺麗な駅ビルにカモフラージュされて面食らうのだが、一歩駅から降りるとどこかしらタバコ臭い。

駅のロータリーから一歩路地に入ると狭苦しく猥雑な繁華街へと突入する。サラ金パチンコで汚染されまくっているのは貧民街の証。

繁華街の猥雑さは西口とは比べ物にならない。大陸系マッサージあり個室ビデオあり、焼肉屋、中華料理屋…店の揃い方がアウトロータウンだという事を物語っている。東京というよりもむしろここは川崎文化圏。

その奥には、ちょっと日本の風景ではなさそうな、ヤバげな呑み屋街が現れる。歩いている人もどこかカタギじゃない人が見える。

店の屋号も日本人のセンスではまず考えられないネーミングで笑えます。「鐘」と書いてベルと読ませるか普通?

やはりブルーカラーの街「大田区」の中だけあって昼間は人通りが少ない。みんな仕事で出払っているからだろう。たまにすれ違うのも老人とホームレスだ。

しかしそこかしこに垣間見える蒲田クオリティは侮れない。住宅地との境目にまでふしだらでいかがわしい店が。「人妻交際倶楽部」だと…

蒲田の駅の北側を流れる、コンクリート護岸の味気ない「呑川」の前に立つ。まるでここが黒湯なのかと思うくらい真っ黒に濁った川だ。

蒲田のネタと言えばいつも治安の話になるようで、ネット上では蒲田で女の一人暮らしは大丈夫なのかといった書き込みもみられるが(→詳細)、それなら「蒲田で女一人暮らし」をモチーフにした「やわらかい生活」はどうなるのだという話(笑)あまり過敏になりすぎるのも考えものだ。

ヤクザが多いだの不法就労外国人が多いだのホームレスが多いだの、悪評の絶たない蒲田だが、この街にも自慢できるものがある。「黒湯」と言われる天然温泉だ。黒湯の色は、昔海だったこの界隈で地下深くに沈む海草植物の化石の成分であるという。

JR蒲田駅東口にも近い「ゆーシティー蒲田」では銭湯価格で濃厚な黒湯に漬かることができる。5センチ先が見えない程の濃厚な黒。正確には、黒というよりも珈琲色だが。

先日入浴してみたのだが、背中に立派な紋々をおつけになられた893なおじさまも気持ちよさげでした。やっぱり大田区ってアウトローが多いのか。

その近くには 全国理容競技大会の元日本チャンピオンというただならぬマスターのいる理容室がある。多くの弟子を抱える、カリスマ理容師だそうだ。本まで出していて、いちいち販売部数までカウントしているほどのアツさだ。「夢への階段」は5万部を超えているそうですw

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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