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【川崎市】外国人も押し寄せる天下の奇祭!川崎大師・金山神社「かなまら祭り」(2010年)

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金山神社とたのしい男根の仲間たち

変な土産物やエロエロ外国人女性ばかりにうつつを抜かすのがかなまら祭の醍醐味ではない。御神体が祀られている金山神社にもきちんとお参りしておこう。若宮八幡宮の境内社である金山神社の本殿は、若宮八幡宮の本殿の左隣に置かれている。その手前には存在感たっぷりな絵馬殿が控えているので、まずはそちらを一通り見て行こう。

絵馬殿の中央の床にこれ見よがしに置かれている巨大な男根つきの金床は金山神社のシンボル。鍛冶の神であると同時に性神として崇められる御神体を表しているのだ。

絵馬殿に掲げられている絵馬の数々も、よく見ればリアルな松茸マーク。その多くは子宝安産祈願の絵馬になっている。

しかし中には意味不明なエロ絵馬も多数掛かっていて、人類は皆スケベなのであることを再認識させられるのだ。絵馬ヲチマニアにはそこそこ楽しめる脱力空間だ。

屋根裏にもびっしりと猥褻なイラストが描かれた絵馬が飾られているのが非常にリアルだ。境内附属の幼稚園に通う児童も、日常的にこういうものを見ているのだろうか。凄く逞しい子に育ちそうである。

絵馬殿の上側にも木彫りの男根が奉納されており情緒を誘う。元は江戸時代の川崎宿に居た飯盛女達の信仰を集めていた神社だが、現在も川崎には堀之内や南町といったこれ見よがしなソープランド街が存在しており、そうした場所で働く女性一同の信仰が続いているのだ。

絵馬殿の内側にはかなまら講による祈願の言葉が記されている。それは性の営みについての戒めの言葉だ。

「性は男女の真の愛から発るものにして快楽を求めることからは為さざること」

文末に書かれた昭和62年の日付は、ちょうど日本においてもエイズという病が一般社会に認知されだした頃だ。

日本の神社ではわりとメジャーな「見ざる言わざる聞かざる」の三猿も、金山神社では五匹の猿「護猿」となる。増えたもう二匹の猿はそれぞれ股倉とケツの穴を塞いでいるのが見える。つまり無用な性交渉はするなという意味だ。

さらに屋根裏に描かれた七福神もといマラ福神のイラストのリアルさがステキ過ぎる。

かなまら祭の日には表玄関が開かれる本殿の内部は土間が広がっている。鍛冶の神らしく鍛冶場となっていて、本殿中央では炎が猛々しく上がっている。かなりユニークな神社である。

本殿上部に掲げられた金山神社のシンボルマークは鎌・剣・鍵を象ったもの。鍛冶の神を祀る金山神社は川崎の他、三種の神器の一つ草薙剣を祀る熱田神宮のある名古屋市熱田区、金物が地場産業である新潟県三条市や燕市など、全国各所に点在する。

金山神社は数あれど、川崎の金山神社はもっぱら性神として崇められているのが目立っている。このチ◯コ率の高さは愛知県の田縣神社とタメを張れる。

巨根の根元に括りつけられた絵馬の数の多さが金山神社を訪れる参拝者の信仰心の強さを物語っている。

若宮八幡宮の境内社には金山神社だけではなく藤森稲荷神社、厳島神社、大鷲神社が祀られている。狭いながらもバラエティは豊富だ。

他にも「大師河原酒合戦350年記念碑」が置かれていて、約350年前に現在の川崎大師地区の元となる大師河原の開拓を行った地元の名士が酒の強さを競う為に三日三晩飲み明かしたと言われている。川崎大師の境内で毎年10月の第三日曜日に行われる「水鳥祭」にその名残りを留めている。

大根が男根になっちゃった!「大根削り」

かなまら祭のメインイベントである神輿行列が始まる1時間前になると若宮八幡宮境内はまともに歩くのも難しい程参拝者でごった返す。
若宮八幡宮本殿前の舞台で子供が太鼓を鳴らし始めたらいよいよ「本番」が近づいてくる合図である。にわかに境内も騒がしくなってきた。

それでも神輿行列までまだ時間があるので、木彫りの巨大チ◯コにでも跨って時間を潰そう。大小2つどちらに跨っても良い。貴女の好きな方を選んでね。

しかし時間が経つに連れて人だかりが増えてくるとチ◯コ跨ぎ会場はたちまちエロオヤジ達の記念撮影ゾーンに変わる。巨根の上に跨る女性のあられもない姿を見逃すまいと必死のオヤジ達の手には立派な一眼レフカメラが握られている。

みんな正面から必死に撮っているが、こうして後ろ側から撮るのも乙なものである。かなまら祭のスタッフのオヤジも「後ろから見たらケツがたまんないよ」と女子に遠慮がない。セクハラとかそんなレベルを超越しているがこの日ばかりは無礼講だ。

こんなノリで終始撮影会が繰り広げられるカオスな光景がかなまら祭の醍醐味。日本人も外人も肌の色の言葉も関係ない。巨大チ◯コの元に世界も民族も一つになる素敵な祭り。

One World, One People, One Penis!!

しかしそんな所に何だか場違いな女装子が一人紛れ込んでいて笑えるのだが、この人は毎年かなまら祭に登場する名物的存在。ただの女装じゃなく猫耳と猫手袋まで装備している所が一味違う。よく見ると背中には交通誘導警備員の誘導灯まで…

猫耳女装子、一通りふざけ回った後は神社の前の道路に躍り出て交通誘導警備員に早変わり!

参拝客で混雑する若宮八幡宮前の道路に立ち、みんなの安全を守るヒロインとして活躍しまくるのである。

続いて境内の広場で行われるのは「大根削り」イベントだ。かなまら祭の関係者や参拝客の一部も参加して大根や人参を包丁で一斉に削り出すのだ。

見る見るうちにに完成するのは大根で作られたチ◯コの数々。別に料理を作る訳じゃなかったのね。さすがに祭関係者のオヤジ一同は手馴れたものでさっさとイチモツを作り上げて「どうだ俺の巨根は!まいったか」と言わんばかりの顔をしている。

大根が男根になったんですね。わかります。

若宮八幡宮本殿前では小さな女の子が出てきて巫女舞を始めた。この後に神輿行列がスタートするということで境内は身動きも取れない程に人だらけ。屋外なのに酸素不足になりそうだ。

かなまら祭の真打ち、神輿行列を前にチ◯コマニアもロリコンオヤジも一斉に集まる。幼女一同は終始困惑した様子で淡々と巫女舞を披露する。いよいよ「本番」を前に神社境内の空気も張り詰めた空気が漂っている。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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