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【柏市】チバラギ民の溜まり場!千葉の渋谷らしい街・常磐線「柏」駅前の商店街を歩く(2010年)

日本初のペデストリアンデッキがある柏駅東口を降りて、千葉県唯一の全蓋式アーケードを持つ商店街「柏二番街」を過ぎた先にも繁華街が続いている。

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千葉の渋谷などと呼ばれる通り、道行く人々は学生だったり、はたまたヤンキー風の中高生だったりと、どこかしら青臭さを感じる繁華街。しかしそのまま突き当たりまで行くと意味不明な光景に出くわしてしまう。

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突き当たりに建つビルの2階から、ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース人形が街行く人々を監視するかのごとく立っているのだ。しかも3人も。これは一体どういう事なのだろう。

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ここにカーネルおじさんが居るという事はもちろん近くにケンタッキーフライドチキンの店舗があるからなのだが、店の案内もなく、ただ3人のカーネルサンダースが立っているだけ。怪しい…

元々は使わなくなったカーネル人形のお古を飾っていて、以前は2人しか居なかったそうだが、いつの間にか3兄弟になったそうだ。つまり店にある奴を入れると4人居る事になる。

柏の珍風景としてはメジャーになってしまっている。こいつらならきっと道頓堀のカーネル人形とガチでやりあえそうだ。

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カーネルサンダースが並んで微笑む気味の悪いビルの隣は柏の地元老舗スーパー伊勢角の店舗がある。問題のケンタッキーフライドチキンは逆方向。

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古い雑居ビルが建つ1階部分には若い女の子向けな古着屋があったりして、それなりにファッションの街なんだなあと思いながら華麗にスルー。しかしその先にはリンリンハウスがあったりする所がやっぱり常磐線沿線クオリティだなと実感。

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リンリンハウスの手前の路地を左に入ると風景が急に俗っぽくなる。パチンコ屋や個室ビデオ店がひしめく、ちょっと怪しげな場所だ。やっぱり常磐線ってどこの駅前もこんな感じっすね…

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雑居ビルの前には案の定いかにもな佇まいの店舗の看板が立っていた。とはいえあからさまな場所は駅前のここくらいで、あとは柏神社向こうの銀座通り商店会辺りまで行かないとそれらしい光景が見当たらない。

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それよりもむしろ目立つのはケバケバしい黄色と赤のどでかい看板でPRしまくっているレンタルルームの看板。しかしここは漫画喫茶の運営になっている上、コインランドリーやコインシャワー完備で月額表示になっている点で、用途が何だか違う事に気が付く。

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「敷金礼金ゼロ」とまで書かれているのだから明らかにネカフェ難民の長期利用を前提としている、ネットカフェ業界の新手の営業業態である。蒲田とかでこうした店を見かけるが、柏にもあったのだ。まだまだこの手の貧困ビジネス業界は右肩上がり傾向にあるのだろうか。

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そんなギラギラした繁華街のど真ん中で突然銭湯が現れる。旭湯という古い銭湯。すっかり都会ぶってしまった柏駅前の風景に残る昭和の街の佇まい。ロケーション的にはいつ取り壊されてもおかしくないような場所だけにある意味奇跡的である。

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隣の石材店も木が建物をぶち抜いててなかなか面白い。

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柏駅東口から柏駅前通り商店街を真っ直ぐ通り過ぎて行くと、その先が「柏銀座通り」になっている。ここから先は夜の街といった風情の陰気臭い佇まいに変わる。

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そんな柏銀座通り入口の傍らに「柏神社」がある。京都の八坂神社と山形の羽黒神社が合祀された神社だ。歓楽街に囲まれた土地柄、神社でたむろしている人種がどこかしら変だ。

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柏神社の鳥居のそばには巨大な銀杏の木が立つ。周りに緑が全然存在しないぶん結構目立っている。

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そして境内に入るなり早速目に付いたのが、塗装が殆ど剥げかかって文字がかすれてしまった注意書きの看板。柏神社はよほどDQNにたむろされて苦しめられているのだろうか。境内での煙草、飲食を禁止する旨が書かれている。

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だがそんな事もお構いなく神社の境内は地元の不良DQNの溜まり場として昼間っから異様な光景を見せている。これが柏クオリティ。やはり常磐線文化圏は一味違っている。

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現代日本の荒廃ぶりを八百万の神はまさしく目の当たりにしているわけだが、それでも懐広くDQNどもを受け入れる柏神社の存在は数少ない街の良心であるような気がしなくもない。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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