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【住みたい街No.1の裏側】吉祥寺「井の頭池」周辺の怪しい連れ込み旅館群(2010年)

先日泊まった「ホテル井の頭」の強烈さのあまり吉祥寺に対する認識を改めざるを得なくなったDEEP案内取材班。しかし井の頭公園周辺には「連れ込み旅館」とも言える年季が入りまくりの怪しげな旅館やホテルがまだまだ何軒か残っている。

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神田川の源流にあたる井の頭池は昔から有名な景勝地で、上野不忍池、新宿十二社池のように池の周囲に連れ込み宿が立ち並んでいた名残りが続いているものと思われる。

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先程のホテル井の頭の隣にあるのが「旅荘和歌水」。見た目には完全に純和風の作りをした旅館だが、年季の入り方はホテル井の頭と双璧を成している。

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一見すると普通の古びた日本旅館に見えなくもないが、玄関口を隠すように建つ塀、そこに書かれた「御休憩・御宿泊」のご案内を見れば、ここが連れ込み宿であることが容易に窺える。ここも休憩3300円、宿泊5300円より、という料金設定でやたら安い。歌舞伎町や円山町なら倍は取られるだろう。

<追記>「旅荘和歌水」に宿泊した時のレポートをnoteに掲載しています。ご興味のある方はどうぞ

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ここは正面以外にももう一ヶ所お客様入口が用意されていた。ちなみに真隣がちょうどホテル井の頭の壁になっている。

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少し井の頭公園から離れた住宅街にももう一軒「みつ井旅館」の建物がある。普通の民家を少し大きくしたような感じのものでしかなく小さな宿だ。

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ここは入口に御休憩・御宿泊の看板がないものの、玄関は表から見えず隠れてしまっている。ビジネスホテルとして宿泊客を受け入れてはいるが、やはり旅荘和歌水と同様に連れ込み宿として使う客もいる模様。

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さらに「ホテル井の頭」の姉妹店舗として同様に古びた外観を晒している「Kエリザベス」の建物が丸井の裏側に現存している。

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やはり系列店ということもあってくすんだ白亜の宮殿といった建物はホテル井の頭と全く共通している。ホテルの名前にある「K」は吉祥寺の略なのか?まさかクイーンの「Q」のつもりなのか?と思ったら、親会社の頭文字ではないかという説もある(ちなみにホテル井の頭の客室内洗面台の鏡には「橘のサービスチエン」とあった)。結局真相はよく分からない。

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ホテル井の頭と比べると2階建てでかなり小さい建物だが、これはこれで他には真似出来無い独特の外観をしている。

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このホテル、こんな外観でもともと「一休」という名前だったが、諸事情あって今の名前に変えたらしい。

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あと、ホテルや旅館ではないがカップル用レンタルルームも丸井の裏に一店舗だけ存在していた。しかもちょうど真隣が以前訪れた幽霊居酒屋「遊麗」だった。なぜ気付かなかったのだろう。

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レンタルルーム「トム&マリー」は2010年6月末で閉店すると張り紙にあった。やっぱり場所的には井の頭公園と駅を行き来する通行人が多くて目立つし、ここだとやり辛いかもな。しかし世間一般の感覚で言う所のまともなラブホテルは、吉祥寺には殆ど無いというのが意外過ぎてビックリなのである。そういう店を目指すなら、やっぱり新宿とか渋谷なんですかね。

<追記>ここで紹介している連れ込み旅館・ラブホテルの多くは既に廃業して建物が解体されてしまってます。2018年1月現在、現役で営業しているのは「旅荘和歌水」「みつ井旅館」の二軒のみ。


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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