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【西海岸で飲む、いつもの味】意識高い系が集う街!「清澄白河」にいま何が起きているのか

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江東区 清澄白河

その他、築50年の解体寸前だったオンボロ風呂なしアパート兼倉庫をまるごとリノベーション、わざとらしく錆びた波トタン板を外壁全面に貼り付けて「なんちゃってレトロ感」を演出している「fukadaso CAFE」も多くの客が店の前で行列を作っている。なお、二階部分は元アパートの部屋を改装したオシャレなアート系雑貨店で占められている。これが今の「アートとカフェの街」清澄白河なのである。ちなみにこの店も2014年4月オープンと真新しい。

江東区 清澄白河

2015年5月にオープンしたばかりの「日本初のブリオッシュ・コン・ジェラート専門店」とかいう、「ブリジェラ」というお店も、スイーツ大好き女性客で満員御礼。ジェラートを熱い菓子パンで挟んだ新感覚スイーツらしいですね。それは凄いですね。

江東区 清澄白河

さて、聞き慣れない「ブリオッシュ・コン・ジェラート」とやらも実食してみるか。熱い菓子パンと冷たいアイスの融合!うん、これはトレンディな意識高い系スイーツだ!コメダ珈琲のシロノワールと何が違うねんと思いましたが…

江東区 清澄白河

ブルーボトルコーヒーの日本第一号店進出で「コーヒーの街」としてプッシュされまくっている清澄白河だが、ブルーボトルの他にも「アライズコーヒー」という二番人気の店がブルーボトルの店舗の目と鼻の先にありまして、ここも休日には店の前が人だかりで凄い事になってました。ここも焙煎所兼カフェを全面に押し出した、トレンディさが意識高い系新住民達にウケている模様です。

江東区 清澄白河

その先に、真打ちたる「ブルーボトルコーヒー」の店舗が現れる。見よ!店の前にはこれ見よがしな行列中の客の姿が…今年2月の開店当初は2時間~3時間待ちというどこのディズニーランドやねんという状態だったが、今でも休日は30~40分待ちというのが普通らしい。さすがに平日は待ち時間無しになったようですが。それにしても店の前で記念撮影をする客の多さには笑える。さすが「意識高い系の聖地」だ!

江東区 清澄白河

行列のできる休日には店の前で警備員が立って雑踏整理にあたっている姿も見られる。この店舗は元々木材倉庫兼事務所だった建物をリノベーションしたものだそうで、かつて木材集積地だった木場に隣接する事からこの手の建物が多いという理由で、清澄白河に焙煎所を備えた倉庫風の「ロースタリーカフェ」が持ち込まれたという格好になっている。

江東区 清澄白河

ブルーボトルコーヒーの本店がある本場アメリカ西海岸・オークランドの倉庫街と雰囲気がクリソツというのが、どうやら清澄白河進出の理由らしい。店内では若い店員の兄ちゃんが意識高そうにコーヒーをハンドドリップしていたり、出来上がったら客を名前で呼んだりするスタイルが独特ですね。まあ何だかよく分かりませんが「とにかくデザインがいいですね。」

江東区 清澄白河

非常に天井も高く開放的な店内だが、飲食スペースは店の前面と店内にごく僅かしかなく、図体のでかいアメリカ人向けにやたら座面が高くなった座り心地の悪い椅子とロングテーブルが置かれている。やはり客も意識高い系が多いらしく、弄ってるスマホは十中八九iPhoneだったり、英語の本を読んでる若夫婦が居たり、ドヤ顔で店内やコーヒーを記念撮影して速攻で各SNSに拡散しまくるオッサンが居たり、まるで住んでいる世界が違う。

江東区 清澄白河

ブルーボトル清澄白河限定、BAGGUとのコラボレーショントートバッグが5000円で販売されていたりします。これは意識高い系の必須アイテムだ!

江東区 清澄白河

そんな訳で意識高い系コーヒーと呼ばれるブルーボトルコーヒー清澄白河店で頂くカフェラテ・シングルオリジン(620円)とリエージュワッフル(500円)を頂く事にしましょう。これだけで1120円か…高いのは意識だけではなかったようですが、これで「西海岸で飲む、いつもの味」が清澄白河で味わえるのだから、決して高くはないはずだ。さっきからカフェラテの泡の模様がアレに見えてしょうがないんですが…たまたまでしょうか。たまたまですよね。

江東区 清澄白河

今でこそ「アートとカフェの街」とオシャレに持て囃されるようになった清澄白河だが、カフェが雨後の筍の如く乱立しているエリアを見ると元から寺町で、あちこちにお寺と共同墓地が下町風景に紛れているような土地になっている。ちなみに5年前のストリートビューを見れば分かるが、ここで紹介しているオサレカフェの殆どがまだ開業前で、煤けた街並みが広がっている。ここ数年の清澄白河の激変ぶりは凄まじいものがある。

江東区 清澄白河

そのうち清澄白河もこうした寺町と墓地だらけの風景も変わって、ブルーボトルコーヒーがもう一店舗進出している青山あたりのシャレオツゾーンに生まれ変わる可能性も考えられる。今や清澄白河は江東区では豊洲に次ぐ勘違いマダム新住民の憧れの土地となりつつある。その証拠に駅前ではマンションの建設工事も盛んに行われている。

江東区 清澄白河

ブルーボトルコーヒーの登場で注目を浴びるようになったのはいいが、一方ではこんな光景も見かけられた。ブルーボトルコーヒーの店舗から100メートル少々しか離れていない、とある自販機のゴミ箱の前に、こんな張り紙が掲げられていたのだ…

江東区 清澄白河

ブルーボトルコーヒーの持ち帰り客が、店の紙コップをここのゴミ箱に捨てていくらしく、地主がわざわざ張り紙を出してマナーの悪い利用者を諭しているのである。「意識高い系」がゴミ捨てのマナーを指摘されている格好だが、なぜに大阪弁…


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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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