横浜アンダーグラウンドゾーン・日本第三のドヤ街「寿町」を歩く 

横浜市中区

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「オシャレな港町」のイメージを完膚なきまでに粉砕されてしまいそうなドヤ街「横浜寿町」の日常風景。寿町へ一歩足を踏み入れると、そこらじゅうで人が寝転んでいるのがデフォルトです。

寿町エリアの簡易宿泊所は、表に価格表示がされていない所が多い。だいたい建物のグレードにもよるが、2000円程度が相場ではないだろうか。山谷も寿町も西成と比べるとやっぱり首都圏にあるだけで部屋代が高いように思う。

街の至る所にコインランドリーやコインシャワーが置かれている。寿町のドヤには風呂や洗濯機の設備が無かったりする所も多いらしい。ついでに言うと普通の銭湯も人口密度の割にはやけに少ない気がする。

寿町エリアの図。やはり簡易宿泊所と小さな居酒屋・スナックばかりが目に付く。

道を歩いている人も労働者風がメインだが、たまに外国人の親子も歩いていたりする。


気軽にカメラを構えられる雰囲気にないのは言うまでもなく。

路地裏にもびっしりとスナックが並んでいる一方で、労働者のオッサンがやけにたむろしている怪しげな一角を見かけることもある。それらはノミ屋と呼ばれる「私設」の場外馬券売場である。立派な違法行為だが寿町の界隈では至る所道端で普通に行われているので笑える。仕事しろよ神奈川県警。

寿労働センターに隣接する一帯は、まるで闇市のような胡散臭い二階建ての飲み屋ばかりが密集する一画がある。やけに韓国系の店が多いのが気になるが、実はコリアタウンでもあるという意外な側面を持つのが寿町の特徴。

なんでも、戦後米軍の接収が解除された時に真っ先にこの土地にやってきたのが、朝鮮戦争や高度経済成長で財を築き資本力に物を言わせた在日朝鮮人だったそうだ。彼らが寿町のドヤ街の成り立ちを築いたと言える。

当然ながらこの居酒屋密集地の中でも違法賭博のノミ屋が馬券を捌いている姿を見る事ができる。この場所だけはカメラを向けるだけでも超危険。真似しないように。

そういう歴史を背負ってきた街だけあって、西成や山谷とは一味違ったダークさを体感することができる寿町の界隈。人の負の感情は街の歴史に感応して連鎖するのかも知れないが、仇討ちでもしようとしているのかとも思える人探しのビラが貼られて居たりする所がヤバイ。

「この男 極悪非道の男です 見かけたら連絡下さい」


寿労働センターを中心として周辺に居酒屋や中華料理、それに貧民専用スーパーがあるちょっとした商店街を見かける事ができる。ハングルがやけに目立つ上に、スーパーの惣菜コーナーを見てもやはり在日韓国人用にキムチやトッポギなど韓国系食材が豊富に置かれていた。

ドヤ街らしく大量のゴミが山積みされたまま放置されている。ホームレスタウンは徹底したリサイクルが生活の基本。誰かが捨てれば、誰かが拾いに来る。

わざわざこんなおっかない場所に競艇場外船券売場「ボートピア横浜」が建ったのは2007年末の話。5階建てのかなり大きなビルになっている。さすが、場所柄をちゃんと考えてるね。


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