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東京スカイツリーの足元がDEEPタウンでした…「業平橋・押上」界隈を歩く 

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東京スカイツリータウンから北十間川を挟んだすぐ南側を走る浅草通りを中心に、スカイツリー効果によって雨後の筍の如く観光客向けの商店が出来始めている。

この界隈、スカイツリーの建設工事前までは人通りも少なく寂しい感じがしていたはずの場所だったが随分様変わりしている。しかし考えれば浅草からも歩いて来れる近さだしこの先観光化で大化けする可能性がある。

都営浅草線が地下を走る浅草通り沿いの風景を観察していて気づいたのが、とにかく観光客向けのオサレカフェが乱立し始めた事だ。都内随一のハードボイルド地帯墨田区でわずか5年くらい前には想像も付かなかった光景だ。

この界隈で観光客が増え始めたのは建設途中のスカイツリーの高さが東京タワーの333メートルを超えた辺りからだ。現在もこうした店は着々と増えつつあり数年後にはまた全然違う街並みになってるんだろうな。

しまいには表参道か白金台あたりにあっても違和感なさそうな小洒落たカフェまで…スカイツリーが出来るという事はつまりこういう事である。

ちなみにこのカフェが入居しているビル、たった1年半前まではこんなんでしたけど…どう見ても取り壊されるのを待つだけの廃ビルである。

現在カフェの店舗が入居している部分。落書きだらけでハードボイルド具合が半端ない。これが上記写真のようなビフォーアフターとなるのだから凄いよね。スカイツリーの経済効果という名の熱風は街を一変させるという一例と言えよう。

このビルがある隣あたりが「建設中のスカイツリーを最も近くから見れる場所」との事で建設工事の初期から観光客が集まるようになっていたポイントだった。読売新聞江東支局の分室が設置されるなど早くから観光化の兆しがあった場所。現在ここから北十間川に「おしなり橋」が架けられ東京ソラマチの正面玄関に直結している。

観光化が進む押上・業平界隈と言えども浅草通り沿いにはまだまだこんな古ぼけた家屋が建っていたりして見所多いですよ。微妙に家自体が右側に傾いているのだが大丈夫かこれ。

スカイツリータウン(笑)のマスコットキャラクターらしき「おしなりくんの家」も浅草通り沿いにある。押上と業平で「おしなり」ね。ちなみに大阪市西成区には「にしなりくん」というキャラがいますが別に東京の人間にとってはどうでもいいネタですね。

様々なスカイツリーグッズが登場する中でスカイツリー型ワッフルなんぞをプッシュしている店の看板が出ていた。恋人たちのスウィートタワーだなんて書かれていて吹き出しそうになるがこれも押上スイーツ化現象。

んでそのスカイツリー型ワッフルが売られているのはどこかと看板を頼りに行ってみたらこんな昔ながらの木造飲み屋小路の中の小料理屋の店先で出してました(笑)イメチェンしたかったのだろうがこれはシュール過ぎる。逆にウケました。

この飲み屋小路的一角が意外と貫禄があって素敵。墨田区のイメージってやっぱりこれだよな。「赤線玉の井抜けられます」からはちょっと距離があるけど、まあだいたいこんな感じ。

並びにあるお多福という居酒屋の軒先には「仙人鍋」の文字が。一体何が入った鍋なのかこの立地も含めて存在自体がミステリアス。ネット上にも記事はなし。

そしてこの外観で「居酒屋バー うさぎ」ですからね。ハードボイルド墨田区は健在なり。これらの店舗は取り壊されもせず現存。スカイツリーから徒歩1分の別世界。

スカイツリー目前に建つ分譲マンションの玄関には関係者以外立入禁止と手描きされた大きな張り紙が貼られている。観光客のマナーに関してトラブルが多発しているが、こうした住居侵入系から路駐、ポイ捨てに関するものまで、まあ観光地の宿命というものですがね。

そもそもテレビ報道が加熱しだすにつれスカイツリーは田舎DQNホイホイと化したのだ。そう言えば建設中で立入禁止のスカイツリータウンに侵入して逮捕されたドリフ顔負けのバカ兄弟(→詳細)が出てきたり色々香ばしい事件もある。今が旬のスカイツリー周辺を歩いていてテレビカメラ隊に出くわさない訳がない。

スカイツリータウン周辺には当然ながらスカイツリー土産を取り扱う土産物屋も続々増殖しだしている。もはや浅草と並ぶイカニモ観光地に君臨しそうな勢いでグッズも多種多様に増えておりますが…

やはり我々取材班が気になるのはこの「スカイツリーパンツ」。まあ考えて行き着く先はそこだよな。悪びれもしない「まりもっこり」みたいなもんか。どうでもいいがパンツの帯に書かれた「OSHIAGE」の文字が後でジワジワ来る。勝負下着にもならないジョークグッズであるが、この店も残念ながら今はありませんので、悪しからず。

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東京DEEP案内の管理人です。2008年の開設以来、首都圏一都三県の街歩き情報を淡々と記録し続けております。いわゆる日陰者的物件、観光地にもならない場所、ちょっとアレな地域を見物・考察する事を趣味としております。2017年6月15日、単行本「『東京DEEP案内』が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)を発売。
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